夏にバラの葉が黄色くなるのは病気だけとは限らない?黄変の原因5選

バラ葉の黄変表紙
バラ葉の黄変表紙

夏ですね(≧▽≦)

春から花を楽しんだバラも、そろそろ2番花を終えようとしているころ。

でも最近なんだか調子が悪い(*_*;

バラの下葉がだんだんと黄色くなってきています。

いったいこれは何の病気なんだ~!?

今回は、真夏のバラを襲う、葉の黄変。その原因と対策ポイントをまとめてみました(*’▽’)

バラの葉が黄色くなる原因は?

夏の時期にバラの葉が黄色くなって落葉する原因はいくつか考えられます。

現在のバラの症状に照らし合わせてご確認ください。

1.黒星病

バラの病気の筆頭に挙げられる、悪名高い病気それが『黒星病』

葉に黒い斑点が浮かび、葉が次第に黄変、最後は落葉してしまいます。

病気かどうかの見分けは、葉に黒い斑点があるかどうか。

病気にかかったバラは、にじんだような黒い斑点が現れます。

落葉が進んでしまった株は薬を散布して、肥料などは与えないように半日陰で養生しましょう。

2.水切れ

特に鉢植えに多い症状ですが、バラの葉が急に半分以上黄色くなってしまう症状が出た場合は『水切れ』の可能性が高い。

ホントに急に真っ黄色になるので驚かれることが多いのがこの症状。

「そんなはずはない!しっかり水は入っている( ゚Д゚)」

そうおしゃられることも多いのですが、この症状は『今』水が切れているわけではなく、大体3~5日あとに症状が現れる特徴があります。

黄色く変色した葉は、ほとんどの場合元に戻ることは無く落葉してしまうので、黒星病で落葉してしまった場合と同様に肥料は与えずに活力剤を与えて株の回復を待ちましょう。

3.肥料焼け(肥料過剰)

バラは肥料好きだからと、過剰に与えすぎたことで根が肥料に負けて傷んでいる可能性があります。

特に化成肥料を多用した場合などに起こりやすい症状です。

症状の現れ方は2の水切れと似ています。根が障害を受けて水が吸えなくなったことで水切れと同じ状態になっていることが考えられます。

まずは肥料成分を取り除く

固形物として肥料が残っている場合はすべて取り除きます。土の中に溶け込んでいる肥料成分は取り除くのが難しいので、多めの水をかけて成分を流しだすか、ハイフレッシュを溶かし込んだ液体を流しこみましょう。

ケイ酸塩白土には土の中の過剰な肥料分を吸着する効果があるんですよ(≧▽≦)

4.肥料切れ

こちらは逆に肥料が不足した場合。

この場合は黄色くなるというより、葉の色が薄くなっていく症状の場合が多い。

水切れ・肥料焼けとの大きな違いは、葉が黄変しても落葉しにくいです。

この場合の回復は簡単。規定量の肥料を追肥してあげればOK。

葉の色が戻ってくればもう安心です。

5.夏バテ

病気でもないのに葉を黄色くさせて落葉させる原因として多いのが根の夏バテ。

特に色の濃いプラ鉢に植えられているバラでよく起こります。

斑点は出ていないのに、葉が黄色くなって下の葉からはらはらと落ちていく場合はこの「夏バテ」である可能性が高いです。

『夏バテ』したバラをそのままにしておくと、どんどん弱ってしまい秋の花が楽しめないどころか最悪枯れてしまう危険があります。

適切に処置をして株の回復に努めましょう。

バラは夏が苦手

バラは寒いのは結構平気ですが、夏の暑さは苦手です。

開花サイクルの早い品種は夏でも蕾をつけるものもありますが、夏の花は観賞期間が短く、色もはっきりしません。

株に負担をかけることが多いので早めに摘んでしまいましょう。

この時は次の花を咲かせる剪定とは異なり、できるだけ多くの葉を残した方がいいので、蕾だけを摘み取るようにします。

特に鉢植えのバラは夏はいろいろなストレスを受けることで株にダメージが蓄積していきます。

夏越しのポイントは『バラの根』をいかに涼しく過ごさせるかにかかっているんです(≧▽≦)

なぜ葉が黄色くなって落ちていくのか?

鉢植えのバラで多いのがこの症状。まるで病気になったようにはらはらと下部を中心に葉が黄色くなって落ちていきます。

6月ごろに多い黒点病も黄色くなって葉が落ちていくので、病気になったのではと薬をかける方が多いのですが、斑点の見られない黄化の場合、多くは病気ではありません。

黒星病は葉に黒い斑点ができてから葉が黄色くなって落ちる病気。夏に多いこの症状は斑点はなく、ただ黄色くなって落ちていきます。

特に症状がみられるのは、黒や濃い茶色のプラ鉢に植えられたバラが多い。素焼き鉢に植えられた株では発生しにくい症状です。

なぜかといえば、この症状は鉢が暖められたことによる夏バテが原因だから(゚Д゚)ノ

夏の暑い日差しが鉢を温めることにより、鉢の中が蒸し風呂サウナ状態になり、バラの根が傷んでしまう。

色の濃い鉢は特に太陽の熱を吸収してしまうため、鉢内の温度が上がりやすく被害が多いんです。

その点、素焼き陶器鉢(テラコッタ)は鉢の表面にも通気性があり、壁面から染み出した水分が蒸発するとき、人間の汗と同じように温度を下げてくれるのでこの症状が出にくいんですね(*’▽’)

鉢植えのバラには暑さ対策が必要

前の項目で書いたようにバラは暑さが苦手。暑さによる根の痛みは葉を落とし、バラを弱らせます。

そうならないためにも、暑さ対策をしっかりと行いましょう!

対策1:寄せ鉢

一番簡単な対策。鉢の壁面に太陽の光が当たるのを防ぐように、ほかの鉢植えを寄せて影を作ってあげましょう。
バラ本体に日が当たるのは何ら問題ないから、低めの花やグランドカバーを利用して鉢をガードしましょう(*’▽’)

対策2:2重鉢

バラの鉢を一回り大きな鉢に重ねていれる方法です。これにより、内側の鉢に直接熱が伝わらないので根を保護することができます。隙間に新聞紙やミズゴケを詰めて断熱効果を高めるとより効果的(^_^)/

バラに限らず暑さが苦手な山草などにも利用される方法ですよ。

対策3:植え替え

適期ではないけど、生育が良すぎて乾きが激しいなら植え替え(鉢増し)も方法です。

この時期に根をいじるのはよくないのでそのまま一回り大きな鉢に移し、周りに新しい土を入れて植え付けます。根を太陽に当てないよう素早く作業しましょう。植えてすぐは株にストレスがかかっているので、1週間くらい半日陰で養生してから通常管理に戻しましょう(*’▽’)

対策4:照り返し対策

バラをコンクリートに直接置いていると、照り返しの熱で傷みます。

コンクリートの表面は想像以上に熱くなります(゚Д゚)ノ
レンガや花台などで地表面から持ち上げることで、直接の照り返しを防ぎ鉢底の通気性を確保できます。

意外と見落としがちなのが、家の壁からの照り返し。

最近の家は断熱性の強い壁材を使っています。つまり太陽の熱をほとんど外に跳ね返すんです(゚Д゚)ノ
壁の近くにあるバラはこの照り返し熱によって痛むこともあります。

すだれなどを間に入れて直接の照り返しを防ぎましょう。

対策5:夕方の潅水

夕方たっぷりの水で土だけではなく鉢を冷やすことで鉢の温度を下げます。

葉が落ちて土が乾かないバラは過剰な水分は根腐れのもとです。その場合は半日陰で養生しましょう。

まとめ

この夏をどれだけ元気に乗り切れるかが、秋の花を咲かせるカギとなります(。-`ω-)

バラは丈夫なので、夏に葉が全部落ちてしまってもほとんどがまた葉を出して回復はしてくれます。ですが落葉を繰り返すことは株には相当負担です。

対策をしっかりして上手に夏を過ごしましょう(≧▽≦)

地植えのバラも足元にグランドカバーを植えたり、マルチングをすることで同じように保護することができます。

夏場は”食欲”もないので肥料は与えず、活力剤(メネデールやリキダス)を与えてあげると夏バテしにくくなりますよ。

暑い夏を乗り切って、美しい秋バラをたくさん咲かせましょう!

では、皆様良い園楽を~(。・ω・)ノ゙

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