半日陰でも育つ果樹!アケビ&ムベ

アケビ表紙

バカっと口の開いた中に黒いソーセージのような果肉が入っている。不思議な果物を知っていますか?

日本古来の果物「アケビ」そして、アケビにそっくりだけど結構違う。「ムベ」についてご紹介します。

アケビってどんな植物?

アケビは漢字で木通と書きます。アケビの名前の由来は「開け美」まあ、見たまんまぱっくり実が開くところからているといわれています。

基本茶色っぽい色ですが、品種によって紫っぽいものや白っぽい実もあります。

花は雄花と雌花が同じ木の違う花として開花する雌雄異花・同株。写真の花の中心が丸まった花が雄花。先端で4~5本雌しべが見えるのが雌花です。一つの花にある雌しべ(正確には子房)1本1本が果実になるので3~4個固まった状態で実をつけます。

アケビの実は果肉だけでなく、皮の部分も肉詰めなどの料理に利用され、枝は木通(モクツウ)または通草(ツウソウ)の名前で漢方薬としても利用されます。効能は 消炎性利尿、鎮痛薬として、小便不利、関節リュウマチ、神経痛、月経不順などに利用され、実も食べることでむくみが解消するといわれています。

薬用で使用する場合は漢方医によく相談して使用しましょう( ゚Д゚)

アケビの学名

アケビはアケビ科アケビ属の蔓性落葉低木(学名: Akebia quinata)品種としては「アケビ」「ミツバアケビ」「五葉アケビ」がよく知られる。

アケビの学名Akebiaは、まさに日本のアケビから。日本のほか中国にも自生があり、近年では北アメリカに帰化植物として広がっている。

日本に自生する種は3種「アケビ」と「三葉アケビ」そしてその雑種とされる「五葉アケビ」園芸品種はいくつかあるが、基本となるのはこの三種です。

アケビ(Akebia quinata)

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日本の山に自生するつる植物で、葉は小葉が5つに分かれ、小さな楕円形。

果樹苗ではこのアケビを「五葉アケビ」として販売されることが多いが、正確な五葉アケビはミツバアケビとアケビの交雑種で葉は小葉5枚に分かれるが 波状の鋸歯がある。

4~5月に咲く花は淡い紫色。雌雄異花、同株(一つの株に雄の花と雌の花が別々に咲く)。自分の花粉では受粉しないので別の品種と一緒に植えて受粉させる必要がある。

ミツバアケビ(Akebia trifoliata)

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名前の通り、葉は3枚の小葉に分かれる。波状の鋸歯を持ち卵形。花は濃い紫。チョコレートの香りがするそうなんだけど、残念ながらまだ香りを嗅いだことはないです(;´Д`)

異品種の花粉が必要なのでアケビか五葉アケビを一緒に植えましょう。

五葉アケビ(Akebi pentaphilla)

アケビとミツバアケビの交雑種なので、両者の中間の性質を持つ。お店で五葉アケビと書かれていても、普通のアケビであることが非常に多い。

こちらも1本では実らないのでアケビか五葉アケビを一緒に植えましょう。

アケビを育てよう!簡単な育て方

アケビは日本原産の植物なので、栽培は簡単(≧▽≦)

基本的には日当たりを好みますが、薄暗い林でも育てる程度には半日陰に耐えます。寒さにも強く北海道でも栽培可能。

つる性なのでフェンスなど絡めるものが必要です。

極端に乾かなければ、水はけのいい土がいいが、それほど土は選ばない。鉢植えなら普通の花用培養土でOKですΣ(・ω・ノ)ノ

アケビの肥料

山の木なのでなくても育ちますが、冬の寒肥を与えることで実付きがよくなります。与えすぎるとつるばかり伸びて花が咲かなくなるので、やりすぎには注意しましょう(゚Д゚)ノ

アケビの剪定

夏と落葉後に冬に行います。

夏の剪定は伸びすぎた蔓を切ったり、伸びた蔓の先端を切り戻す作業を行います。

冬は1~2月に前年に伸びた枝を誘引する棚に合わせて切り詰めます。花を咲かせる枝は先端の巻きづるを切り戻しておきます。

常緑のアケビ「ムベ」

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アケビに似ますが、こちらは常緑のつる植物。そのため若干寒さに弱く東北南部が北限。冬に風の当たらない場所が適します。

そのほかの違いとしては、実が小さく、ムベは割れることはありません。

実は小さいのでアケビに比べると食べごたえはないかも(^_^;)

食べれないことはないけど、ムベの皮はアケビのように料理されることは少ないようです。常緑なので目隠しに利用することはあっても、実の収穫をメインにはしない方がいいかもしれないですね。

ムベは自家結実性(自分の花粉で実をつける)ので、1本で実を楽しめるのはいいですね(≧▽≦)

無病息災の縁起木。不良長寿の実「ムベ」

ムベは1000年以上前から不老長寿の果物として宮中にも収められていた縁起木。小葉が幼木は3枚、成木で5枚、果実をつけるころには7枚となることから「七五三の縁起木」といわれ無病息災をもたらすといわれています。

お店ではなかなか買うことのできないムベやアケビ。場所を選ばないのでお庭に一本(アケビは2本)植えてみてはいかがでしょうか?

まとめ

アケビは別名 山姫(やまひめ)や乙女蔓(オトメカズラ)とも呼ばれます。

これはアケビの実が女性器に似ているから(ノД`)・゜・。

こんなこと聞いたら中学生はアケビを見るたび顔を真っ赤にしてしまうかも(≧▽≦)

アケビ・ムベは育てやすいつる植物。ぜひ育ててくださいね。

花が咲いても実がつきにくい場合。うまく受粉していない可能性があります。雄花を取って雌花に人工授粉してあげましょう。

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

参考図書

・家庭で楽しむ果樹栽培 NHK出版

園芸植物大事典[コンパクト版] (園芸植物大事典〔コンパクト版〕(本巻2冊・別巻1冊)) [ 塚本 洋太郎 ]

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