ヤマボウシとハナミズキ、何が違う?徹底比較!

ヤマボウシハナミズキ比較
ヤマボウシハナミズキ比較

日本の山で見られる、梅雨時に白い花を咲かせる木。

それが『ヤマボウシ』

緑の茂った葉の上に白い4枚花弁の花が楚々と咲きます。

丈夫で育てやすく、花だけでなく、紅葉、実も楽しめるということで、庭木としても人気。

今回は人気の庭木『ヤマボウシ』を紹介します(≧▽≦)

ヤマボウシってどんな植物?

ヤマボウシは、ミズキ科ミズキ属の落葉高木。学名Cornus kousa

中国~朝鮮半島、日本でも本州から琉球列島にかけて自生している落葉樹。

花は梅雨時の6~7月に開花する。

花に見える白い4枚花弁は正しくは総苞片と言って、花を包む葉の一種。

そのため花弁(状のもの)が傷みにくく、梅雨の雨の下でも長く観賞することができます。

ヤマボウシは漢字で『山法師』と書き、花の中央の球状の部分を坊主頭、白い総苞片を頭巾にみたててつけられた名前。

古来から茶人に愛されてきた花です。

ヤマボウシとハナミズキ何が違う?

ヤマボウシの花を見て、ハナミズキを思い浮かべた人も多いはず。

それもそのはず、ハナミズキとヤマボウシは非常に近い仲間で、類似点も多い。

2つのいいところ取りをした交雑種ハイブリットハナミズキ ステラシリーズもあります。

似ているような2種ですが、実は結構違います。

2つの違いを比べて見ましょう。

山法師と花水木を見比べてみよう

 ハナミズキヤマボウシ
原産地アメリカ日本・東アジア
分類落葉樹落葉樹
花の時期4~5月6~7月
花の特徴先端がくぼむ先端がとがる
花の咲き方葉より先に咲く葉の後で咲く
実の形小さい実がたくさん大きな実が一つ
食用には?できない食べられる
紅葉きれいきれい
日照日当たり日当たり~半日陰
土壌やや乾燥を好むやや湿潤を好む
病害虫うどん粉病・炭疽病ほとんどかからない

花水木のほうが、花が先に咲くので、派手で目立ちますが、日本人は山法師の楚々とした美しさも大好きですね(●´ω`●)

派手さはハナミズキ、だけど丈夫さはヤマボウシの方が強いというのが大きい違いです。

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ヤマボウシの実

花水木との大きな違いは、なんと言っても実。

ハナミズキが1㎝程度の小さな実なのに対し、ヤマボウシは大きな実は1個。

じつはコレ、小さい実がまとまって大きな実になったもの。

ハナミズキは鳥に食べられて種を運んでもらうことを選んだので、鳥の食べやすい小さな実に。

ヤマボウシはサルやクマに食べられることで種を運んでもらうため、食べやすい大きい実の中にたくさんの種を入れるように進化しました。

ハナミズキの実は人間が食べても美味しくないけど、サルの仲間である人間はヤマボウシの実を美味しく食べることができます(≧▽≦)

ヤマボウシの実の味は?

これが意外においしい(≧▽≦)

食べた人の感想だと「マンゴーやアケビ、バナナの様」と言われますが、まあ、結構誇張されているかな。

確かに甘くておいしいけど、そんなにたくさん食べたいほどではなかった(^_^;)

この見た目がもっとつるんとして、サクランボみたいだったらもっと人気が出たかも?

初めて見たら、地球外生物の実みたいだ(。-`ω-)

ジャムを作ってる人などもいるけど、多くの実は放置されることがほとんどです。ホントにおいしかったら果物として利用するよね(ノД`)・゜・。

興味ある人はぜひ自分で味わってみて!

ヤマボウシの品種紹介

ヤマボウシは基本白花。

園芸品種で赤花種が少しあるけど、種類はそれほど多くありません。

代表的な種類を紹介しましょう(≧▽≦)

ヤマボウシ・ロングデイズ

花は普通のヤマボウシだが、5月ごろから7月ごろまで長く花が楽しめる。長期間開花種。

もちろん紅葉や秋の実も楽しめますヨ(≧▽≦)

ヤマボウシ・ビッグアップル

大きな実がつくのが特徴の品種。実でジャムを作りたい人にはいいかも(*´▽`*)

ヤマボウシ・ウルフアイ

ヤマボウシの斑入り品種。

ただ、乾燥すると葉が丸まりやすく、花付きもそれほど良くない。葉を観賞するヤマボウシです。

ヤマボウシ・ミスサトミ(氷上山紅山法師)

丸弁の紅花で、茶花としても好まれます。赤花品種にはほかに紅富士という品種もありそちらの方が色が濃いです。

ヤマボウシ・源平

一株で白花と赤花が一緒に咲く。正しくは、そろい花弁が徐々に赤く変化していく花です。

ヤマボウシ・ミルキーウェイ

中国産ヤマボウシの選抜品種。

真っ白というより、クリームがかる大輪の花をつけます。花付きも大変良く、普通のヤマボウシよりも厚みがあり、しっかりした葉で強い日差しでも日焼けしにくい特徴があります。

常緑ヤマボウシ

近年人気は常緑種。最近は品種も増えてきました。

冬も葉を落とさないので、さみしくない(≧▽≦)

葉を落とさないだけで、育て方や性質は普通のヤマボウシと同じです。

ただし、寒さには弱いので、-5度以下だと枯れるか、枯れなくても葉を落とします( ;∀;)

地植えは関東より西がおすすめですね。

庭木に最適。アメリカン?和風?

お国柄を象徴するように派手なハナミズキ、落ち着きのあるヤマボウシ。

どちらも庭木として人気ですね。

​秋の紅葉も素敵です(*´▽`*)

常緑樹は紅葉しないので、紅葉楽しみたい場合は落葉品種を選びましょうね。

まとめ

ハナミズキは基本1本仕立てですっと立ち、ヤマボウシは一本でもいいが、株立ちに作った形も豪華。

育てやすさはヤマボウシの方が病害虫に強い。

ハナミズキも強いけど、夏前にうどんこ病が発生することがあるので注意。

両方とも、7月ごろには来年の花芽の準備を始めるので、この時期病気になって葉を傷めると花芽がつかないことがあります!

順調に育てば9月ごろには枝の先端にぷっくりした花芽が確認できるはず。

栽培方法はハナミズキと同じなので、こちらの記事を参考にしてくださいね。

参考リンク→:アメリカとの友好の証「花水木(ハナミズキ)」花が咲かない原因はこれだ!

では、みなさま、よい園楽を~~~ヾ(≧▽≦)ノ

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