今回は「テラコッタ・陶器鉢」のご紹介(^^♪

まずはおさらい。テラコッタと陶器鉢の違い。

まあ、大きく言えばどっちも『陶器の鉢』ではあるのだけど、通常園芸ではその中でも釉薬を塗って焼しめたものを「陶器鉢」釉薬の塗っていない素焼きのものを『テラコッタ』と区分けしています。

それはテラコッタには壁面から水を染み出させ通気性が良い。という大きな利点があるから。

詳しくはの記事を復習してもらえばいいので、ここでは釉薬を塗った、塗ってないとだけ理解してもらえばいいです(‘ω’)ノ

お国柄が出る、輸入テラコッタ・陶器鉢

現在日本で販売されているテラコッタ・陶器鉢はおそらく8~9割は外国からの輸入鉢です。

日本の鉢ももちろんあるけど、価格やデザインの面からやはり海外のものに優位性があります(;^ω^)

今はネットや園芸専門店などで様々な鉢を手に入れることができるけど、実は生産国によって結構特徴が出ていたりします。

あまり見比べることもないと思いますので今回は、『国ごとに見るテラコッタの特徴』を見てみましょう(≧▽≦)

【定番】イタリアテラコッタ

イタリア

誰もが一度は見たことのある定番中の定番。「リムポット」といい、イタリアテラコッタと言えばまずはコレですね(‘ω’)ノ

いくつもメーカーはあるけど、日本に多く入ってきているのは「デローマ」というメーカーの商品。

特徴はシンプルであること。余計な装飾は少なく、植物を選ばないオールマイティな鉢が多い。

驚くべきはそのバリエーション。お店によって取り扱っている形サイズは様々だけど、大きいものは直径1m以上のものまで(゜o゜)

通常のサイズは値段もおてごろで、ホームセンターなどでもよく見かけます。

作り方は型に粘土を張り付けて作っていくので形大きさは非常によくそろっている。見た目の統一感がきれい。

スタッキング(重ねる)ことが可能で大量に販売するお店では場所を取らないで置いとけて重宝。

欠点としては、シンプルすぎてつまらないのと、制作方法が粘土の貼り付けのため、どうしても鉢の壁に気泡が入りやすく、気温が頻繁に氷点下になる地方ではそこにたまった水分が凝固膨張して剥離して割れることがあります(◎_◎;)

ガーデニングの本場イギリスの鉢

イギリス

イギリスのテラコッタと言えば『ウィッチフォード<Whichford>』

なんといってもあふれ出る気品と高級感ヾ(≧▽≦)ノ

というか、本当に高級すぎて手が出ないですけど(´・・`)

ウィッチフォードは英国における伝統的なデザインと手法を守りながら常に新しいデザイン・技術・鉢の使い方を提案し続けているガーデナー憧れのブランド。もちろんその名に恥じないつくりを備えています。

生産はすべてハンドメイド。いくつもの工程を熟練の職人が仕上げるのだから、それは高いよね(;^ω^)

知らない人が見ても「何か違う」と感じさせる素晴らしい鉢です。

日本だと↑ここの通販で購入できます。

ちょっとマイナーだけど良質なドイツ鉢

ドイツ

あまりドイツ鉢って聞かないかもしれないですけど、私は結構好きです(^^♪

なぜって、安いから(;^ω^)

デザインはイタリア鉢に似てシンプル。バリエーションも少ないんだけど、仕上げがきれいで丈夫。

ドイツはやっぱりかっちりしたイメージありますよね。

あまり取り扱いしてる店は少ないかもしれないけど、質が良くて安いのでお勧めです。

涼しげなホワイトカラーテラコッタ。スペインの鉢

スペイン

驚きの白さ(@_@;)

スペイン鉢の特徴はなんといってもその色。粘土の色が薄いからか白っぽい鉢が多い。

でも、これ水にぬれると薄茶っぽい色になります。残念ながら真っ白のままではないんですよね。

デザインはやや特殊なものが多い。その色とあいまってかなり目を引く鉢です。

暖かい国だけあって凍結に合うと割れることもあります。なんとなく柔らかい焼き物のような感じ。

涼しげだからビーチの飾りや、南国のガーデンには似合いますねヾ(≧▽≦)ノ

何かと話題フィリピンの鉢

フィリピン

鉢カバー用の籠なんかも輸入されているフィリピンだが、近年は鉢の商品も増えてきている。

特徴はなんといっても『派手』素焼きなんだけど色味をのせた鉢が多く、形も一風変わったものが多い。

特殊な形のものは基本すべてハンドメイドなんだけど、人件費が安いからかお手頃価格のものが多い。

デザインはホントに様々だから、人と違った鉢がほしい人にはお勧め。

欠点としては暖かい国だから凍結することを想定していない。凍結すると割れる場合も(。-`ω-)。あとあまり奇抜なデザインのものは一部もろいものもあったりします。

ヨーロッパ風のデザインでカッコイイ。ベトナムの鉢

ベトナム

ベトナム特有の細かい土で作られたテラコッタ。
デザインはヨーロッパをイメージしたものが多く、イングリッシュガーデンなどにもマッチします。

多くのものは入れ子になっていて、2個組、3個組で販売されることも多い。
かなり丈夫で凍結の割れも少ないが、なにせ重い。

粘土の生成が悪いからか、鉢の壁面がすごく厚い。大きいものだと女性では難しいかも。
でも、価格はびっくりするほど安い(◎_◎;)
デザインよくて安くて丈夫。かなりポイント高い(^^♪

今後、もっと利用は増えていきそうな気がする。

10年以上前から安い輸入鉢と言えばタイの鉢でした

タイ

何年も前のガーデニングブーム時代から輸入鉢、東南アジア代表ともいえるタイの鉢。

デザインも豊富だが、いわゆる『ヨーロッパ風」というより、アジアンチックなデザインが多い。

土の精製はよくて、鉢の壁は結構薄いものも多い。そのため大きさの割に軽い鉢が多い。

基本とぐろで作るハンドメイド。ヨーロッパの画一的な感じではなく、どこか温かみを感じる鉢が多い。

特徴的なこげ茶色の鉢は和風の植物や和風庭園にも似合う。

価格はやっぱり安価なので、デザインさえ気に入れば非常にいい鉢。私は結構好きで好んで使ってます(*´▽`*)

模様が素敵‼マレーシアの釉薬化粧鉢

マレーシア

マレーシアはテラコッタというより、模様の描かれた化粧鉢(釉薬鉢)が特徴。東南アジアならではのデザインをあしらった化粧鉢はそれだけでも素敵(*´▽`*)

和風や南国風のガーデンにも似合う。比較的寒さにも耐えるけど、東北以北で使うなら室内用とした方が無難かも(;^ω^)

鉢は厚みがあって結構重い。釉薬を塗って焼く作業があるのでお値段も少々お高めです。

デザインが気に入ったら使ってみると面白い。個性的なアレンジが作れますよヾ(≧▽≦)ノ

何でもあるけど特徴はない?中国鉢

中国

盆栽用和鉢っぽいものから、ヨーロッパっぽいもの、アジアっぽいもの。中華っぽいもの。

何でもあります(;^ω^)

中国人は器用だから頼まれたもの、ほかで人気があって売れそうなものは何でも作ります。

だからたいていの形は中国産でもあったりします。そして若干安い(;^ω^)

まあ、得てして「チャッチーナ」と言われるように安っぽさが漂う商品もあるにはありますが、中には本家越えするようなクオリティの高いものもあります。

特徴で見分けるのが難しい国の鉢ですね(*_*;

唯一アフリカ大陸からエントリー!チュニジアの鉢

チュニジア

チュニジアはアフリカ大陸北西部、イタリアの下あたりの国。

真っ白な鉢でつぼ型のデザインが多いのも特徴。暑い国だが凍結にも強く。非常に丈夫で割れることは少ない。

形的に直接植え付けるよりもカバーとして使った方がいいかもしれない。

大型のものが多いから玄関飾りやアイキャッチにいいねヾ(≧▽≦)ノ

いまいちあか抜けない(;^ω^)日本の鉢もご紹介。

日本

ををっ枠がないとただの赤丸になってしまう(^^;

まあそれはさておき、我が国の鉢は素晴らしいです。粘土の精製がすごいので、凍結で割れるようなことはほとんどない。

形もきっちり作るから重ねておくことも問題ない。

だけど、どうしても『和風』から抜けきれない(;^ω^)まあ、日本人が作るんだから仕方ないけど。

定番、素焼き鉢。比較的低温で焼いてるから柔らかく通気性も高い。値段は激安(^^♪

サイズも2号~10号くらいまであるので苗づくりには最適。ただすごくもろいです(;^ω^)

続いて『駄温鉢』日本の鉢の代表。素焼きより高温で焼き締め、縁にだけ釉薬が塗ってあります。通気性はそこそこ確保したまま強度をアップした感じ。

日本の釉薬鉢の基本といえばコレ。
生子という色の輪鉢(直径と高さが同じくらいの丸い鉢)。 長鉢(深さが直径より長い)もある。

このあたりが定番和鉢。安く一般的に多く出回っているものってことね。

日本には焼き物の里が多くあってそれぞれに特徴のある鉢を作っている。有名どころでは信楽焼き、有田焼など。

つぼや皿だけでなく、鉢もこういった名のある産地のものはすごく高いです(;´・ω・)

高級盆栽や特別な植物にはいいけど、普段使いは躊躇するかも。

そのうち要望があれば国内の鉢の特徴もまとめますね(;^ω^)

世界の鉢、いかがですか?

駆け足で紹介だったけどいかがですか?

結構お国柄が出るものです。お店に行ったらどこの国の鉢か想像しながら物色するのも面白いかも(^^♪

いろんな鉢に興味持ってもらえたらうれしいですねヾ(≧▽≦)ノ