韓国の国花 丈夫な夏の花木「ムクゲ」の育て方。ハイビスカス・フヨウとの違い見分け方

ムクゲ-表紙
ムクゲ-表紙

​夏の高速道路で、きれいに花を咲かせているこんな樹木を見かけることはありませんか?

まるでハイビスカスのような花が満開になっているこの木。

「ムクゲ」と言います(^^♪

ハイビスカスに似ているのも当然。同じアオイ科の仲間。

今回は、夏中咲き誇る丈夫なアジアンハイビスカス。ムクゲについて紹介します(≧▽≦)

似ているようで、結構違う!ムクゲとハイビスカスとフヨウ

見た目も開花時期も近い、この3種を見比べてみましょう(^O^)/

特徴を表にまとめると、こんな感じ。

ハイビスカスムクゲ芙蓉(フヨウ)
花時期温度があればいつでも6~10月7〜10月
花色赤・黄色・オレンジが中心紫・白・ピンク・赤など様々白・ピンク
花の寿命一日花一日花一日花
艶のある卵形卵形〜3つに裂けるカエデのように3裂し、大きい
木の性質常緑樹・寒さに弱い落葉樹・寒さに強い落葉樹(地上部は枯れる場合も)
樹高最大2m最大3m最大2m

花はそっくり(‘ω’)

見た目だけならなんとなく似ている3つの木。

南国のイメージがあるように、ハイビスカスは寒さが苦手の花木。

夏に花を咲かせることが多いアオイ科の植物たちには、寒さに弱く日本の本州では屋外で越冬の難しい仲間も多い。

しかし、ムクゲは暑さだけではなく寒さにも強い落葉樹。

フヨウも耐寒性はあるが、寒冷地では冬に地上部を枯らす宿根草のような性質もあります。

葉を見ればすぐに見分けられる

花がなくても、葉を見れば見分けるのは簡単。

艶のある葉がついていれば、ハイビスカス。3裂している葉で、大きいものはフヨウ。小さければムクゲでほぼ間違いないです。

見慣れてくれば木の形だけでも判別できるようになりますよ。

とにかく強い!ムクゲ

強いのは寒さだけではない(゚Д゚;)

​高速道路でよく見るのは理由がある。それは性質がめちゃくちゃ強いから(゚Д゚;)

日当たりさえ良ければ、土壌は選ばずどんな場所でも生育(やや酸性土壌を好む)

暑さ寒さに強く、枝はあまり広がらないから剪定の手間も少ない。

日陰でも枯れはしないけど、花が咲かないので太陽の光はよく当たるのを好む。

剪定するにしても、いつ、どこで切ってもそれほど問題ないから簡単。

なぜなら新しく伸びた枝に次々花をつけるから。

温度と光と水があれば次々枝を伸ばし花を咲かせる。放置できる花木なのです(”ω”)ノ

開花期間も長く初夏から秋遅くまで咲き続ける。

残念ながら、一つの花は1日で萎れる「一日花」だけど、それを補って余りあるほどに次々に咲くんです!

高速道路に植えられることからわかるように、排ガスなどの公害にも強く、生垣としても優秀。まあ落葉しちゃうけど。

病気はほぼない。虫は「ハマキムシ」がつくことがあるが、それほど被害が大きくなることは少ない。
これだけの利点がありつつ、花色が豊富という植物はあまりないんじゃないかな(≧▽≦)

ムクゲの別名「ハチス」名前の由来

ムクゲは中国が原産で、平安時代に日本に入ってきたと言われています。

平安時代当時は、花がハスに似ていることから木のハチス(ハスの古名)、『キハチス』と呼ばれていました。

今では「キ」が取れて、単にハチスといったら現代ではハスではなくムクゲを指すことの方が多くなってしまいました。(^_^;)

ムクゲの名前の由来は?

では、ムクゲの名前の由来はというと、

中国の呼び名、「木槿」(ムージン)が変化したもの、と言われています。

現在でも、漢字では「木槿」の字があてられていますね。

もともと中国原産の植物ですが、平安時代には日本でも栽培が広がっていたらしい。かなり歴史の長い植物なんです。

韓国の国花「ムクゲ(ムグンファ)」

ムクゲは韓国の国花としても有名。韓国では、次々と終わりなく咲く花の姿から無窮花(ムグンファ)と呼ばれます。

2016年に「韓国議会に正式にムクゲを国の花にする制定案を提出」というニュースがあった。

実は正式に国の花とは決まっていなかったようだ。現在この法律がとおって正式に国の花になったのかは続報がなかったが、国の花なんてそんなものかも。
わざわざ法律で定めるようなものではないのかもしれないですね(^_^;)

韓国に関するニュースだと、2019年3月に「 韓国の神聖な菊(國花)であるムクゲが、実際には、日本の日の丸を象徴する日本の花だという主張が提起され混沌が起きている。 」というニュースがあった。

簡単に書くとムクゲは日本統治時代に日本人が広めたものだ。という研究を発表している教授がいる。というニュース。
日本が広めたんだから見直すべきだ!とまで言っているらしい(^_^;)

まあ、どっちでもいいけどムクゲに罪はないので切り倒すとかはしないであげてほしいですね。

江戸時代に流行!いろいろな花が登場

ほんの一部を紹介(^^♪

ハイビスカスより色幅が多く、豪華な八重咲も人気!

写真クリックで販売ページに行けるので、詳しい情報はそちらをご覧くださいネ(*’ω’*)

一重から八重、赤から青まで様々。ラベルとは色や雰囲気が違う場合も多いので、できれば開花している花を実際に見て選ぶ事ができるとイメージ違いがないですよ。

ムクゲの育て方

丈夫でほとんど手のかからないムクゲ。

花を楽しんだり、生垣にしたりとその用途は様々。公害にも強いので、交通量の多い道路わきの生垣にも最適です。

ムクゲの土・肥料

ムクゲは土壌に対する適応性が高いので、たいていの土では育ちますが、肥沃な土がいいことは間違いないです。

夏場に旺盛に水を吸うので、水もちのいい腐植質に富む土壌を好みます。

植え付け時には腐葉土などをしっかりとすき込みましょう。

肥料は生育期の春と冬の寒肥を中心に与えます。

やせ地でもよく育つ植物なので、肥料は控えめで大丈夫です。

ムクゲの鉢植え

ムクゲは生育がいい植物なので、鉢植えの場合、毎年植え替えが必要になります。

根詰まりになると生育が悪くなるので、落葉期のうちに一回り大きな鉢に植え替えましょう。

ムクゲの剪定

ムクゲの剪定は簡単です(^o^)

花は今年伸びた新芽につくので、落葉後~5月までに剪定を終えれば、いつ切ってもOK!誰でも失敗なく花を楽めます。

普通の花を楽しむ植物の場合、剪定する位置や時期を間違えると次の年の花が咲かなくなってしまう可能性があるけどムクゲに限っては問題なし。

初心者でも簡単!どこで切っても大丈夫です。

ちなみに、夏に花咲く花木の多くは同じようにいつ切っても大丈夫。サルスベリやネムノキも新芽の吹く前に切ればその年に咲きますよ(^^)

参考リンク→:夏の花『サルスベリ』名前の由来と面白い特徴ご紹介。かかりやすい病気・剪定の仕方まで

参考リンク→:触っても寝ません。夜に眠るネムノキの秘密

それでも剪定に自信がない方は造園屋さんにお願いしましょう。ネットでかんたんに見積もりが取れる下記の業者さんが便利ですよ(^O^)

まとめ

丈夫で花もきれいで申し分ないのに、いまいち人気のないかわいそうな花木(;^ω^)

夏の花が少ない季節に、次々花を咲かせる豪華な花木です。

よかったらお庭の仲間に入れてあげてくださいね(*´▽`*)

では、皆様よい園楽を~~~~ヾ(≧▽≦)ノ

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