木酢液って効果あるの?イボとり・殺虫・猫除け・たい肥。木酢液の秘密と不都合な真実…

木酢液 表紙

植物栽培するなら、有機農法・無農薬栽培(≧▽≦)

やっぱり安心安全が一番ですよね!

そこで思い浮かべるのが「木酢液(もくさくえき)」「竹酢液(ちくさくえき)」ですね(^^♪

様々な園芸雑誌でも取り上げられ商品もたくさん出ています。以前はもっとよく見かけた気がするんだけど、最近は少なくなっている印象(^_^;)

本日はそんな「木酢液・竹酢液」の効果・効能と、知られざる「不都合な真実」に迫ります(゚Д゚)ノ

そもそも「木酢液」って何??

文字だけ読むと「木」の「お酢」ってこと。

これでもかなり本質は表現しているんだけど、なんだかよくわからん。

実は木酢液の正体は「炭」を作るときに出た水蒸気。

それを冷やして液体に戻したものが「木酢液」なんです。

ちなみに竹炭を作るときに出る水蒸気から作られるのが「竹酢液」まあ、用途はほとんど同じです。

木酢液の成分は?

主な成分は水と酢酸。それに少量の天然有機物。

言ってみれば食用酢とたいして違いはない。

商品説明などを読むと様々な有機成分が相互に働いて防虫をはじめ様々な効果をあらわす。とされている。

でもこれって、もとになった木材によってものすご~~~く割合が変わる。

だから、効くかもしれないし、効かないかもしれない(;´・ω・)

内容成分が保証されているわけではないから、消費者にはその内容を知ることはできないんです。

民間業会団体として日本木酢液協会が、認証制度を作っていますが、あまり浸透していないですね。

木酢液の効果・効能、と言われているもの

  • 害虫の忌避効果
  • 病気の予防
  • たい肥作り促進
  • 臭い消し
  • 犬猫除け
  • お風呂に入れてお肌すべすべ
  • イボとり

などなど・・・

様々な効果がうたわれていますが、残念ながらほとんど科学的根拠がない(;´∀`)

実際に昔から使われているし、まったく効果がないということもないのだろうけど、その効能は未知数。

一切の農薬を捨てて木酢一本でいくのは、リスクが高いのではないだろうか?

結局、害虫退治になるの?ならないの?

まあ、経験から言って「ほとんどならない」といった方が正解に近い気はします(-“-)

まったくないとは言わないが、木酢液だけで防除を行うなら、それこそ毎日噴霧器で振りかけるくらいの作業が必要になります。

お酢の「酸」による殺菌作用がわずかながら効果を期待できるけど、植物に害のないレベルまで薄めて散布すれば、害虫にもそんなに害はないですよね(-.-)

それに、はじめに書いたように、内容成分が安定していない

建物の廃材などを炭にした際に出た木酢液なら、かなりの確率で防腐剤や殺虫剤を含んでいます。

そんなものが溶け込んだ木酢液を「天然成分」などとありがたがってはいけない。

木酢液の値段もピンからキリまで、100円均一で売っているようなものから、で1万円以上する高級品まで(゚д゚)!

まあ、値段が効果を保証するわけではないけど、あんまり安いのは怪しいよね(;´・ω・)

1000円の物を水で100倍に薄めれば原価10円。ボトルに詰めて販売していたら見分けることは難しい。

色の濃いものがいい、なんて書き込みもあるけど、木の種類やその時によって色は変わるから、色が濃いからと言って内容も濃いとは限らないのです(゚Д゚)ノ

本気で効果があるなら農薬メーカーが黙ってないと思いませんか?

まったく効果がないなんて信じたくない(゚д゚)!

そうでしょう。まあ、まったく、とは言わないまでも「ほとんど」効果がないと思ってます(-.-)

だって考えてみてください。どこの農薬コーナーを見ても「主成分:木酢」の農薬なんてありませんから。

本当に効果があるのならすでにどこかのメーカーで農薬登録のある薬として販売しているはずです。

ヤシ油やでんぷんだって「農薬」として販売されているのに、みんなが大絶賛するくらい効果がある「木酢液」が「農薬」として認められていないのはやっぱり効果がないからなんじゃないの(;´∀`)

上の写真はすべて販売中の商品なので、販売店のページで商品の説明をよく読んでください。どの木酢液にも「殺虫・殺菌」という文字は使われていないはずです。

日本では「殺虫・殺菌」という文字を入れるには「農薬登録」をしなくてはいけないんです。

この登録を取るにはしっかり実験をして、データをそろえて提出しなくてはいけない。

つまり、木酢液にはそこまでの効果がないと、業界が認めているに他ならない。

同じように、「牛乳を薄めてかけるとアブラムシ退治ができる」なんていうのも、どの程度効果があるか疑問ってことですね。

ただし、「食用酢」は特定農薬という、「農薬じゃないけど殺虫効果があるよね」というお墨付きはもらっている。木酢と主成分は変わらないけど木酢は成分が安定しない、ということが問題なのかもしれない。

ちなみに特定農薬には重曹・エチレン・次亜塩素酸水・生物農薬としてテントウムシなどが含まれる。

最近はウィルスに対しても効果が確認されている次亜塩素酸水の利用が農業分野(イチゴや葉物野菜)でも増えています(゚Д゚)ノ

木酢液でたい肥作り

では、木酢液を使った”たい肥作り”はどうか?

これは効果があるようです。

仕組みとしては木酢液に含まれる有機酸が微生物の活性に効果があるため、醗酵スピードが上がりやすくなります。

また逆に酢酸による殺菌作用もあるので、腐敗を進める雑菌の繁殖を抑える効果もあり効率的にたい肥作りが行えるってわけ(≧▽≦)

木酢液には”におい消し効果”もあるので、悪臭を抑える効果も期待できます。

木酢液をたい肥作成に使用する際は希釈濃度を守りましょう!

濃い木酢液を使用すると有効微生物も死滅させてしまうので、パッケージや使用説明書の希釈倍率を守って使用しましょうね。

希釈倍率は商品によって成分濃度が違うため、それぞれの商品の説明をきちんと守りましょう(゚Д゚)ノ

木酢液は犬猫除けに効果がある??

残念ながら、これはほとんどない(=_=)

野良猫などは木酢液のにおいを嫌うといわれていますが、散布してすぐならともかく、においは数時間でなくなります。

特に現代の猫は人間に近い環境で生活しているので、においに鈍感になっています。

木酢液をまいた程度ではほとんど効果は期待できないでしょう(。-`ω-)

木酢液をお風呂に入れるとお肌がすべすべ?

木酢液の利用では園芸用途よりも、お風呂の入浴剤としての利用の方が有効性が高いかもしれません(^_^;)

木酢の有効成分が体を温めるのに効果的です。アトピーや皮膚の弱い方でもお使いいただけるのでこれはおすすめ。

ただし、木酢液の品質はピンキリ!直接肌に触れるものです。安心して利用できる素材や履歴のしっかりしたものを利用しましょう。

木酢液でイボとり??

木酢液で”イボとり”はほとんど効果がありません(^_^;)

検索でも多くの人が「木酢液・イボ」で調べているようですが、残念ながらただの迷信。

ブログなどで「効果があった」という報告もあるけど、信ぴょう性がいまいち…(=_=)

東京女子医科大学の説明では、「いぼの治療にはプラセボ効果といい、どの治療を行っても 30%程度の効果がありえます。」

http://www.twmu.ac.jp/TYMC/img/medical_guide/dermatology1704_1.pdf

との説明があります。つまり信じていれば効くこともあるってこと。

試してみるのはいいけど、本気で困っていたら病院の診療をお勧めします(^_^;)

無農薬栽培の害虫対策ならニームオイルもおすすめ

どうしても無農薬にこだわりたい!というなら、できるだけ原料の信用できる木酢液を使うか、もしくは国にも農薬として認められている「食用酢」でも撒いたらいいんじゃないか?というところです。

また、虫よけならニームもおすすめ。

ニームは植物の油からとったおいるで、虫の脱皮阻害などの殺虫効果もある。

日本では農薬として認められていないから「殺虫」という表記は基本的にできないが、海外では有機農法の害虫防除に正式に認められているので結構信頼がおけます。

もっとも、出所を信頼できないものは使うべきではないですけどね(;´Д`)

まとめ

木酢液は炭を作る際の水蒸気を集めた液体。その主成分は酢酸でした。

害虫に対する効果はあるとは思われるが、成分が安定しないのとあくまで忌避効果なので過信せずに利用するのがよいのではないでしょうか。

体を温める効果やたい肥作りの微生物活性効果はあるようなので有効利用したいですね(≧▽≦)

犬猫除け・イボトリはほとんど迷信です。効果は無いと思った方がいいでしょう(^_^;)

少しは木酢液のことわかっていただけたでしょうか?

それでも使うかどうかは、あなた次第。です。

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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