馬も酔う毒植物”馬酔木”(アセビ)

皆さん、この美しい庭園樹のことをご存知だろうか?

春にドウダンツツジにも似た釣り鐘上の小さい花を鈴なりに咲かせる木。名前を”アセビ”といいます。

美しい毒草アセビ

アセビ表紙

植物は見た目ではわからない(*_*;

こんなに美しいのに強い毒があります。いやむしろ美しいからこそ毒があるのだろうか?

アセビは漢字で”馬酔木”と書き、字の通り「馬が食べれば酔うがごとくふらふらになる木」からついた名前。

毒成分は木全体にあり主成分はグラヤノトキシン(旧名;アセボトキシン)レンゲツツジなどのツツジ科の毒草に含まれる毒で、筋肉の収取を強め不整脈や麻痺を起こします(゚Д゚)ノ

毒

日本特産の木なので、日本に元からいる鹿は食べない。シカによる食害がひどい場所でもアセビはよく育つらしい。

逆にその毒性を利用して煎じ液や葉の粉末を家畜の寄生虫除去や農作物の病害虫防除に使っていた。もちろん今使ったらだめですよ(゚Д゚)ノ

アセビは何の仲間?

アセビはツツジ科アセビ属(学名: Pieris japonica subsp. japonica)

本州四国九州の山に自生する常緑低木。成長もそれほど早くなく通常は1~3mだが、山奥の古木は9mに達するものもあるそうだ。

美しい花は昔から日本人の心を魅了し、奈良時代から庭園樹としての利用も行われていた。

万葉集にも10首登場する人気の植物。庭木としての人気は今も健在で、多くの園芸品種とともに日本の庭を飾っています。

アセビの育て方

毒があるとはいっても、それほど心配することもなく普通に触る分には全く問題ありません。

小さいお子様や犬は間違って食べる可能性があるので注意が必要ですが、普通に植えるならこんなにきれいで手入れが楽な木はそうそうありません(≧▽≦)

日陰に耐える常緑樹

アセビは山の中では背の小さい木であるためこぼれ日程度の半日陰で生育できる木です。

家の裏手や箱庭などあまり強い日が当たらない場所でも十分生育が可能。あまりに日当たりが悪いと花付きは悪くなりますが、常緑で花も楽しめる木はそれほどないのでおススメ。

毒成分のため病害虫もほとんどなく、安心して育てられます。

日本の自生種なので日本の気候にもあっていて、沖縄から北海道南部まで栽培できる。

アセビの植え方

丈夫な植物なので普通の培養土でも大丈夫。しいて言えばツツジ科なので弱酸性の土を好みます。ピートモスや鹿沼土の配合された土に植えるといいでしょう。

夏場あまり乾燥しないことと、冬に冷たい風を避けられる場所に春か秋に植えましょう。鉢植えでも栽培可能ですよ(≧▽≦)

アセビの肥料

お花用の肥料や固形の油粕などを春の花後と秋~冬にかけて1回ずつ与えます。

アセビの剪定

成長は早くないので、自然樹形の方が素敵に育ちます。花後に花がらつみとともに込み合った枝を間引くように外しましょう。

和風だけじゃない!洋風庭園にも「アセビ」

ここまで聞くと「日本庭園向き」の木と思われるかもしれませんが、いやいや、洋風建築の今の日本の住宅にもベストマッチ!

花色は品種により白~ピンクがあります。常緑なので年間通して艶のある美しい葉が楽しめ、手もかからない。

さらに新芽はほんのり赤味を帯びて非常に美しい。

成長もゆっくり、虫も付きにくい、日本の環境にあっていて手がかからないと、いいことずくめ(≧▽≦)

もっと利用されていい木だと思いますネ(=゚ω゚)ノ

アセビの品種ご紹介

そうはいっても、取り扱っているお花屋さんは少ないかもしれない。そんな時はネット通販の出番ですよ(≧▽≦)

楽天で見つけた美しいアセビをご紹介。写真クリックで詳しい情報と販売ページにリンクしています。

赤花種は美しい(≧▽≦)

琉球アセビは沖縄に自生する品種で、花が筒状なのが特徴。花もアセビよりも大きく豪華!

新芽の赤が特に素晴らしい品種。花は白です。

バーレバレンタイン。蕾はルビーのような暗赤色で開くと鮮やかな赤になる。人気品種!!

まとめ

いかがでしょう。毒であることを理解して利用すれば非常に優秀な庭園樹です。

さすが奈良時代から日本人に愛されてきただけのことはあります(゚Д゚)ノ

お庭でアセビの花をめでながら一句読んでみてはいかがでしょうか(≧▽≦)

では皆様、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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