夏の花トレニア、夏すみれ日陰OK!暑さOK!越冬も可能??
お花屋さんの花もゴールデンウィークを過ぎるころから夏のお花に変わってきます(≧▽≦)
夏の花といえばマリーゴールド・ニチニチソウ・ポーチュラカ・ベゴニア・ランタナ等々。
どれも日当たり大好き!太陽の光が必須。まさに夏の花。
とはいっても、お庭は日当たりばかりではありません(´;ω;`)ウゥゥ
中にはちょっと日当たりが悪きけどお花を飾りたいっって場所もありますよね。
目次(*´▽`*)
半日陰でも育つ「なつすみれ」はこれだ
そんな時おすすめなのが「夏すみれ」トレニアです(≧▽≦)
「すみれ」とはいってもパンジーやビオラの仲間ではなく、トレニア属の一年草。学名: Torenia fournieri
トレニア属は研究によって分類がバラバラ。ゴマノハグサ科だったり、アゼナ科だったりオオバコ科だったり。書籍によってまちまちだったりします。
もとはゴマノハグサ科だったものが、細かく分類されてアゼナ科が作られたってことみたい。これからも変更があるかもね。
原産地は熱帯アジア、アフリカなので寒いのは苦手。寒さに当たると紅葉し、さらに寒くなると枯れてしまう一年草。だけど、非常に丈夫でこぼれ種で翌年も咲くことがあるらしい。
花は6~10月と長く楽しめるので夏花壇には最適(*'▽')
なんだけど強い日差しがちょっと苦手なのと、極度の乾燥で花数が減るので、半日陰での栽培がおすすめデス。
”這うタイプ”と”こんもりタイプ”どっちがお好み?
トレニアにはこんもり茂るタイプと、横に広がる這性タイプがあります。
じつははい性のトレニアは”トレニア・コンカラー”学名:Torenia concolor というはい性多年草タイプとの交配種。
代表的な品種はサントリーのサマーウェーブシリーズがあったんだけど、2019年で生産終了(;゚Д゚)
2020年からは新品種”サマーミスト”が販売されています。
実物見てはいないけど、サマーウェーブの方がパフォーマンス高そうだったのに、なんで販売終了しちゃったんだろう(^_^;)
はい性トレニアでおすすめは「トレニア カタリーナシリーズ」
やさしいブルーのトレニアカタリーナブルーリバー(≧▽≦)
一株で60㎝にも育つから、少ない数でボリュームいっぱいに育てられます。
特に夏の暑さに強く改良されているから、夏バテしにくく秋まで楽しめますよ~
本来は一年草として扱いますが、トレニア・トリコロールの性質もはいっているので冬でも10℃くらいを維持できれば越冬可能です(=゚ω゚)ノ
地植えで越冬できるのは沖縄くらいかな(^_^;)
本州で栽培するなら鉢植え栽培がおすすめ。ちょっとした木陰に吊り鉢で仕立てると涼し気(*'ω'*)
もちろんアレンジの前面に入れて豪華に垂らすのもよし。
ペチュニアなどと同じように外に向かって咲き進んでいくから、伸びすぎたら一度切り詰めてあげるといいですよ~。また次々花を咲かせて秋まで楽しめます。
切り損ねるとビロビロ伸びすぎて中心が寂しくなるのでご注意を(^_^;)
夏バテ防止には植物のユンケルこと、メネデールがおすすめ。暑さに負けないでよく育ってくれますよ~
参考:芽と根がよく出る”メネデール”だれでも栽培が上手になる?魔法の液体の正体は?
トレニアの育て方
半日陰でも栽培できる代わりに、真夏の強い日差しが苦手です。夏本番には半日陰に移動して楽しみましょうね(≧▽≦)
トレニアの用土
水はけのいい肥沃な土でよく育ちます。水はけのいい信頼のおける培養土を利用しましょう。
安い土は水はけが悪く、株元が蒸れて病気の原因になります(*_*;
トレニアの肥料
夏の間中、絶え間なく花を咲かせ続けるので、植え付け時には長く効果のある緩効性肥料”マグアンプKを入れて植え付けます。
肥料が切れないように定期的に液肥を追肥しましょう。
トレニアの管理
枝を伸ばしながら花を咲かせます。伸びすぎると形が乱れるので、ピンチ(枝を切り詰める)して仕立て直しをしましょう。すぐに枝が伸びて新しい花が咲きだします。
また、花が次々に咲くので花がらを摘むのも大切。終わった花がらが葉についたままだとカビが発生して病気になる可能性があります(;゚Д゚)
終わった花を取り除くだけで、病気予防と次の花が上がりやすくなりますよ。
まとめ
夏の半日陰向きの夏の花はほかにも、インパチェンス、ホスタなんかもあります。
日が当たらないからと諦めないで、日陰は日陰でおしゃれなシェードガーデンを作って楽しみましょう。
では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙
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