種類いろいろ冬の花木スキミアのススメ

スキミア表紙

冬の屋外で飾れる植物といえば?

葉牡丹

パンジー・ビオラ

それもいいけどちょっと寂しいですよね(。-`ω-)

常緑で冬の間も美しく、きれいに観賞できる植物は無いものか?それがあるんです!!

今回は、近年人気急上昇↑↑ 寒さに強く、東北地方でも冬の外植えが大丈夫な花木。スキミア(シキミア)をご紹介します(≧▽≦)

数年前から各所で冬のアレンジとして利用が急拡大しているスキミア。それはこの植物が冬の寒さに負けないだけではなく観賞時間が素晴らしく長いのも理由。

スキミアはこんな木です。

赤い実のようなものは、実は全てつぼみ(゚Д゚)ノ
この状態のまま冬を越して来年の春に白い花を咲かせます。

つまり、冬の間ず~~~~っと、このかわいらしい姿を保つってわけ(^O^)/

冬の寒さでさみしくなるお庭を彩るには最適。

ちなみに花はこんな感じ。

4月ごろから開花して開いてしまうと1週間くらいで終わってしまう(^_^;)
だから、スキミアは室内に飾っちゃダメ。あっという間に開花して花が終わってしまいます。

冬の間は常に屋外で15℃以下の温度を保たなくてはいけません。

寒くても平気!日陰でも大丈夫!

何を隠そう。

この植物、原産地は日本なんです。

ミカン科ミヤマシキミ属(学名:Skimmia)のミヤマシキミが海外に出て、ちょっとおしゃれになって帰ってきた帰国子女なんです(@_@)

だから、日本の気候にもぴったり。栽培か簡単なのも納得です。

もともと日本の山に生えていた低木なので、日陰にも強い。成長もゆっくりで管理もしやすい。

冬も葉を落とさないから冬のアレンジにもぴったりですね。

名前的には「シキミ」という植物があるけど、まったく違う仲間。

シキミ

姿が似てるから「深山のシキミ」ということで名がついているが、 葉は似ているけど花は似ても似つかない(^_^;)

シキミはマツブサ科シキミ属。分類的にも全く関係のない仲間です。

最近話題のスキミアの品種はオスばかりなんです

スキミアは雄雌が別の雌雄異株植物。

雄雌2本一緒に育てることで、雌には実をつける。万両より大きい実をつけるため「億両」という別名もあるけど、まったく浸透していない。語呂が悪いよね(-_-;)

 それに、現在オランダから輸入され人気のある品種はほとんどが雄。実をつけない株なので、億両とか言われても全く意味が伝わらない(-“-)

秋から春まで鑑賞期間の長いつぼみをつける雄の方が、冬の花壇や寄せ植えには使いやすいんですね(^^♪

ちなみに、雌も「テンプテーション」や「リーベシアーナ」という実を観賞する品種が販売していることもあります。なかなかお目にかかれないけど…

それに、実を楽しむには雄の株も必要なのでご注意ください。

ちなみにこの実は『毒』です(゚Д゚)ノ
絶対に食べないでくださいね。

スキミア雌 リーベシアーナ

スキミアの育て方は?

それほど難しいことはありません。もともとが日本の在来種なので日本の気候があっています。

ただし、涼しい山の中に生育する木なので、夏の暑さと強い日差しが苦手。水はけよく風通しのいい場所に植えましょう(*’▽’)

スキミアの土

特にオランダからの輸入苗などはピートモスの用土に、根がいっぱいに詰まっているので根を崩さないように早めに植え替えましょう。

土は弱酸性の水はけのいい土を好むので鹿沼土に腐葉土などを配合するか、ブルーベリー用の土などを利用します。

水はけの悪い土に植えたり、土壌がアルカリに傾きすぎると根が弱り、下の葉から徐々に黄色くなって落ちてしまいます(;’∀’)

成長がゆっくりなスキミアは葉を落とすと回復に時間がかかるので、状態が悪い場合は早めに処置しましょう。

スキミアの肥料

肥料はかなり控えめに(゚Д゚)ノ。年に1度緩効性の肥料(マグァンプKなど)を与えるか、生育期に薄い液体肥料を月に1度与えるくらいで十分。普通の植物より栄養の吸収が少ないスキミアは肥料成分が多いと根を痛めたり、花が咲きにくくなったりします(゚Д゚)ノ

スキミアの水やり

スキミアを枯らしてしまう一番の原因が「水のやりすぎ」

自生地は山の傾斜地などが多く、大きな木に遮られて光は少ないが極端に乾燥はしない。しかし過剰な水はとどまらず、どんどん流れていくような場所に生えています。

受け皿に水をためるような栽培はしないよう注意しましょう。

スキミアの好む環境

水は乾燥しすぎない程度に水はけがいい場所。太陽の光は直射日光は必要ありません。明るい日陰で十分生育可能。

寒さにも強く北海道でも越冬したという報告もあるので-10度くらい耐えられるんじゃないかな。ただし、冷たく乾いた北風は苦手。蕾や葉先が痛む原因になります。

スキミアの花後の管理

スキミアは花が咲き始めると1週間くらいで終わってしまいます。花後は雄花なら実はつかないのでそのまま放置でOK。

気になる人は花がらだけ取ってあげるといいです。

もし根が詰まっているようならこのタイミングで植え替えしましょう。絶対に根はいじらないように、一回り大きく植え替えます。

スキミアの剪定

基本的に枝は切りません。成長はすごく遅い木なのでほとんど剪定は不要です。飛び出した枝だけ取り除くくらいに押さえましょう。

剪定した枝は回復に2年はかかるので、あまり切りすぎると花が咲かなくなってしまいますよ(゚Д゚)ノ

スキミア人気の品種ご紹介

スキミア(シキミア)の人気品種をご紹介。ここで紹介するのはすべて雄です(^^♪

スキミア ルブラ

言わずと知れた一番人気。というか、ほとんどこの品種しか見ない。というくらいスキミアでは一般的な品種。

花付きが良く、それなりにコンパクトに育つので花壇植にも向く。

切り花でも販売されてますね(‘ω’)

スキミア レッドドワーフ

ルブラよりさらに短くコンパクトにまとまる期待の新品種。

スキミア ホワイトドワーフ

こちらはつぼみが緑のままで冬を越す。単体ではちょっと地味だが、ルブラなど赤花品種と合わせて使うといいコントラストになる。

コンパクトにまとまり育てやすい。

スキミア マジックマルロー

スキミアの斑入り品種。株は矮性で小さくまとまる。成長はすごくゆっくり。

つぼみは緑から濃いピンクに変化していく。

このほかにもどんどん育てやすい新品種が登場しています。目が離せないですね(≧▽≦)

スキミアの害虫!天敵はアゲハ蝶

スキミアはミカン科である。

以前は食害されることはなかったが、近年食べれることがばれてしまい、大量にアゲハの幼虫がつくようになった( ;∀;)

蝶は足の先にその葉が幼虫たちが食べれる葉かどうかを感知するセンサーのようなものがあり葉にとまった時に気付いたらしい。

しかし、その情報を卵で生まれる幼虫にどうやって伝えているかは謎。家訓を文書で残すわけにもいかないのに不思議(?_?)。

でも、以前はまったく見向きもされなかったシキミアが近年、大量に卵を産み付けられるようになったのには、昆虫の何らかの伝達手段が遺伝子的に備わっている証拠なのかもしれない。これはまた別に調べてみたいものです。

とにかく、春先と秋に発生する「アゲハの幼虫」には要注意ってことで(∩´∀`)∩

芋虫退治にはゼンターリがよく効きます(^O^)/

安全性が高いから、ミカンや野菜にもお勧め。

 まとめ

  • スキミア(シキミア)はもともと日本の原産種
  • スキミアはほとんど雄。雌があれば実をとることもできる。
  • 実は猛毒です。
  • 剪定はしない方がいい。
  • 半日陰で冬の風を避けれる場所を好む
  • 水はけよく、酸性土壌で植え付ける。
  • 肥料はほとんど必要ない。
  • アゲハの幼虫がつくことがある。

これからの屋外アレンジにも寒さを気にせず使えるからお勧め。

ちょっと単価は高いけど、春まで楽しめると考えれば安いものです。

上手に利用して冬のガーデニングも楽しみましょう!

では、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙


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