悪用厳禁!お花屋さんで普通に買える『毒草』

毒草表紙
毒草表紙

世の中にはその体に人間に対して害を与える”毒草”というものが存在しています。

例えば、麻薬。

モルヒネの原料となる”ケシ”。

近年、医療用を中心に使用許可の議論が盛んな”大麻”など、

参考リンク→:大麻は悪魔の草か?神の恵みか?ヘンプ・リネン・ラミーの違い。

参考リンク→:悪用厳禁!育てて良いケシ、悪いケシ

恐ろしいイメージが付きまとう”毒草”ですが、意外にも、私たちの周りは毒草であふれているんです(*‘ω‘ *)

お花屋さんで買える、身近な毒草

もちろん、法律で禁止されている”ケシ”や”大麻”はお花屋さんで買うことはできません。

しかし、人をも殺せるくらい強い毒を持った植物でも、普通にお花屋さんで購入することができるんです。

もちろん、触っただけで危険があるような植物はないですけど、間違って食べたら命を落とす植物はたくさんありますよ(◎_◎;)

まずは、誤食による事故の多い花屋さんで販売される定番の花から紹介しましょう。

スイセン

毎年、誤食による事故が絶えないのがこの”スイセン”。

花が咲いていれば間違えることはないのだが、花がない葉だけの状態では食用の”ニラ”にそっくり。

そのため間違って食べてしまう事故が毎年発生している。

なんで間違えるかなぁとも思うんだけど、こう見比べてみるとそれも仕方ないのかもしれない。

まあ、”にら”を植えたのか”スイセン”を植えたのかくらい覚えとけ!とも言いたいですが、自分の庭では注意していても、道の駅で”にら”として販売されえいた中にスイセンの葉が紛れ込んでいて食中毒になったという事例もあるから、見分け方は覚えておいたほうがいいかもしれない(゚Д゚;)

見分け方は簡単。においです。

庭はご存知の通り”にら臭い”、スイセンの葉に臭いはありません。ちょっと注意すればすぐわかるハズ。注意しましょう。

イヌサフラン(コルチカム)

参考リンク→:かわいいコルチカムの球根、花の楽しみ方

参考リンク→:世界で最も高価な香辛料「サフラン」を育てよう(^^♪

サフランといえば、世界的にも高価な香辛料として有名ですが、こちらは”イヌサフラン”

”イヌ”と名前の付く植物は「役に立たない」という意味が含まれます。

参考リンク→:名前を知れば植物がわかる?植物命名法、基本のキ

香辛料として利用できないどころか、コルヒチンという毒を含む毒草です(゚Д゚)ノ

見た目はサフランと全く違い、利用部位である特徴的な赤い雌しべはない。

そのため、サフランとの間違いは少ないものの、こちらも芽吹きの状態を山菜の”行者ニンニク”と間違えて間部てしまう事故が毎年のように報告されています。

行者ニンニクも特徴的なにおいがあるので、調理前によく確認しましょう(゚Д゚)ノ

ヒガンバナ

参考リンク→:きれいな彼岸花には毒がある!夏に植えて秋に咲くヒガンバナの育て方

秋に真っ赤な葉花を咲かせるヒガンバナ。

こちらもしっかり毒です(;´Д`)

田んぼの畦に多いのは、毒のある彼岸花でモグラの侵入を防いだためともいわれています。

参考リンク→:お庭のモグラ対策、土竜の生態と退治方法。家庭菜園を守ろう

こんな花、間違えようがないともうかもしれませんが、ヒガンバナは花がなくなってから葉が出てくるんです。

その葉を、やっぱり”ニラ”と間違えて食べてしまう誤食が多い(ノД`)・゜・。

どんだけニラ好きなんだか…、見分け方はやっぱり香りね。

ジャガイモ

参考リンク→:ジャガイモのプランター栽培&用土袋栽培【だれでも簡単】

ジャガイモに毒があるのは、料理をする人なら常識。

芽の部分に「ソラニン」という毒を持ちます。

注意したいのは、芽以外にも緑色に変色したイモは同じくソラニンを含むということ。

なので、長く日に当たったイモや、家庭菜園で収穫したイモでも小さいものや、地上近くで日に当たっていたイモは毒を含み、食中毒を起こす危険性があります(-ω-)/

クリスマスローズ

参考リンク→:クリスマスローズはクリスマスに買ってはいけない。

これは結構有名かもしれないけど、クリスマスローズもガッツリ毒草。

クリスマスローズの仲間、キンポウゲ科はほとんど毒草(≧▽≦)

ほかにもクレマチスや雪割草もキンポウゲ科の毒草だヨ。

参考リンク→:これでわかる!つる植物の女王「クレマチス」の分類と剪定

参考リンク→:国産クリスマスローズ?雪割草を育ててみよう(^o^)

福寿草

参考リンク→:最高に縁起のいい植物、福寿草(*´▽`*)

同じキンポウゲ科つながりで、お正月の縁起のいい花とされる”福寿草”これも毒草。

特に大きな根茎に毒が多いので、絶対食べないように。まあ、普通は食べないけどね(^_^;)

あまりないけど、新芽を”蕗の薹”と間違えて誤食することがあるので注意が必要だ。

参考リンク→:春の訪れ、ふきのとうを食す(*´▽`*)美味しい蕗味噌レシピ

偽ジャスミン(毒ジャスミン)

参考リンク→:ジャスミンだけどジャスミンじゃない?偽ジャスミン(ニセジャスミン)いろいろ

”ジャスミン”と名前の付く植物の中にも、毒をもつものが多い。

ジャスミンは”ジャスミンティ”として、お茶に利用することがあるので、誤飲で食中毒になる人がかなりの人数います(。-`ω-)

ジャスミンティに使うジャスミンは普通「茉莉花(マツリカ)」と呼ばれ、花屋さんではジャスミンの名前では販売されえることが少ない。

その代わりにジャスミンとは関係ないのに、”ジャスミン”の名前で売られるニセジャスミンが多数存在する。

しかもそのほとんどが”毒草”であることも問題(^_^;)

マダガスカルジャスミン・カロライナジャスミン・スタージャスミンこれらはジャスミンではないし、

すべて毒草(゚Д゚)ノ

間違ってもお茶などには利用しないようにしよう。

トリカブト

参考リンク→:トリカブトの蜜をなめてみた!

毒草の代名詞のような”トリカブト”も実はお花屋さんで普通に売っていたりします(゚Д゚)ノ

山のものに比べたら、多少は毒性は低いかもしれないけど、少量でも命にかかわる毒草なので、悪用は厳禁!

花苗では学名を使って”アコニタム”の名前で販売されることも多い。

特徴的な花ですぐわかる(^_^;)

スズラン

参考リンク→:5月1日は鈴蘭の日、スズランの可憐な花に隠された強力な毒の話

ある意味もっとも毒草っぽくない毒草。

可憐な花からは想像できないくらい強力な毒をもちます。

こどもなら、スズランをいけていた花瓶の水を飲むだけで命に危険があるくらいに強い毒草。

花後につく赤い実も、おままごとなどに使って誤飲する事件も報告されているので、子供いる家では植えない方がいいかもしれないですね。

キョウチクトウ

参考リンク→:危険が危ない(゚Д゚)!狂った竹みたいな桃みたいなキョウチクトウ

排ガスにも強く、丈夫な庭木として利用されるキョウチクトウ。

見た目の美しさとは裏腹に、とんでもない毒を抱える木なんです。

その毒は花・葉・枝・根さらにはその土壌まで汚染されるほど強力。葉を燃やした煙を吸っても中毒症状が出るほどだ。

庭に植える場合は、その枝の処理まで十分注意しよう。

キンポウゲ科と同じく、キョウチクトウ科もほとんどが毒草。

代表的な仲間にツルニチニチソウ・ニチニチソウ・マンデビラなどがある。

参考リンク→:夏!太陽の花「日々草(ニチニチソウ)」素敵な花言葉と冬越し

参考リンク→:サンパラソルのつるが伸びないんです( ;∀;)

エンジェルストランペット

参考リンク→:美しき毒草エンジェルストランペットは幻覚を見せる危険な花?冬の越し方・育て方

エンジェルストランペット(ダチュラ)は超強烈な幻覚作用から「魔王」「地獄への落とし穴」「悪魔のトランペット」などと形容されることもある。

ただ毒は時に”薬”にもなる。

江戸時代の医師 華岡青洲は日本で初めて麻酔手術を行ったことで知られるが、その麻酔として使われたのが、エンジェルストランペットの近縁種、ダチュラだったと言われています。

馬酔木(アセビ)

参考リンク→:馬も酔う毒植物”馬酔木”(アセビ)

字の通り「馬が食べれば酔うがごとくふらふらになる木」からついた名前。

花はブルーベリーにも似ていますが、全草に毒があります。注意しましょう。

シキミ

全草に毒があるが、特に実に強い毒性を持つ植物。

日本で植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている、法的に”毒”を認められた毒草。

お庭で育っていることは少ないが、宗教儀式に使ったり、寺院に植えられることがあります。

まとめ

今回は、以前に紹介したことのある植物を中心に、花屋さんで買える毒草を紹介しました。

今回紹介しなかった植物でも、毒をもつものはまだまだたくさんあります(^_^;)

好評なら、第2段もやろうかな?

もちろんこの記事は、毒草の悪用を推奨しているわけではありません。

あくまで学術的興味のある方に向けての紹介となります。

現代科学は優秀ですから、植物毒での「毒殺」なんてすぐにばれますよ(^_^;)

それに、毒というのはかなりの苦みを伴うので、通常であれば致死量を口に入れるようなことはできないはず。

苦みを楽しむ山菜の事故が多いのは、毒の”苦み”と山菜特有の”えぐみ”を見分けられないため起こります。

山菜取りを楽しむ際は、詳しい方と一緒に山に入るようにしましょう。

お庭では、食用植物のそばに危険な植物を植えない

調理の際には、よくにおいを確かめることを覚えておきましょう。

イギリスには、毒草を集めた「ポイズンガーデン」があるらしい。

毒草好きの私としては、ぜひ行ってみたい植物園の一つです(≧▽≦)

みなさんも毒草には注意して、楽しい園芸LIFEを送りましょう。

では、みなさんよい園楽を~~~ヾ(≧▽≦)ノ

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