【秋まき種】園芸初心者にもおすすめペットボトル大根の作り方2.0【プランターでもOK】

ダイコン表紙

秋の家庭菜園シーズン。

春に植えたトマトやキュウリも、さすがにくたびれ始める今日この頃。

ぼちぼち畑に空いているスペースが出てきていませんか?

そんな時はぜひ、秋の野菜づくりにもチャレンジしてみよう(≧▽≦)

初心者も育てやすい、種から育てる秋野菜『大根』の育て方を紹介するよ!

いろいろ選べる秋野菜

秋まきの野菜は、

などなど、

比較的短期間で栽培できるものが多く、初心者にもおすすめ。

(上記のリンクからそれぞれの育て方に飛べるよ)

ほとんどの野菜はプランターでも栽培できるから、春に買った野菜用プランターが空いているならチャレンジしてみよう。

その中でも今回は、特に簡単な『ダイコン』の育て方。

大根は根が深く伸びるから、深いプランターでないと難しい・・・なんて言われますが、

そんなことありません!

今回紹介する『大根のペットボトル栽培』を行えば浅い土でも十分に大きな大根を収穫できます。

『大根のペットボトル栽培2.0』とは?

インターネットで『大根 ペットボトル』で検索すると、ペットボトルを使ってミニ大根を栽培している方は多くいます。

これは、2Lの大型ペットボトルを鉢にして、その中で大根を育てる方法。

これでもいいのですが、この方法だとペットボトルの深さまでの『ミニ大根』しか育てることができない"(-""-)"

どうせならもっと大きな大根を育てたい!

ということで、ペットボトル栽培を一歩バージョンアップさせた『大根のペットボトル栽培2.0』を開発しました!

大根の成長

大根は基本的に種からの栽培になります。

それは、最初に伸びた根が、そのまま大根の食用部分になるから。

苗の段階で根が傷つくと、二股になったりまっすぐ育たないなど、生育に不調をきたすので、苗での販売は行われません。

大根栽培では、いかに大きく図の『根の部分』を育てていくかが重要となります。

大根トリビア
大根の食用部分はすべてが根ではなく、青首の部分は「茎」なんです。よく見ると、白い根の部分からは細根(細い根)がありますが、青首の部分にはありません。そこが根と茎の境界なんです(=゚ω゚)ノ

プランターの場合、通常だと、この『根』がまっすぐ伸びることのできる深い鉢を用意しなくてはいけませんが、ペットボトルを利用することでその問題が解決します。

『大根のペットボトル栽培2.0』準備

ではここから大根の種まきを行っていきましょう。

準備するのは、

  • 大根の種
  • ペットボトル(1.5L以上サイズ)
  • 野菜の培養土
  • プランター(畑でもOK)

そのほか、シャベルや軍手など、必要に応じて準備してください。

大根の種

大根の種類は問いません。

桜島大根みたいに以上に太く育つものでなければ何でもOK。

無理にミニ大根を選ぶ必要はありません。

ペットボトル

500mlサイズではさすがに小さいので1.5Lサイズ以上を用意します。

ペットボトルは、上下を切り落とし、ただの筒状に加工しておきます。

野菜の培養土

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極端に安いものでなければ何でもOK。

春の野菜で使った土やプランターがある場合は、リサイクル材を利用して再利用することも可能です。

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プランター

しっかり根を地中に伸ばすため、通常ならこのように、深さのある鉢を使わなければならない。

ですが、今回の方法では、深さがほとんどない鉢でも大丈夫

空いているプランターを用意しよう。

地面が固く、深く耕せないようなお庭でも大丈夫だよ。

今回育てたうちの庭も、実際の土の深さは20㎝もありませんが、問題なく立派な大根が育ちました(≧▽≦)

『大根のペットボトル栽培2.0』を始めよう

大根の種は光を嫌うので、覆土はしっかり。
  • ペットボトルが倒れないように、数センチ土に埋め、中を培養土で満たします。
  • ひとつの筒に5~6粒種をまいて、水をかけます。
  • 本葉が2~3枚で1回目の間引き。元気のいい株2株を残し摘み取ります。1回目の追肥も行います。
  • 本葉が5~6枚で2回目の間引き。元気のいい1本だけを残して摘み取ります。(写真)
  • 間引きのタイミングに合わせて、2回目の追肥も行っておきましょう。
  • あとは土が乾いたら水を与えるだけでOK

筒の面積が狭いので、肥料が株に触れないように注意しよう。
できるだけふちに沿って与え、軽く土と混ぜておくのがポイントだよ(=゚ω゚)ノ

大根の収穫

種まきから約60日くらいで立派な大根が完成するよ。

しっかり育ったものから収穫していこう。

立派な大根が収穫できました(≧▽≦)

底が抜けていることで、ペットボトルだけで作るより長い大根が作れます。

水管理も土の量が多いと楽になるので初心者でも安心ですよ。

『大根のペットボトル栽培2.0』応用編

この『大根のペットボトル栽培2.0』は、筒状の容器を使って深い土の層を作ることがポイントなので、ペットボトル以外のものでも可能です。

牛乳パック大根栽培

例えば牛乳パック。

これでも元気な大根が育ちました(≧▽≦)

ただし、紙なのでいくら耐水性があるとはいっても栽培期間中にボロボロになってしまう危険性もあります。

今回は写真のようにパックを反転させて使用したんですが、固定するのに使用していたガムテープが耐えきれず、1個破裂してしまいました(;´∀`)

ちょっとカッコ悪いけど、筒のまま使えば栽培期間くらいは問題ないと思います。

用土袋大根栽培

大根の用土袋栽培も簡単なのでよく行われています。

ですが、底穴が不十分で水はけが悪くなって失敗することも・・・

写真の用土袋は底部分を切り取った「筒状態」

底はそのまま地面につながっています。

これなら加湿になることもなく、元気な大根栽培が可能です。

25リットルの袋で4本の大根が栽培できたよ(≧▽≦)

まとめ

秋野菜の代表『ダイコン』のペットボトル栽培の新技術について紹介しました。

『大根のペットボトル栽培2.0』とは、

ペットボトルの底を切り抜き、地面まで根が伸びられるように加工した筒を使って長い大根を育てる栽培です。

ペットボトルだけで育てるより大きく育つのでぜひチャレンジしてみてくださいね(*'▽')

大根栽培のポイントは、

  • 種まきのタイミング
  • 根の成長を邪魔しないやわらかい土
  • 肥料切れを起こさないよう、適時の追肥

です。

タイミングは地域によって異なるので、栽培地域の気候に合わせて種まきしましょう。

病害虫も少なく、初心者でもチャレンジしやすい大根栽培。

ぜひ楽しんでくださいね。

では、みなさま、よい園楽を~~~~~~~~~~~(=゚ω゚)ノ

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