観葉植物フェニックス・ロベレニーを小さく仕立てるには?葉が垂れ下がる原因を究明!

フェニックス表紙
フェニックス表紙

南国に行ってきました(≧◇≦)

さすが、南国の象徴!ヤシが素晴らしいですね~

フェニックス・カナリエンシス

・・・嘘です(^_^;)
この立派なヤシの木、実は東京。日比谷公園にある地植えのフェニックスなんです。

人気の観葉植物「フェニックス」

観葉植物「フェニックス」

正確には『フェニックス ロベレニー』と呼ばれる品種。

病害虫に強く寿命が長いため「フェニックス」(不死鳥)の名前が与えられたといわれています。

フェニックス・ロベリニー 10号
フェニックス・ロベリニー 10号

16,000円  14,400円

学名は Phoenix roebelenii  和名でシンノウヤシという名前もあるけど、観葉植物では「フェニックス」園芸関係者の間では「ロベ」と呼ばれています。いかにも「ヤシ」っとした姿がかっこよく、丈夫なので人気があります(^_^)/

大きいけど小さい?フェニックス

観葉植物として販売されるフェニックスは身長よりも高い10号の鉢で販売されるものが多いです。

大きいなぁと思われるかもしれませんが、フェニックスはヤシの中ではかなり小型に分類されます。
大きくなっても2~4mとコンパクト!いやいや、これでもコンパクトなんですって!

最初の写真に写っていた日比谷公園のフェニックスは、同じ仲間ですが「フェニックス・カナリエンシス」

アフリカのカナリー島原産のヤシで、樹高は12mにもなります(^_^;)
たまにフェニックス(ロベレニー)に『カナリーヤシ』と名前がついていることがありますが、ほとんどは間違い。

沖縄や宮崎で街路樹用に販売されているものはカナリーヤシに間違いないですが、観葉植物には向きません。

宮崎県で街路樹として利用されているワシントンパームは12m以上。

大きいものは20m以上になり管理ができないので4m程度の小さい苗に植え替えが進んでいるらしい。

それに比べたら、2m程度はかわいいものです(*’ω’*)

大きいなら剪定すればいいじゃない(゚Д゚)ノ

街の街路樹は年に1度くらいの割合で業者による剪定が行われて小さく収められている。
ヤシも同じように切ればいい。そう思うかもしれませんがそれができないんです(-_-;)

それはヤシの育ち方に原因があります。木の姿をよく見てください。

枝が張らず1本の幹がまっすぐ伸びて頂点から葉が茂っています。枝葉が茂っているヤシって見たことありますか?

そうなんです!

ヤシってやつは枝を吹かず、先端の成長点からのみ葉を出して育つ植物なんです。

だから途中で切られたり、成長点がダメになるとその気はもう枯れるしかないんです。

もちろん剪定で小さくするとかも不可能。

大きくなったらそのまま大きく育てるしかない植物なんです(゚Д゚)ノ

観葉植物「フェニックス・ロベレニー」も剪定不可!

もちろん観葉植物のフェニックス・ロベレニーも例外ではありません。

ロベレニーはヤシの中では比較的成長がゆっくりな植物なので急に大きくなって困ることはないと思います。

それでも植物なので成長はするのですが、あまり成長しないよう販売されているロベレニーには工夫が施されています。

初めから根詰まりで販売

たいていのフェニックス・ロベレニーは販売している時点で鉢の中に根がパンパンです(゚д゚)!

これはわざと窮屈に育てることで成長を遅らせているんです。どんどん大きくなっていったら家に入らなくなってしまいます。
できるだけゆっくり育つように鉢をわざと小さく仕立てているんです。

「根詰まりしたら枯れちゃうじゃないか(゚Д゚)ノ」

そうなんです。だから2年に一度、場合によっては毎年植え替えが必要になるんです。
通常は一回り大きく植え替えるのが基本ですが、そんなことしたら鉢も、木の高さも、どんどん大きくなってしまうので、ちょっと大きいか同じ大きさの鉢に植え替えます。

フェニックスの植え替え

もちろん、そのままでは植え替えしても意味がないので根を小さくして、余裕のできた部分に新しい土を入れて植え替えをします。

フェニックスの植え替え

植え替えの適期は6~9月気温の高い時期に行ってください。根を切るので寒い時期に行うと株が回復できなくて枯れてしまう場合があります(。-`ω-)

鉢から抜くときは、鉢の縁をトントンとたたき外します。根が張っていると抜けない場合もあるのでその場合は鉢を破壊して取り出しましょう(゚Д゚)ノ

根はかなり硬いので、のこぎりで周囲2割~3割を切り取ります。傷んでる根があれば一緒に整理。
新しい鉢に「観葉植物の土」で植え替えます。

ほとんど土が入らないので鉢を大きくする場合や、水はけの悪い土出ない限り鉢底石はなくても大丈夫です。

葉がしっかり茂っている株を植え替えたのなら、下の葉を2~3割切り取ります。

これは根の量が減った分、水の吸い上げが悪くなっているため(゚Д゚)ノ
葉も同じだけ減らして株のバランスを取ります。

あとは、できれるならば根の回復を早める活力剤「メネデール」などを回復まで水やりのたびに与えます。

植え替えた株は、いきなり日には当てずに半日陰で1~2週間株を回復させてから、徐々に強い光に慣らしていきましょう。

フェニックス・ロベレニーの育て方

丈夫なヤシではあるけれど、生育を抑えるためかなり窮屈な栽培をしているので、きちんと管理してあげることが大切です。

フェニックスの日常管理

大切なのはできるだけ日に当てること。
耐陰性もあるので室内での栽培もできますが、日が弱いと葉が細くなり害虫も付きやすくなります。冬は仕方ないとしても5月後半ごろからは屋外の日当たりで管理すると丈夫に育ちます。
屋外に出すときは徐々に明るさに慣らしてから出しましょうね。日焼けで葉が真っ白になりますよ(*_*;

フェニックスの水やり

根詰まり気味に栽培されているので、夏場は水切れに注意しましょう。屋外なら頭からかけてやることでハダニ防止にもなります。

やるときは下から流れるくらいたっぷりと与えます。ちょこちょこ与えるのは最もダメな水やりです(>_<)

逆に冬は水の吸収が悪くなるので、控えめに1,2週間に一度、室温と同じくらいの水を暖かい時間帯に与えるようにしましょう。環境によっては一か月に1度でもいいくらいです。土の渇きを見て判断しましょう(*’▽’)

フェニックスの肥料

春から夏の成長期には観葉植物の肥料を与えます。やりすぎはよくないですよ(。-`ω-)

フェニックスの剪定

前にかいたように高さを抑える剪定はできません。

フェニックスは中央から新しい葉が出ると古い葉はだらりと横に下がっていきます。古くなった葉は付け根から切り落としてしまいましょう。

フェニックスの冬の管理

日比谷公園で越冬しているくらいなので、最低0度くらいまで耐えられるといわれています。しかし、きれいに越冬させるにはやはり 10-16℃の最低気温が必要。

頂点の成長点が霜でやられると再生は不可能なので寒くなる前に室内の明るい場所の管理に移しましょう。

窓のそばは明るいのですが、日中と夜の温度差が最も大きい場所でもあります。

冬の間は、窓やサッシから離して飾りましょう。

窓の高さも葉の位置より低いと光が葉に当たらず意味がありません。できるだけ上から太陽光が入る場所を選んで飾ってくださいね(*’▽’)

フェニックスの増やし方

剪定できないのでもちろん挿し木も不可能です。増やすには種から育てるしかないのですが、通常フェニックスの種が販売されることはほとんどないので、自宅での増殖は難しいです。

自宅で実をつけのも難しい(。-`ω-)

なぜならフェニックスは雄雌が別株。うまく雄雌2本そろえたとしても同時に花を咲かせるのは至難の業。さらに結実させるとなるともう不可能(;・∀・)

日本で販売されるフェニックス・ロベレニーはほとんど八丈島で生産されたものらしいので、八丈島まで行けば種を分けてもらえるかも?

インターネットではたまに販売されていたりもするのでそこから購入するのもいいかもしれないですね。

フェニックスの葉が垂れ下がってきたんだけど、なぜ?(;’∀’)

フェニックスの一番外側の葉が垂れ下がるのは自然なこと。中心から新しい葉が元気に伸びているなら問題ありません。外側に下がった葉は付け根から切り取ってしまいましょう。

中心から新しい葉が出る様子もない、もしくは全体的に葉が下がっている場合は水切れの可能性があります。

基本的に常に根詰まり状態のフェニックスは夏場特に水切れを起こしやすいです。乾燥には強いですが、過剰に乾燥すると葉が下がって回復できなくなります。

受け皿に水をためたままにしていた場合は、逆に加湿による根腐れの場合もあります。特に冬は受け皿に水をためないようにしましょう。

対応としては、水やりを改善して様子を見るしかありません。

上で紹介している活力剤「メネデール」を使用することで回復が早まります。使ってみましょう(≧▽≦)

まとめ

南国の雰囲気を楽しめるヤシ、フェニックス。宮崎では県の木としていたるところで目にすることができます。

冬場の防寒で関西以南ならなんとか地植えもいけるらしい(^_^;)

ただし、先端の成長点が傷んだり、葉が全部落ちてしまったら回復は絶望的。寒さと過度な水切れには注意しましょう。

ヤシをお庭に植えたい北日本の人も諦めないで!

ヤシの仲間には「トウシュロ」や「ココスヤシ」など耐寒性の強いヤシもあり、東北南部くらいまで地植えが可能です。レッツチャレンジ!

冬室内管理できるなら観葉植物としては非常に丈夫なので、栽培にチャレンジしてみてくださいね。

では、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

インテリア雑誌で人気の観葉植物が
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