令和の象徴『梅』の育て方~梅盆栽~

梅表紙04

万葉集からとられた今の元号『令和』

「令和」は万葉集の梅の花の歌三十二首の序文からとられていますΣ(・ω・ノ)ノ

まさに今は梅の時代。今回はお庭がなくても簡単に育てられる。盆栽の入門種「梅盆栽」の紹介です(≧◇≦)

過去の梅の記事もご覧くださいね(*´ω`*)



誰でも簡単!梅盆栽

『盆栽』と聞くとたいそう難しく感じるかもしれませんが、梅盆栽は初心者でも育てやすい入門種です(≧▽≦)

まず、何しろ丈夫。そう簡単に枯れたりしません(^_^;)

それに通常販売される12月の苗にはすでに開花直前の花芽がびっしりついているので、ひとまずは水だけあげていれば年明けごろに満開の花を見ることができます。

販売されている時点である程度の形もできているから剪定もルールに従って切ればOK。夏の暑さ、冬の寒さにも強くベランダなどでも栽培可能。令和の記念に一鉢始めてみませんか?

梅盆栽選びのポイント

もしお店に並んでいる中で選べるのなら、簡単。自分がかっこいいと思うものでOK(≧▽≦)

といわれても選べないと思うので、いくつかチェックするポイントを紹介しますね。

1、幹の太さ

単純に太い木には力があります。太い幹はそれだけで存在感を表すので比較するなら太い枝がおすすめです。

2、根の張りも重要

盆栽のチェックポイントは根元にもあります。きれいに大地をつかむように広がった根は見た目にも、実際にも力強さがあります。

3、枝の形

これはもう好み(^_^;)

苗から形を作るなら自分の理想に育ってくれそうな苗を選びますが、すでにある程度形の決まったものなら見た目で気に入ったならそれでOK。

個人的な好みで言えば、あまりにまっすぐなものよりは傾きや曲がある自然樹形なものが好きかな(≧▽≦)

盆栽は一鉢の中に自然の中にある木を再現した、生きるミニチュア。あくまで自然に、人工的に見えないように人の手をかけて作るのが大切です。

梅盆栽の管理

12~2月

購入した梅盆栽はどこに置くか。それは家の外です。

屋外の日当たりのいい場所。でも冷たい北風や霜の当たらない場所に置きましょう。

早めに開花させたい場合は室内で管理しますが、あまり温度の高すぎる部屋の中はダメ。玄関など涼しいくらいの環境で徐々に温めていきます。

室内に置いた場合特に気を付けなければならないのが『湿度』室内の乾燥した空気の中では蕾がカラカラになって落ちてしまうことがあります。毎日霧吹きで乾燥を防止しましょう。

室内で開花させた場合花の観賞期間は短くなります。開花してからは長くても1週間以内には屋外に戻しましょう。

室内で新芽が吹くと貧弱な葉になってその後の生育に影響します(‘Д’)

水は3日に1回程度。環境によって表面が乾くようならしっかり下まで流れるまで与えてくださいね。

2~3月

花が終わって葉が伸びだす前に行う重要な作業。『剪定』と『植え替え』です。

剪定

梅盆栽の花が終わったらすぐに花が咲いて居た枝を1~2芽(花が咲いていたあと枝元から1~2個)残して切り詰めます。

ほとんど丸坊主のようになってしまいますが大丈夫です。枝を残したまま葉が伸びだすと手に負えないくらい枝が混んで病気や黄色い葉が出てくることになります。新芽が吹く前に必ず行いましょう(゚Д゚)ノ

植え替え

梅盆栽は基本的に毎年植え替えを行います。

剪定が終わったまだ葉芽の展開していない梅盆栽を鉢から抜き取り土を1/3ほど落として根を切り詰めます。

生育のいい梅は1年で鉢いっぱいに根が回っているはずです。この根を「根カキ」で崩し、長い根を鋏で切り詰めます。

植え替える鉢は同じものか、同じくらい~少し大きいくらいの鉢に植え替えます。

植え替えの用土は赤玉:桐生砂:腐葉土を6:2:2くらいで混ぜて作ります。面倒なら赤玉と腐葉土8:2や山草の土でも構いません。

3~6月

切り詰めた芽から今年の枝が伸びます。込み合う枝は元から外しますが、基本そのまま屋外の日当たりで管理します。

病害虫が発生しやすい季節だから、アブラムシなどを見かけたら早めに農薬などで退治しましょう。この時期にアブラムシ1匹いたら、秋には2億匹にまで増えるそうですよ(^_^;)

早期発見が大切です!

肥料

植え替えした株は2週間ほど半日陰で養生してから肥料を与えましょう。固形の油粕や、バイオゴールドオリジナルがおすすめ。

大体肥料効果は一ヶ月くらいなので、ひと月ごとに古い肥料を外して置き換えます。

みずやり

葉が展開すると土も乾きやすくなるので、表面が乾いたら水をしっかりとあたえるようにします。

剪定(芽摘み)

勢いのいい枝が伸びるので10cmくらい伸びた時点で『芽摘み』を行います。

これは根元から3枚の葉を数えたあたりで枝を切り詰めること。こうすると細かい枝が増え花芽を多くつけることができるようになります。

7~8月

来年の花芽を作る大事な季節です。この時期に来たら肥料はストップ。水だけで管理します。置き場所はそのままで構わないですが、西日や真夏の直射日光で葉が焼けるようなことがあれば半日陰に移してください。

剪定もストップ。ここまでにしっかり育てた枝に夏の間、花芽を形成します。

水やり

夏は水が乾きやすくなります。1日1~2回の水やりを行います。かといってあまり加湿になると逆効果。表面が乾いてから水は与えましょう。

夏は水が切れたように葉が丸まることがありますが、それは花芽を作っている証拠。乾き具合は土の表面でチェックしましょう(≧▽≦)

9~11月

枝にはすでに花芽ができています。花芽を充実させるために肥料を与えましょう。

あとは今まで通りの管理でOK(≧▽≦)

寒くなって葉が落ちたら、枝にはすでに来年の花芽がたくさんついているはず。

開花まで楽しみに過ごしましょう(●´ω`●)

梅盆栽の紹介

梅盆栽として出回る人気品種をいくつかご紹介(≧▽≦)

冬至梅

早咲き品種で白花の花梅の代表、花は白の中輪花で一重咲き。開花が早く冬至のころから咲かせることもできます(≧▽≦)

大盃

紅梅性の早咲き品種の代表。花は桃色の中大輪で一重咲き。 冬至梅とおなじく早咲きなので紅白で飾っても縁起がいいですね(≧▽≦)

思いのまま

1本の木にピンクと白が一緒に咲く。しかし名前の「思いのまま」というわけにはいかず、思い通りにバランスよくピンク白が咲いてくれるとは限らない(^_^;)

ピンクばっかりだったり、白ばっかりだったり分かれて咲いたり、混ざったり。まさに梅の「思うまま」に咲きます。蕾に色が出てから購入すれば開花の雰囲気がわかるのでおススメです。

みんな気になる、盆栽は木になる?

盆栽は普通に育てたら木として普通に育つのか?

答えはYES!

盆栽は根を制限することで、伸びすぎないように成長を抑制して栽培する栽培方法です。そのため、大きな鉢に植えたり、地面に植えて根が自由になれば枝がどんどん伸びて普通の木と同じように成長します。

ちょっと時間はかかるけど、大きく育てたければ鉢を大きくすることで盆栽→鉢植えは可能。

ただし大きく育った鉢植え→盆栽に戻すことは困難なので気をつけましょう(゚Д゚)ノ

まとめ

梅盆栽は盆栽の中でも初心者向けの入門品種。花が咲く盆栽でここまで簡単なものもあまりない。

うまく育てれば毎年きれいな花を楽しめますよ。ぜひチャレンジしてください。

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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