半日陰でも育つ果樹スグリ(カーラント)って知ってますか?カシス&グーズベリーもご紹介!

(´゚д゚`)「うちのお庭はいまいち日当たりが悪くて、果樹栽培は難しい・・・」

普通、果樹などの実物は十分な日当たりがないと栽培が難しかったりします(。-`ω-)

でも、それほど強い日差しがなくても育てられる「果樹」もあるんです!

今回はそんな、果樹を育てたいけど日当たりが足りない……そんな場所でも栽培できるおすすめの果樹をご紹介します。

みなさん、「スグリ」って知ってますか?

赤い宝石「フサスグリ」

こちら、「フサスグリ」西洋では「レッドカーラント」と呼ばれるberryの一種。

berry(ベリー)とは
多汁質で丸く、明るい色合いで、甘くまたは酸味があり、多くの種子を持つものの、と定義される。

ブルーベリーやラズベリーなど。どれも栽培しやすいけど、日当たりのいいことが必須条件(。-`ω-)

しかし、このフサスグリ(レッドカーラント)は半日陰でも栽培可能!というか、真夏の日差しをよけないと栽培できないんです。

レッドのほかに白実のスグリ「ホワイトカーラント」もあります。
(写真クリックで購入ページに行けます)

スグリって何者??

スグリ(カーラント)はスグリ科スグリ属(学名:Ribes) の落葉低木。

原産地はヨーロッパで北半球にひろく分布しています。日本の国内には生産地がないので家庭で育てないと生の果実を食べることは難しい。なかなかレアな果物でもあります(=゚ω゚)ノ

味はスグリの学名Ribesが「酸味」を表すアラビア・ペルシア名から由来するようにやや酸味が強い。でもこの酸味が肉の臭みを消す効果もあるので欧米では料理などでも利用されます。

16世紀ごろからヨーロッパで栽培が始まり、日本でも明治初期から北海道で栽培が始まりました。しかし、生産量は少なく一般の八百屋さんに並ぶほどの量はないようですね(^_^;)

欧米では一般的な果樹で園芸品種も多く存在するようですが、日本で入手できる品種は今のところない(-ω-)
今後人気が高まれば海外の優れた品種も販売されるようになるかもしれない!期待しましょう!

果樹としての人気は現在はいまいちですが、丈夫で育てやすいうえ半日陰でもOKというのはポイントが高い。家庭果樹でこそ有効利用するべき果物なんです(≧▽≦)

スグリ(カーラント)の育て方

実をつけるのに2品種必要なものが多いですが、うれしいことにスグリは自家和合性、自分の花粉だけで実をつけることができます(≧▽≦)

1本だけで実が楽しめるのは簡単でいいですよね!

大きさも1m程度とコンパクト、冬の剪定でサイズを抑えることもできるので、家庭菜園でも簡単です。宝石のような実は観賞用としても美しい(*’▽’)

栽培方法も簡単ですよ~

暑いのは苦手ですが寒いのは得意。最低気温-35℃まで耐えられるから、北海道でも楽々越冬できます(≧▽≦)

4~5月に白く小さな花を咲かせ、6~7月に収穫が可能です。

花は地味で目立たない

スグリの植え付け適期

園芸店でも販売が少ないのでインターネットで購入するのがおすすめ。

ポットで販売されているので年間通して植え付けは可能だけど、一番いいのは落葉期12~3月くらいに植え付けるのがおすすめです(=゚ω゚)ノ

スグリの好む環境

表題の通り、それほど強い日差しを必要としない果樹。

とはいってもあまりに暗いと実がつかないので、夏場半日陰になる明るい木陰のような場所を選びましょう。

特に夏場の西日にあたると葉が日焼けして傷むから注意です(゚Д゚)ノ

スグリを育てる土

スグリはあまり土を選ばないのもいいところ。極端に水はけの悪い土や、乾燥の激しい土でなければよく育ってくれます。

鉢植えならお花の培養土でOK。お庭植えなら植え場所に3割くらいたい肥や腐葉土を混ぜ込んで植えれば十分です。

夏場の乾燥が苦手だから、株元をたい肥などでマルチング(株元をたい肥で覆う)して乾燥を防いであげましょう。

スグリの肥料

スグリは開花から結実までが早く、果実の生育期間が短いのでその前に栄養をしっかり与えておく必要があります(゚Д゚)ノ

12月ごろの寒肥、そして3月の芽出し肥料として固形の油粕や果樹用の肥料をしっかり与えておきましょう。

半日陰でも葉緑素を活性化して元気に育てる成分ALAを配合した肥料「ペンタガーデン」もおすすめです(≧▽≦)

スグリの剪定

毎年株元から新しいシュート(若枝)が発生して成長します。

花は1年枝の先端につき、翌春に開花・結実するので、冬に先端を切ることはしてはいけません(゚Д゚)ノ

3年以上たった古い枝は、実付きが悪くなるので、剪定は冬に古い枝を株元から外して枝を更新するようにします。

また倒れそうな外向きの枝や、込み合う枝も冬の間に整理しておきましょう。

スグリにつく病害虫

果樹としては病害虫の少ない木ですが、葉に斑点性の病気が出ることがあります。早い時期からトップジンMなどの殺菌剤で予防しておきましょう。

いろいろな名前で呼ばれるスグリ

日本で言う「フサスグリ」はヨーロッパでは「カーラント」と呼ばれます(゚Д゚)ノ

カシスもスグリの一種です

カクテルを飲まれる方なら「カシスリキュール」って聞いたことありますよね?

あの「カシス」は「クロフサスグリ」というスグリの一種なんです。

クロフサスグリはどくどくの風味があるので好き嫌いはありますが、ビタミンCなどの栄養を豊富に含み、マウスでの動物実験ではA型インフルエンザウイルスに対し抗インフルエンザウイルス作用が確認されるなど、健康果実としても注目されています(≧▽≦)

生食するなら「大実スグリ」グーズベリーがおすすめ!

ヨーロッパ原産で直径3㎝にもなる大きな実をつける「大実スグリ」こちらは「グーズベリー」と呼ばれます。

実は大きいが色は黄緑色。粒が大きく食べやすい(*’▽’)

もちろんジャムやジュースとしても美味しく食べられますよ(≧▽≦)

暑さにはフサスグリよりも強いから、関西方面の方にもおすすめですね。

スグリの仲間はどれもやや酸味が強いから、生食というより加工に使用されることが多いんですが、完熟すれば酸味もだいぶ抜けるので、生食も美味しいです。完熟しても落果は少ないのでまとめて収穫できます。

カシス(クロフサスグリ)だけは完熟すると落果してしまうので早めに収穫しましょう。

レッドカーラントはその美しさからケーキのデコレーションなどにも利用が盛ん。かわいくデコレーションしましょう。

ソーダ水に浮かべても素敵!夏の暑さが吹き飛ぶ酸味を体験しましょう(≧▽≦)

まとめ

日陰でも果樹栽培あきらめないで!

スグリの仲間は栽培初心者でも簡単。光り輝く宝石のような果実は他ではあまり見かけません。

もっと人気が出てもいいと思うんだけど、意外と育てている方って少ないんですよね。

簡単!美味しい!美しい!3拍子揃ったおすすめ果樹「スグリ栽培」にチャレンジしてみてくださいね(≧▽≦)

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

参考図書:家庭で楽しむ果樹栽培 NHK出版

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