「松竹梅」お酒じゃなくて盆栽の話

松竹梅表紙

クリスマスもまだだけど、日本では同時進行でお正月の準備も始まるこの季節。

お花屋さんには縁起のいい植物が並びます。

その中でもひときわ豪華なお正月ならではの寄せ植えが「松竹梅」と呼ばれる盆栽です。

松竹梅とは?

読んだまま、松と竹と梅の寄せ植えです。

正確には松の盆栽梅の盆栽だったりしますが、まあそこは大目に見てください(;^ω^)

この3種は商品のランク付けにも使われるように、昔から縁起の良い植物としてあがめられてきました。

結婚式場などで「松竹梅福禄寿・・・・」と席順に使われたりしますが、あれは縁起のいいものを並べただけで、本来は「松竹梅」の3種だけをさします。

長寿を願う、不死の象徴「松」

「松」は冬も葉を落とさず茂り、独特の風格を持つその姿に「神が降りる木」としてあがめられてきました。「祀る」(まつる)という言葉の語源は松をあがめることからきている、と説く学者さんもいますΣ(・ω・ノ)ノ

平安時代は不老長寿や不死の象徴とされてきました。

子孫繁栄、「竹」



「竹」も冬も青々茂るさまと、次々タケノコを出す生命力から「子孫繁栄」の象徴とされてきました。

春の使い「梅」



「梅」はどんな花より早く、香りのいい花を咲かせることから「春の使い」としてあがめら、気高さや長寿の象徴とされてきました。万葉集にも多くの歌で詠まれていますね(^^♪


お正月にこの縁起のいい植物を一度に飾るのに便利なのが「松竹梅」

なんてったって1鉢で3種の縁起のいい植物トップ3が飾れるんだから、とっても便利(*´▽`*)

正確には松竹梅じゃなくて、梅松「笹」だったりしますが(;^ω^)

そこは気にしない気にしない。

この3種のほか、縁起植物として「十両(ヤブコウジ)」や「南天」、鶴亀のオーナメントが置かれていたりもします。

松竹梅の管理はどうするの?

では、購入した「松竹梅」はどうやって管理したらいいでしょう(。´・ω・)?

 置き場としては基本は「屋外の明るい場所」においてください。

ほぼすべての松竹梅は寒さに強い植物で構成されているから屋外での管理でOK。

室内に置くと逆に温度が高すぎて梅の花が早く咲いて終わってしまいます。

ちょっと早めに咲かせたいとか、お正月は茶の間で眺めたいくらいなら問題ないですが、ずっと室内で栽培。というのはちょっと難しいです(*_*;

普段の管理は土が乾いたら水をあげるだけ。

だけど水やりは注意が必要(; ・`д・´)

鉢の表面は飾り砂でデコレーションされているので、勢いよく水をかけると吹き飛んでしまいます。優しい水流のじょうろなどでゆっくり与えてくださいネ。

肥料は不要です。他にやるとすれば、特に室内で飾っているときなどは梅のつぼみが乾燥しやすいので、霧吹きなどをかけてあげるときれいに咲いてくれますよ(^^♪

梅のお花が咲き終わるまでゆっくり楽しんでください(^^♪

松竹梅の花後の管理

松竹梅の見ごろは中心にある「梅の盆栽」が咲ききるまで。

そのまま来年も楽しみたいところですが、このまま一年管理することは難しい(*_*;

これはあくまでも、「お正月に鑑賞するための寄せ植え」だから。

抜いてみると分かるけど、まったく根は張っていませんし、土もべとべとの赤土だったりします(生産者による)

ですから、それぞれ育てたければ植え替えてあげる必要があります。

植え替えの時期としては、梅の花が咲き終わって、葉が吹く前までに(”Д”)

意外と時間が限られてますね。葉が出てからでは根をいじれないので、遅れないようにしましょう。

抜いてみると、梅は根鉢(植えてあった元の鉢の形のまま固まった根っこ)のまま出てくると思いますので、思い切ってほぐして周囲1/3ぐらいを崩して根を切りつめます。

地上部も今年伸びた緑の枝1~2芽残して切り詰めます。

鉢は浅めの盆栽鉢、もしくは浅型の駄音鉢を用意。盆栽なので大きすぎないように、もとの根鉢と同じか少し大きいくらいにしましょう。

用土は赤玉土の小粒に2割ほど腐葉土を混ぜたものでOK。

盆栽は浅鉢に植えるので鉢底石は不要です(*´▽`*)

木がぐらぐらするときは鉢底の穴から針金を通して固定すると安定しますよ~。

自分が見てかっこいい方が正面になるように固定しましょう。

後はしっかり棒などで土を入れて、下から流れるまで水をあげたら完成( *´艸`)

半日陰で少し養生しましょうね。

ほかの植物はどうしよう・・・

松は10年くらい頑張って育てれば、それなりの盆栽になります(;^ω^)

でも来年に、もう一度松竹梅に組み合わせるには大きくなりすぎる。

おそらく、一緒に入っている笹や南天も育ってしまうので、来年自分で組み立てよう。と思う場合は苗を別に用意したほうがいいでしょう(;^ω^)

今はいっていた植物たちは別に育ててもらってもいいし、サヨナラしてもまあ、しょうがないかなと(;´・ω・)

あ、もったいないとお庭に植えるとき「笹」は注意してくださいネ。はびこって退治できなくなりますよ。

まとめ

いかがですか?

日本の伝統、お正月の盆栽寄せ植え。

お店で取り扱っている場所も減ってきましたが、日本の美しい文化として継承していきたいですね(^^♪

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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