ガムの原料の木「サポジラ」を育てたい!
目次(*´▽`*)
チューインガムの原料って何か知っていますか?

この実(゚Д゚)ノ。。。。。。ではなく、この木の樹液を煮詰めたものが「チクル」と呼ばれる樹脂の塊に加工され、ガムの原料となっている。
この木の名は『サポジラ』日本名:チューインガムの木。そのまんま(^_^;)
簡単に説明:サポジラとは?
↑アマゾンで種が販売されていました。
メキシコ原産の熱帯産常緑樹。寒さは苦手なので日本では植物園の温室の中か、屋外では 沖縄でしか 生育できない。
通常は果実が食用に利用されています。
花は年間通して気温があれば開花し、実は10月ごろに実る。
年に2回収穫可能とのことだが、日本では温度の関係か1度だけのよう。
別名:ツリーポテトと呼ばれるように、見た目はジャガイモのようだが、味は絶品。
未完熟果実は渋くて食べれないが、収穫したものを1週間ほど追熟させることで渋みが抜けて非常に甘~い果実となる。
味で例えるなら近いのは干し柿らしい(。-`ω-)
美味しく美容にも効果の栄養がたっぷり
サポジラの実は4~8cmの大きさで、ビタミンやミネラルが豊富。

カリウム・カルシウム、ビタミンB2、B3、B5、B6、C、Eなどが豊富に含まれます。未熟果実にはタンニンに似た収斂性を有するサポニンを大量に含むので、そのままでは食べれない。追熟させることでこの成分はなくなり食用に利用できるようになります。
本州ではほとんど見ることのできない果実。
南のほうに旅行のさいはぜひ味わってみたいものです(≧▽≦)
サポジラ、チューインガムの木育てたい!!
お花屋さんで苗木が購入できるような果樹ではないので入手は困難。
ただ、アマゾンで種は販売していたので、種からの栽培は不可能ではないかもしれません。
種のまき方
種まき前に、果肉が残っているようならきれいに洗い流します。果肉には発芽抑制物質が含まれることがあり、発芽率が悪くなります。
種はやすりなどで硬い殻を傷つけ一晩水につけて吸水させてから種まき用土に撒きます。
熱帯性の植物なので温度は必須。25度くらいを保てるように管理しましょう。
芽が出るまでは乾燥に注意して管理します。
苗木の育て方
芽が伸びて、本場が4~5枚くらいになったら培養土に移します。
用土は選ばないようですが、水はけのよい土がよいようです。
生育は非常にゆっくりと育ち、実がつくまでは5~8年もかかるらしい(; ・`д・´)
結構大変です。
サポジラの育て方
基本は日当たりで管理します。寒さが苦手なので氷点下に当たると枯れてしまうので、霜が降りる前に室内に取り込み、冬でも10度前後を維持できるように管理しましょう。冬は特に水を控えめに管理します。
肥料は生育期の春から夏に観葉植物用や果樹用の肥料を与えましょう。
チューインガムの作り方

ガムを作るのは実ではなく、樹液のほう。
幹を傷つけると白い乳液があふれ出す。これを集めて煮詰めることで「チューインガム」の原料「チクル」が作られる。
現在は赤松の樹液を加工して作る「エステルガム」合成樹脂の「 酢酸ビニル樹脂 」が多く使われるようになっている。ちなみに風船ガムにはよく伸びる 酢酸ビニル樹脂 のほうが使われる。
残念ながら、相当量の樹液が必要なので自宅で作る、というのは難しそう(^_^;)
沖縄在住で近くに10m以上の立派なサポジラがあるのならチャレンジしてみて。
もっとも、サポジラで作られたチクルは味のない、食べ終わったガムみたいなものだから苦労してまで作る価値はほとんどないです(;´∀`)
結論:普通にガムは買った方がいい。(^_^;)
ちなみに、
口の中でいつまでもなくならないチューイングガムですが、チョコレートと一緒に食べるとあら不思議(゚Д゚)ノ
溶けてなくなってしまいます。
これはチューイングガムの原料が油には溶ける性質があるから。チョコレートに含まれる油分に溶かされてなくなってしまうのです。
これを利用すれば服などにくっついてしまったガムを簡単にはがすことも可能。油はサラダ油などでもいいので困ったときは利用してみてくださいね。
今回は知っているようで知らない?!チューインガムは何でできているのか?をお伝えしました~(≧▽≦)
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