ハクサイ・キャベツを大敵、害虫”青虫”から守る!!

青虫

秋の家庭菜園といえば、ハクサイ・キャベツ・ブロッコリーなど、”アブラナ科”の野菜が中心ですよね(*’▽’)

しかし、アブラナ科には害虫、”青虫”が発生するんです(;´∀`)

青虫とは何者だ??

有名な絵本、”はらぺこあおむし”では青虫は何でも食べていますが、実際はアブラナ科の植物だけを食べるんです。

一般的に言われる”アオムシ”はシロチョウ科の幼虫。つまりモンシロチョウの子ども。

菜園にモンシロチョウが来たら要注意です(゚Д゚)ノ
蝶が葉っぱを食べることはありませんが、飛んできた蝶は葉に”卵”を産みつけていきます。
これが大変。よく見れば見つけられなくもないけど、大量に生みつけられて青虫が孵ったらあっという間に野菜は食べられてしまいます(;´∀`)

虫を近づけたくないなら、ネットをかければいいじゃない。

葉を食べる野菜だから特に、あまり薬は使いたくないですよね~(;´∀`)

その気持ちよくわかります。せっかく家庭菜園なんだから。安心安全な野菜を作りたいじゃないですか。

そこで登場するのが防虫ネット。

トンネルと呼ばれるアーチ形の支柱をたてて苗全体をネットで覆います。

このネットは目が細かく蝶が入る心配はありません。通気性がよく外さなくても水やりもできる。光の透過性も90%以上あり追肥の時以外かぶせっぱなしで栽培できます。

これで安心(;´∀`)・・・・・・とはならないんですよ~~(゚Д゚)ノ

ネットの使い方を間違うと大惨事に…

ネットを使う時の大事なポイントがあります。それがこちら、

  • 苗に虫がついていないこと。
  • ネットは通気性・透過性の高いものを使うこと。
  • 野菜が成長してもネットに触れない高さで使用すること。

です(^^)/

なぜこれらが大事なのか?ひとつひとつ解説します。

苗に虫がついていないことを確認

最初に確認する大切なこと。それは”苗に虫がついていないか調べること”

お店で購入するにしても、自分で育てた苗でも、植え付ける前に虫の卵が産みつけられていたらネットの中で青虫が孵ってしまいます。そうなればネットの中は天敵のいない安全空間。

青虫はゆっくり食事できてしまうわけです(゚Д゚)ノ

今、虫がいなくても卵が産みつけられている可能性があります。葉の裏までしっかり確認しましょう。はじめだけでもオルトランを株元にまいておくと安心です。

お店で買うときは、赤い「オルトラン」と青い「オルトランDX」があるので注意しましょう。

ハクサイ・キャベツに使えるのは「赤いオルトラン」だけです。青いオルトランは使えないので間違わないようにしましょうね(≧▽≦)

参考⇒:みんな大好きオルトランヾ(≧▽≦)ノ そんなにたくさんどこにまくの?青と赤オルトランの違い。

ネットは通気性・透過性の高いものを使用する。

園芸店のネットコーナーに行くとたくさんのネットが販売されています。

チェックポイントは通気性透過性です。

一度ネットをかぶせたら、追肥まではかぶせたままになります。

そのままでもしっかり光がはいり、水をそのままかけられる白の不織布タイプを選びましょう。

間違ってもビニールで覆ってしまわないように!

光は通すけど中は40度以上の高温になって枯れてしまいます。

追肥やメンテナンスの際に開け閉めが簡単な、ファスナー付きネットなんてものもあります。

成長した葉がネットに触れないように注意

そしてもう一つ。

見逃しがちな注意事項が中の植物が育って、ネットに触れてしまうこと。

蝶は大きいのでネットの中に入ることはできませんが、産卵管だけは通すことができます!

蝶は卵だけをネットの中の野菜に産み付け、青虫だけがネットの中で育つ。なんてことが起きるんです。

気づいたら青虫だらけ、なんてことにもなりかねません。

「最初にネット内に虫を入れないこと」「育った野菜がネットに触れないよう注意すること」これが大切!

ネット掛けるのも大変・・・もっと簡単な方法はないの~??

確かに。ハクサイなどはトマトなどの夏野菜と違い、1株から1個しか収穫できません。
本気で育てるとそれなりの広さの菜園になります。そこに全部ネットをかけるのは結構大変(*´Д`)

そうなると方法はもう”農薬”しかありません。

しかし使用の際は注意してください。よく使用されるスミチオンは白菜やキャベツには使えません。

参考:住友化学園芸「スミチオン」紹介ページ

同じ住友化学ならマラソンは使えますが、おすすめはトレボン乳剤です。

農家さんもよく使うエトフェンプロックスという成分の殺虫剤。

もちろん農薬だから毒性はあるし、使用を間違えると危険なのは同じ。

だけど農薬の中では温血動物に対し毒性が低く、 粘膜に対する刺激性も低い。しかも魚毒性が低いなどの特徴から利用が多い。

でも農薬は使いたくない(。ŏ﹏ŏ)

安全性は高いとはいえ、人工的に作られた農薬はやはり使いたくない(゚Д゚)ノ!

そんな人にはBT剤がおすすめ。購入しやすい一般農薬では住友化学園芸さんの「STゼンターリ顆粒水和剤」

BT剤とはバチルス・チューリンゲンシス(BT)という菌のこと。この菌が芋虫の体内に入ると体内のアルカリ性消化液で消化されることで活性化最終的には2~3日で死亡します(*_*;
まあ、食中毒みたいなものですね。
非常に効果的なんだけど、これ虫が食べなくてはならないのでアブラムシやダニなどのようにチューチュー樹液だけを吸う害虫には効果がないんです(´;ω;`)
まあ、秋野菜はアブラムシの被害は少ないので問題はあまりないですね。

なんだか恐ろしい感じだけどアルカリ性で活性化という点がミソ。哺乳類は胃液など酸性のため、万が一体内に入っても毒性を発揮することなく排出されます。

またこの「STゼンターリ顆粒水和剤」の便利なところは野菜、果樹、樹木なんでも使用できるということと、何回使ってもOKということ!
しかも、有機農法使用も可能なので、この薬は使っていても「有機農法」を表示することができる非常に便利な薬なんです\(^o^)/

だから、みかんや桜、バラなど毛虫・芋虫に悩まされている植物なんでもOKってこと。一家に1箱常備していおきたいですね!!

ゼンターリの使い方

ゼンターリは細かい粉末の薬です。

薬はチャック付きの小袋に入っているから、同封の計量スプーンで計って水に溶かします。

付属のスプーンは0.5gなので、

  • 1リットルに一杯で2000倍。
  • 1リットルに二杯で1000倍。

です。白菜は1000倍だと薬害の可能性があるので2000倍使用が定められています。

展着剤の使い方

原液の薬は水で溶かすので展着剤が必要となります。

これがないと薬がきちんと葉に残らないので効果半減です(*_*;

1リットルなら数滴もあれば十分。水で希釈する薬にはかならず使うので用意しておきたいですね。まあ、1本使い切るのは大変なくらいちょっとしか使わないんですけどね^^;

展着剤は界面活性剤、つまりは石鹸のようなものなので水で薄める前に入れてしまうと、希釈の時に泡だらけになってしまうので、展着剤は最後に入れてよく混ぜるようにするのがおすすめ。

あとは噴霧器でもスプレーでもいいので株全体にかけるだけ。

目安は軽く葉から滴るくらい。できれば裏もしっかりかけましょう。

BT剤はかけた部分を虫がかじらなければ効果がないので、まんべんなくしっかりかけましょうね。

雨がふらなければ1~2週間効果が持続。

虫食いが発生してるようなら追加でかけましょう。何回かけても大丈夫な薬なので安心です(*´∀`*)

いろいろやってみましたが、この「STゼンターリ顆粒水和剤」使うのが一番楽で確実でした。

毎年悩まされていたみかんのアゲハの幼虫もゼンターリでバッチリ予防できるようになりました。

うちにはないけど、クチナシのオオスカシバや桜のアメリカシロヒトリなんかにも効果がある。困っている方はぜひ使ってみてくださいね~。

冬の美味しいお鍋のため。頑張って白菜育てましょう\(^o^)/

では、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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