”ロシアンオリーブ”とかいうロシア原産でもオリーブでもない木。本物のオリーブとの違い・見分け方

ロシアンオリーブ表紙
ロシアンオリーブ表紙

ほんとに、園芸業界はそれっぽい名前を付けるから混乱する(;^ω^)

トルコ産でもキキョウでもないトルコキキョウアフリカ産ではないアフリカンマリーゴールドなどと同じ。

こちらもロシア産でもオリーブの仲間でもないんです。

参考リンク→:朝貌(あさがお)の花は現代で言う桔梗(キキョウ)小さく育てる育て方~秋の七草7~

参考リンク→:夏花壇の主役、マリーゴールドは死者の花??

ロシアンオリーブお前は一体何なんだ?その正体に迫る

ロシアンオリーブ

正式名称は『ヤナギバグミ』 学名:Elaeagnus angustifolia 

別名でホソバグミとも呼ばれます。

美しいシルバーリーフは常緑~半落葉。

本物のオリーブは常緑なので、それに比べると寂しくなるけど、冬でもそれなりには葉を残します。寒い地域では結構落ちちゃうこともありますね(=_=)

原産はロシア・・・・ではなく、中央~東アジアの乾燥地帯。

原産地の気候からわかるように、乾燥・暑さ寒さなど過酷な環境に非常に強い

耐寒性を表すHardiness Zoneheは3~7(北海道の山地~長野程度の寒さ)

これは耐寒性だけを示しているので、実際の植栽は九州でも全然平気(*’▽’)

耐暑性もかなりなものです。

ガンガンの日差しでも葉が焼けることもなく超元気!!

しかし、この流通名を考えた人はセンスがいい(;^ω^)

ヤナギバグミ・・・一気に田舎臭くなりますね。

芸能人の芸名みたいなものか。

オリーブとロシアンオリーブ、その見分け方

ロシアンオリーブ普通のオリーブ

知らない人が見たらほとんど区別がつかないかも(^_^;)

やや銀色が強いほうがロシアンオリーブです。遠くからだとほとんどわからない。

見分け方は、オリーブの葉はつるりとした表面をしているが、ロシアンオリーブの葉はグミ特有の白点が入り、ざらざらした質感が特徴です。

寒さに強い!さすがロシアの名前は伊達じゃない!

オリーブと言えば地中海原産。

寒さにはそこそこ強いけど、日本栽培するには温暖な気候以外では寒冷紗をまいて冬の防寒を行った方が安心です。

参考リンク→:オリーブの品種、結局どれがいいの?おすすめ品種ご紹介します!

だが、このロシアンオリーブは違う!

だてに「ロシア」を名乗ってはいない。

北海道であろうと防寒不要!余裕で越冬できるんです。

寒い地域でオリーブの栽培が困難な地域の方には力強くおすすめ出きる逸品ですよ(≧▽≦)

じつは『根』が繊細。移植はできないロシアンオリーブ

メチャクチャ丈夫なロシアンオリーブですが、意外に根が繊細だったりします。

基本的な育て方は、根付いてしまえばほとんど放置で構わないんだけど、大きくなりすぎたからと移植をするのはNGデス(゚Д゚)ノ

ロシアンオリーブの根は繊細で、移植の際もあまり痛めてしまうと枯れてしまうこともあります。これは他のグミの仲間も同じ。

植え替えの際にも、根をいじらず、そっとそのまま植え付けましょう。

根を切って移植などはもってのほかデス。

小さい木でもあっという間に大きく育つから、植え付け場所はよく考えて植栽しましょうね。

参考リンク→:芽と根がよく出る”メネデール”だれでも栽培が上手になる?魔法の液体の正体は?

ロシアンオリーブは病害虫の心配もほとんどなし!

オリーブの新芽の時期には、穴あきゾウムシをはじめとした害虫の被害が出ることもあり、防虫対策も必要。

参考リンク→:秋のほうが被害がでかい!オリーブを襲う、天敵たち。

しかし、ロシアンオリーブは病害虫にも強かった!

今まで虫がついているのを見たことがない(^_^;)

虫が嫌いで、病害虫の心配をしたくない方でも安心して栽培できる植物ですよ。

ただ、難点といえば元気が良すぎて茂りすぎること

でもご安心を、どこで切ってもよく芽吹くから剪定初心者も安心(≧▽≦)

基本的に花や実を目的とした木ではないので、時期も剪定位置もどこで切っても問題なしです。

毎年こまめな剪定があれば小さくも保てますよ。

オリーブと似てるのは葉だけ。実はやっぱりグミ

ロシアンオリーブは春に花咲き、秋に実をつけます。

赤い実がたわわに実ってますね(^^♪

美味しい?まずい?ロシアンオリーブの味は?

大きく育つとかなりの量が収穫できるロシアンオリーブの実。

こんなにおいしそうなのに、鳥もあまり積極的には食べません。

どれどれと、一粒味見。

もぐもぐ・・・・甘みはあるけど・・・・・しぶい~~~~(;´Д`)

ロシアンオリーブの実の味はそこそこ甘いのですが、なにせ渋みが強い(*_*;

そのまま食用にするにはちょっと残念な味です。

そのままでは大量消費は無理なので、どうしても食べたい場合はジャムにしましょう。

ロシアンオリーブジャムのレシピ

ロシアンオリーブのジャムを作るのに必よなものは、

  • ロシアンオリーブの実
  • 砂糖(ロシアンオリーブの実の重量に対して50~80%お好みで)
  • レモン汁 少々

以上。

では、さっそく作っていきましょう。

  1. 収穫したロシアンオリーブの実を水洗いします。
  2. ロシアンオリーブの実には種があるので、まずは裏ごしして果肉だけを取り出します。
  3. 裏ごしした実は鍋に入れて、砂糖(裏ごしした実の50~80%)とレモン汁を入れて煮詰めます。
  4. 焦げ付かないように混ぜながら煮立て、とろみがついたら完成。
  5. 熱湯で消毒した瓶などに詰めて保存しましょう(≧▽≦)

ジャムにすると口に残ったあの嫌な渋みも抜けて食べやすいです。

たくさん収穫できたらチャレンジしてみよう(≧▽≦)

シンボルツリーにもロシアンオリーブ

成長が早いので、小さい苗からでも数年で立派なシンボルツリーに成長します。

うちでは、毎年刈り込んで1m程度の玉状にまとめています。鉛筆ほどの太さだった幹も、5年たった今では鉄棒くらいの人さに育ちました。

生長は早いので、それほど大きな木でなくても、立派に育ってくれますよ。

小さい苗が比較的お求めやすい価格で出回っているから、オリーブが育たない地域や、丈夫な庭木をお探しの方はお庭のシンボルツリーとしてもおすすめです(≧▽≦)

きれいなシルバーリーフは切り花としても利用可能。

乾燥させても色の変化がないからドライフラワー素材にもなるなど、利用価値はいっぱい!

ぜひ育ててみてくださいね(≧▽≦)

では、みなさまよい園楽を~~~ヾ(≧▽≦)ノ


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