キュウリの育て方、失敗しやすいポイント3点。家庭菜園で育てる節なりキュウリ

キュウリ表紙
キュウリ表紙

みんな大好き、河童も大好き!夏野菜の代表といえばやっぱり『キュウリ』ですね(≧▽≦)

家庭菜園でも人気のキュウリ。

それは、ミニトマトと同じく、収量がたくさんで数少ない”元が取れる家庭菜園野菜”だから(^_^;)

でも、夏野菜の定番でありながら、ちょっと難しい作物でもあるキュウリ。

今回はキュウリの育て方と、初心者が失敗しやすいポイントをご紹介します(*’ω’*)

キュウリを育てるにはキュウリを知ろう!

キュウリは、ウリ科キュウリ属のつる性一年草。学名ではCucumis sativus L.。

和名のキュウリは果実が熟すと黄色くなる「黄瓜(キウリ)」からきている。現在の日本語表記の漢字『胡瓜』は中国語から渡ってきたもので『胡』は中国から見て西方。シルクロードを渡ってきたことを表しています。

原産地は以外にもインド(◎_◎;)

3000年にも及ぶ栽培の歴史があり、紀元前2世紀ごろ漢の時代の中国に伝わり、日本にはさらにあと、唐の時代に遣唐使が持ち帰ったといわれています。

でもこの時代のキュウリは今のようなキュウリではなく、江戸時代末期以降に別系統の早生キュウリが伝わったことで品種改良が進み、現代のようなキュウリが広まるようになっていったと伝えられています。

キュウリは黄瓜

キュウリの名前の元「黄瓜」と呼ばれていた理由。

実は日本では江戸時代以前は完熟した黄色くなったキュウリを食べていたことからそう呼ばれていました。

1563年に来日した宣教師ルイス・フロイスの書き残した話によると「ヨーロッパでは未熟な青いキュウリを食べるのに、日本人は熟した黄色いキュウリをたべる」と書かれていた。

今では取り損ねて黄色くなったキュウリなんて食べないのに、青いキュウリが美味しいってなん百年も気づかなかったのかな(^_^;)

キュウリは英語でなんて言う?

子供に聞かれて答えに詰まる「ねえ、キュウリて英語でなんて言うの?」

こんな時のために覚えておきましょう(・ω・)ノ

答えは「cucumber」(キューカンバー)ちなみに、Sea cucumberで「ナマコ」になります。

クイズで使えそうですね(*’▽’)

キュウリを失敗するパターン3

さて、キュウリのトリビアを学んだところで、さっそくキュウリ栽培の話に入りましょう。

でもその前に、初心者がキュウリ栽培で失敗してしまうベスト3を紹介しましょう。

これさえ気を付ければ、キュウリ栽培はそんなに難しくありませんΣ(・ω・ノ)ノ!

No1.寒さ

キュウリ栽培の失敗でもっとも多いのが、植え付けが早すぎて寒さでダメにしてしまう事。

キュウリをはじめ、ウリ科の野菜はどれも寒さが苦手です。

早いお店では3月の終わりから苗が販売されますが、それは温室で育てられた苗。気温はまだまだ寒い日があります。

ウリ科の野菜は早く植えてもいいことはありません。早く植えたからといって早く収穫できるわけではない。むしろ、寒さで枯らしてしまうリスクの方が高い。

トマトやナスよりも寒さに弱いので、植え付けの時期には注意しましょう。

キュウリの苗は5~6月の初夏に最も順調に生育するので、植え付けのタイミングはよく考えましょう。

No2.うどん粉病

順調に育っていても、キュウリは梅雨が明けてこれから生育というときに、葉が白い粉を吹く『うどん粉病』が発生することが多い。

これは、日当たりが悪かったり、風通しが悪かったりすることで発生します。

つるを伸ばし放題にしていて風通しが悪いようなら枝を整理して、キュウリのうどん粉病に適応のある薬をかけましょう。

うどん粉病をほおっておくと、どんどん葉が枯れていってしまいますよ(;’∀’)

No3.連作障害

1年目はうまくいったのに、2年目はうまく育たないという場合は「連作障害」の可能性が高いです。

植物は同じものを続けて栽培すると、うまく育たなくなる連作障害が発生します。

これはウリ科の仲間、ゴーヤ・スイカ・カボチャなどを育てた場所でキュウリを育てても起こります。

2~3年間ウリ科野菜を育てていない場所で栽培するか、連作障害に強い接ぎ木苗を使う。連作障害を緩和する土壌改良剤を使うなどの対策が必要です。

どんなキュウリを育てる?

キュウリ栽培の注意する点がわかったら、苗選びです。

種も販売されていますが、一般家庭で育てるには苗からの栽培が一般的。

最近はキュウリだけでもたくさんの種類が販売されています。

初心者はどんなキュウリを選ぶべきかをご紹介します(≧▽≦)

初心者は必ず接ぎ木苗を選ぼう

野菜の苗は、種から育てた『自根苗』と、丈夫な根を持つ台木に接ぎ木した『接ぎ木苗』があります。

ちょっと値段は高いですが、初心者は必ず接ぎ木苗を選ぶようにしましょうΣ(・ω・ノ)ノ!

キュウリは根が弱く、ちょっとした乾燥やストレスでしおれてしまうことがあります。

それを防止するのが接ぎ木苗です。

台木には「かぼちゃ」が使われることが多い。かぼちゃは根も強く、病害虫にも強いことから自根のキュウリに比べて生育旺盛で、収量も多くなります。

連作障害も、自根苗に比べれば強いので、安心して栽培できます。

苗の値段差以上に利点が多いですよ(≧▽≦)

どれを育てる?キュウリの種類

キュウリの品種はいろいろありますが、大きく分けて実の付き方で「飛び節なり」と「節なり」の2種利があります。

一般的には「飛び節なり」で、雄花と雌花が混在して咲きます。

特に注意書きされていなければ普通のキュウリはこちらのタイプ。

それに対して「節なり」はすべての花が雌花になり、伸びた節には必ず実がつくようになります。

こう聞くと、どうせならたくさん実がなる「節なり」がいいと思うかもしれませんが、そうとも限らない(^_^;)

短期集中の「節なり」長期収穫の「飛び節なり」

節なりは確かに次々実を付けますが、それは同時に株の体力を激しく消耗することにつながります。

スタートから収量は多くなりますが、株の寿命は短くなり最終的には早く収穫が終わってしまいます。

「飛び節なり」は実を付けながらも株が育つ余裕があるため、秋まで長期間収穫を楽しむことができます。

これはどちらがいいということもないので、自分に合ったなり方の品種を選びましょう。

キュウリ栽培は地植え・鉢植えどっちがいい?

キュウリのようにつるを伸ばす植物は、根もそれだけたくさん張らなければならないので、地植えの方がおすすめ。

しかし、連作障害や場所の問題もあるから、絶対に地植えでなくてはいけないという訳ではないですよ(≧▽≦)

鉢植えの場合は苗1本につき20L以上の土が入る野菜用大型プランターを用意しましょう。

キュウリを育てよう!

苗を準備して植える場所が決まったら栽培開始です。

キュウリは植え付け当初の寒さで傷むことが多いので、地温をあげるマルチングと風よけをしっかり行いましょう。

キュウリの土・肥料

畑の場合は、たい肥を3㎏/㎡・苦土石灰100g/㎡と、野菜の肥料を元肥として規定量すき込んで、植え付け1週間前には準備しておきましょう。

消石灰を使う場合はたい肥のさらに1週間前に施すようにします。

プランターの場合は野菜の培養土を使うのが簡単です。以前使った土をリサイクルする場合は連作障害に気を付けましょう。

重要なキュウリの追肥

なり始めると毎日のように実が育っていくキュウリは、肥料をたくさん必要とします。

植え付けて2週間を過ぎるころから追肥をスタートします。

2週間ごとに野菜の肥料を定期的に与えていきましょう。

肥料切れを起こすと、株が一気に老化し収穫できる期間が短くなってしまいます(゚Д゚)ノ

特に「節なり」品種はスタートダッシュに肥料を大量に必要とするので、元肥はもちろん追肥もしっかり与えるようにしましょう。

キュウリの誘引・剪定

キュウリはつる性なので、つるを支える支柱が必要です。

ネットを張っておけば自由に絡んで登っていきますが、放任しておくと込み合って病害虫が発生しやすくなるので、剪定と誘引は必要です。

キュウリは1本仕立て、子つる、孫つるに実を付ける

まずは主枝を伸ばします。6節目までの脇芽は摘んで、主枝をしっかり育てます。

7節目からはわきに出た小つるに実がついたら本葉を2枚残して摘心します。

子づるからさらに孫つるが伸びたときも、本葉2枚をつけて摘心しながら主枝(親つる)を伸ばして収穫しながら育てます。

キュウリの病気・害虫

風通しが悪かったり、日照条件が悪いと病気が発生しやすくなります。

株を健康に育てるのが第一ですが、病害虫が発生したときは薬で早めに対応しましょう。

スプレーだとモスピラン・トップジンMスプレー がおすすめ。

うどん粉病だけでなく炭疽病の登録もあるのはこのスプレーだけ(≧▽≦)

デコレーションキュウリ”デコキュウ”を作ろう

簡単に星やハートの形のキュウリを作れる型。

キュウリが小さいうちにかぶせるだけで簡単にかわいい形のキュウリが作れます!

繰り返し使えるから、いくらでもデザイン性の高いキュウリを量産できますよ(≧▽≦)

お弁当に入れたら人気者間違いなしです!

うちのキュウリは全然まっすぐにならないんだけど…

キュウリは株にストレスがかかると、すぐにその症状が実にも反映されます。

キュウリの実が曲がってしまう場合、栽培途中で水分が不足した、肥料が不足したなどが考えられます。

家庭菜園ですべての実をまっすぐに作るのは難しいので、多少の形の悪さは『愛嬌』だと思って受け入れましょう(^_^;)

どうしても真っすぐがいい!という方は上で紹介した『デコキュウ』を使えば形の整ったキュウリになりますよ。

まとめ

家庭菜園で人気の高いキュウリについてご紹介しました。

 キュウリも失敗しやすいポイントは

  • 寒さ
  • うどん粉病
  • 連作障害

これらは『接ぎ木苗』を利用することでかなり改善できます。

初心者は『接ぎ木苗』使おうぜって話です(^_^;)

個人的におすすめは『デコキュウ』

形が違うだけでなんでこんなにテンション上がるんだろ(≧▽≦)

ぜひ使ってみてね。

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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