金と同じ価値を持つ!?世界で最も高価な香辛料「サフラン」を球根から育てよう

『サフラン』といえば、お料理をされる方なら誰でも知ってる、染料として使用される「サフラン」を取る花。

開花している写真の写真の中央から伸びる赤い紐状のものが、いわゆる「サフラン」

サフラン表紙
サフラン表紙

薬用や食品の着色料として使用されます。

薬用には、婦人の血の道の薬として更年期障害、月経困難、無月経、月経過多などに効果があるとされ、ヨーロッパを中心に使用されてきました(*´∀`*)

赤い紐上の物体の正体は「雌しべ」花から異様に長く飛び出しているのは自分の花粉がつくのを避けるためなのかな?

サフラン(園芸)とはなんだ?

アヤメ科サフラン属の夏植え、秋咲きの球根。

学名:Crocus sativusで、英名:saffronの日本語読みの当て字から洎夫藍(さふらん)、撒夫藍(さふらん)となった。

サフラン栽培は3000年以上前から記録に残り、もともとの語源はペルシャ語やアラビア語では?と言われるが、なにせ古くてよくわからない(-_-)

日本での利用は、江戸時代の初期の「本草綱目(ほんぞうこうもく)」という古い園芸書にはすでに記述があるが、栽培が本格化したのは明治になってから。

日本の最大の産地は大分県の竹田市。

生産量は全国で約8割を占める。

非常に高価なものではあるが、球根そのものの値段は数十円とリーズナブル。しかも栽培は超かんたん!

花を咲かせるだけならヒヤシンスのように水耕栽培も可能。

8月頃から花屋さんなどで入手できるからすぐに地植えか、鉢植えにして水をあげればほぼ100%花が咲きます。

これなら、大量栽培して一攫千金も夢じゃない?!

サフランを採取しよう!


​その値段は、ピンからキリまであるけれど、高価なものは同量の金に匹敵するとも言われるとても高価なもの(゚∀゚)

1グラムあたり、1000円近い値段がする。

でも栽培もかんたんなのだから、もう脱サラしてサフラン農家になろう!と思った方。

ちょっと待った!!そう簡単ではないんです。

サフランが高価な理由

サフランが高価なのには、それなりの理由があります。

採取できる量が非常に少ない

まずは採取できる量。

1グラムのサフランを採取するために必要な花の数はなんと「160個以上」(゚д゚)!

利用するのは花の中心にある『雌しべ』だけ。

それだけを収穫するために栽培しなくてはいけないんです。

収穫時期が限定されている

収穫できるのは、一年に1度。開花しているその時だけ。

しかも、採取するタイミングも非常に大切で、古くなったものは極端に価値が落ちる。

だから、開花時にはいっせいに収穫しなければならず大量の人手が必要となる。

収穫の機械化は難しく、ひと花ずつ手摘みしなければならないから(;’∀’)

上の瓶5g入りのサフランを集めるには、約800個の花が必要。これは大変だ(゚Д゚)ノ

金と同等の価値がある香辛料『サフラン』

昔は金と同量の重さで取引されたという胡椒。

だけど、現在ではサフランがそれに一番近い香辛料です。

とはいっても、金って比重が高いから結構少量でも大量のサフランと交換可能かも^^;

コチラの記事では「最も高価な16の物質」の16位にサフラン、15位に金がはいってますね。

使えないサフランもある?!

​それが、コチラ、コルチカムこと、日本名:イヌサフラン。

犬・カラス・狐など獣の名前がつく植物は決まって「役に立たない」という意味を持ちます^^;

参考リンク→:名前を知れば植物がわかる?植物命名法、基本のキ

コルチカムもサフランと同じく夏植え、秋咲きの球根だけど、サフランは採取できないから「犬」の名がつけられました。

でも、実はかなり有用な植物(゚д゚)!

球根には「毒」があり、サフランのように料理や薬用にそのまま使うことはできないが、コルチカムから取れる「コルヒチン」という成分はリュウマチや痛風の治療に使われてきた。

そして何より利用価値があるのが、「染色体の倍加作用」

これは植物の染色体を2倍にしていわゆる突然変異を与える物質。

詳しく書くと難しいけど、植物の巨大化(倍加すると大型化する傾向がある)や種なしスイカ(4倍体と2倍体を交配して作る)など非常に人間の役に立っている。

もう役立たずなどではないのです(゚д゚)!

とにかく簡単だから植えてみよう!​

サフランもコルチカムも、8月ころから販売が開始されます(≧▽≦)

水だけでもかんたん栽培可能だし、コルチカムに至っては転がしておくだけでも花が咲く!!

かんたんだからぜひ育ててみてね。

以外に販売期間が短い球根だから、お早めに!

では、みなさまよい園楽を~~~~~ヾ(≧▽≦)ノ


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