ご家庭向きではない?豪華な花。熱帯の宝石「メディニラ・マグニフィカ」

花はやっぱり豪華なほうがいい(゚Д゚)ノ
そうかもしれませんが、日本の住宅事情を考えればあまり大きいものは難しい。
豪華な大豪邸の方にはお勧め、私のような庶民には絶対おすすめしないお花をご紹介。
それが、熱帯の宝石とも呼ばれる花「メディニラ・マグニフィカ」です(゚Д゚)ノ
目次(*´▽`*)
メデイニラ・マグニフィカってどんな花?
こちらが、メディニラ・マグニフィカ。
その中でもピンクの花が美しい、”フラメンコ”という品種が一般的に流通しています。
これどんな花かといいますと、大きさは鉢植えでも約1m!
一枚の葉の大きさは20cm以上。
そして花はそれよりさらに大きくぶら下がって咲きます。
ご贈答の3本立ち胡蝶蘭があるけどあれと同じか、それより大きい。
存在感が違います!!
豪華ですが胡蝶蘭のようにお祝いに使われることは稀。
配送もしにくいし、プレゼント向きではない(^_^;)
めったにお店にも置いていないけど、いったい誰が買うんだろうと不思議に思ってます(=_=)
メディニラ・マグニフィカは何の仲間?
ちょっと日本では似ている姿の植物が思いつかないですね(;´∀`)
いったい何の仲間なのかというと、メディニラ・マグニフィカは、
フィリピン原産のノボタン科メディニラ属(Medinilla magnifica)の多年草です。
ノボタンの仲間ということから、和名では「おおばのやどりのぼたん(大葉の宿り野牡丹)」の名前があります。
こんな熱帯植物にもちゃんとした和名がついているのに驚きです((+_+))
ノボタンは日本でも鉢花で販売されますが、あんまり共通点は見つけられない(。-`ω-)

メディニラ・マグニフィカはフィリピンにの原生地では着生植物。
木の枝から飛び出すように生えて大きな花を咲かせます。
寄生植物ではなくあくまで着生しているだけなので、土は普通の培養土でも栽培可能。
有機物(腐葉土など)を多く含んだ肥沃な培養土がおすすめ。
熱帯産植物なので、寒さは苦手。
冬でも相当の温度を保つ必要があります。
花がない時期も大きく艶のある葉は観葉植物として存在感があります(≧▽≦)
育ててみようメディニラ・マグニフィカ

日当たりのいい広いスペースがあり、冬でも15度以上を保てる家ならおすすめです(^_^;)
栽培環境と管理
フィリピン原産の熱帯樹なので、冬も最低10度以上が保てないと難しい。
普通の管理だと夏ごろの開花だけど、温室のような環境なら年中開花も可能です。
注意するのは、冬の寒さと乾燥。
常に空中湿度と、鉢の中の土を乾かさないように注意しましょう。
冬の水やりは、ぬるま湯を使用して、春夏よりも乾燥気味に管理するのがポイントです。
培養土
水持ちと水はけのいい、有機物にとんだ土を好みます。
ちょっといいお花用の培養土などでOK。
若干、酸性の土壌(Ph5.5くらい)を好むのでピートモスを少し混ぜて利用してもいいでしょう。
光と温度があれば栽培は容易で、普通の培養土で十分育ちます。
増やし方
頂点から伸びた枝に花をつけるから、伸びすぎた枝は切り戻して枝を増やすことで花を多く咲かせます。
切った枝は挿し木もできるみたいです。
この動画の生産者?は凄い無造作にどんどん挿し木してますね。これ見ると家でも簡単に増やせそう(^_^;)
まあ、こんなデカイ植物、あまりいっぱい増やしても置く場所がないですけど・・・
種はほとんどできず、できたとしても種からの繁殖は日本では難しいでしょう(=_=)
まとめ
誰が育てるんだ?と思ってましたが、画像検索すると結構育ててる人が多い('ω')
一つずつの花は数日で落ちてしまうが、ピンクの大きな苞は長く鑑賞できます。
ただ重たいので、触ったりすると簡単に落ちてしまうので注意しましょう。
花がらも床に落ちて汚れるので、カーペットの上などには飾らないほうがいいですね(;´∀`)
大きく育てると3m近くにも育つから、この木本来の豪華さを楽しむなら植物園などの温室で見るのが一番。
もしくは現地に旅行するか(^_^;)
有名な植物園では大阪の咲くやこの花館に近縁種のメディニラ・スペキオサがあるようですね。
実物はかなりの迫力!
育てるのが難しくても、一見の価値はありますよ(=゚ω゚)ノ
では、皆様よい園楽を~~~~~~~~(。・ω・)ノ゙