玉ねぎの失敗しない育て方。なんで大きくならないの?秋冬の家庭菜園に簡単野菜

『玉ねぎ』といえば、誰でも知っている定番の野菜。
お料理には欠かせないですよね(≧▽≦)
じつはこの「玉ねぎ」簡単に秋からの家庭菜園で栽培できるって知っていますか?
今回はだれでも簡単!失敗しない玉ねぎ栽培をご紹介します(≧▽≦)
ちなみに『長ネギ』も簡単。こちらは春からの栽培がおすすめです。
目次(*´▽`*)
玉ねぎって何の仲間か知っていますか?
タマネギは漢字で書くと「玉葱」(学名:Allium cepa) ヒガンバナ科(ユリ科に分類される場合もあります)ネギ属の多年草です。
そう、あのヒガンバナの仲間だったんです(゚∀゚)
“]同じ仲間とは言っても、大きなグループの中で分類される別々のグループに属するので、もちろん食用のネギと毒のあるヒガンバナは全く別物なのでご安心を(*´ω`*)
でも、犬猫は玉ねぎを食べさせると「玉ねぎ中毒」という障害が起こるから注意が必要。間違って食べさせないようにしましょうΣ(・ω・ノ)ノ

玉ねぎの花、ネギ坊主
秋から栽培を開始して、春に収穫となる「玉ねぎ」
玉ねぎに花が咲くと、中心に芯ができて食べられなくなってしまいます。見つけたら早めに取り除きましょう。
通常は花が咲く前に収穫するからみることはないが、玉ねぎもやっぱり「ねぎぼうず」と同じ白い玉状の花を咲かせる。

種子を採るために花を咲かせている写真を見ると、普通にきれい(*´ω`*)
花を見ると食べれなくなっちゃうから、はやめに摘み取りましょうね。
タマネギを育てよう!時期によって違う玉ねぎ苗
タマネギの栽培は、時期によっていろいろな方法があります。
時期によって植え付ける形が違うので、順番に見ていきましょう(≧▽≦)
8~9月「ホーム玉ねぎ」
夏の終わり、最も早く販売が開始されるのが、小さな球根状の玉ねぎ。球根野菜「ホーム玉ねぎ」が販売されます。
ホーム玉ねぎは、苗からではなく途中まで育てた小さい玉ねぎを乾燥保存させ、それを種球根として大きく育てていくというもの。
利点は、初心者でも簡単!収穫まで短い!失敗が少ない。
欠点としては玉が小さく、値段が高いこと。
すでにほとんど完成している玉ねぎを太らせるだけなので、生育期間も短く失敗も少ない。鉢植え栽培にもおすすめです。
8~9月に植え付けして、年内には収穫可能です(≧▽≦)
ホーム玉ねぎ栽培のポイント

栽培方法は後に書く玉ねぎと同じだが、重要なのは球根選び。
大きければいいってものではない。2~3㎝の球根を選ぶのがポイント。小さすぎると生育が悪く、大きい球根は分球してしまいやっぱり大きく育たないことがある(;´∀`)
ちょうどいいサイズの球根を選んで購入しましょうね。
9~10月「玉ねぎの種まき」
玉ねぎの種まきシーズンです(゚∀゚)
ポットなどに苗を作ってから畑に植えるので、手間はかかるけど一番安くできます。たくさん作りたい場合はイチバン。
品種も色々選べるのも嬉しい(*´ω`*)
ただ家庭菜園にはちょっと量が多いかも(^_^;)
10~11月「玉ねぎ苗」の植え付け
、すでに寒くなってきているので、苗で植えつけます。
農家の方がタネから立派な苗まで育て上げてくれています。
ポット植えか、上のように引っこ抜いて根っこむき出しの束で販売されています(・o・)
大丈夫なのか?と、心配になるけど、これが全然大丈夫(゚∀゚)
ピンとしているに越したことはないけど、多少萎れていても植えたらほとんど根付きます。すごい生命力。
むしろ、植え付け時に根を1㎝程に切りそろえて植え付ける方が根の張りがいいともいわれます。
利点は、苗作りの手間が省ける。プロが作った丈夫な苗を使える。必要な数で購入できる。
欠点は、種に比べれば高価という点くらい。(ホーム玉ねぎよりはかなり安いです)
一般家庭での玉ねぎ栽培にはこの苗からの栽培がおすすめです(≧▽≦)
簡単!タマネギ栽培!!
10月から植えつけて、収穫は来年の5~6月になります。
栽培期間は結構長いですが、実際にやる作業はほとんどないので難しいことはないです(*’▽’)
玉ねぎの土づくり・元肥
玉ねぎは連作障害は起きにくいので、毎年同じ場所での栽培が可能です。
でも土はやせてくるので、始めの土づくりはしっかり行いましょう(゚Д゚)ノ
まず最初に、酸性土壌を嫌うので『石灰』をしっかり施します。
1坪当たり1kg程度の石灰を植え付け2週間前に施します。
そして、植え付け1週間前には1坪あたり3~5㎏のたい肥、玉ねぎの肥料を入れて耕します。
特にリン酸分がしっかり入っていると球が大きくなるので、重要(゚∀゚)
専用肥料もあるので、迷ったら専用のものを使いましょう。追肥のいらない一発肥料はちょっと割高だけど、追肥忘れの心配がないのでおススメ(≧▽≦)
玉ねぎ苗の植え付け
玉ねぎは乾燥に弱いので、乾燥防止に黒マルチをかけたり、敷き藁をして土壌の乾燥を防ぐようにしましょう。
いい球を作るポイントは植え付けにもあり。
玉ねぎの苗は深植えしないように、葉の緑の部分が土の上に出るように浅く植えるのがポイント。
植え付けが深いと丸みのない細長い形に育ち、玉が大きくなりにくいです。

玉ねぎはプランターでも栽培可能
プランターでも栽培できるから、ベランダでもチャレンジできますよ~。
まあ、大型のプランターでも10~15本程度しか植えられないので、大量のプランターを用意するか、お友達と分けるといいですね(^_^;)
玉ねぎを大きく育てる追肥
玉ねぎを大きな球に育てるには肥料が重要。
苗を植え付けてから2週間後に1回目の追肥。2月下旬から3月に2回目の追肥を行います。
元肥に『一発肥料』を使用していれば、追肥不要で栽培できます。
玉ねぎの栽培で、植え付けの時期が早いと球が育つ前に花が咲く場合があります。
これ咲かせてしまうと、美味しくなくなるので蕾のうちに必ず摘み取りましょう。摘み取った「ねぎぼうず」は天ぷらにすると美味しいらしいですよ(゚∀゚)
肥料切れでもとう立ちしやすくなるので、追肥はしっかり行いましょうね。

玉ねぎ収穫のタイミングは?
5~6月に8割くらいのタマネギの葉が倒れてきたら「収穫」のサインです(*´ω`*)
葉の付け根をつかんで引き抜けば簡単に収穫できます。
収穫した玉ねぎは3日ほど畑に転がして乾燥させます。その後は吊るして乾燥させると長期保存可能。
タマネギは保存が効くから多少多く作っても困らないのがいいですよね(≧▽≦)

特に長期保存を予定するなら、晩生種(収穫が遅い品種)のほうがオススメ。うまく保存すれば冬まで食べられます(゚∀゚)
まとめ

いかがですか?
初めての人も失敗が少なく、面倒な手入れもほとんど不要な家庭菜園の入門種。
場所が空いているなら、ぜひ育ててくださいね。寒くなる前の今がチャンス!!!
あ、でも春に野菜を育てる予定のある方。5~6月まで畑を占拠されるので、トマトなどを予定されている方は栽培計画をしっかり立てて畑の区分けしましょうね(゚∀゚)
では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙