引っ越しお祝いに万年青。育て方と秘密

新築にお引越し。開業・開店。事務所開きなど。新天地での発展や健康を祝って観葉植物をプレゼントすることも少なくありません。

そんな時どんな植物を選びますか?

万年青表紙

引っ越し祝いにおすすめの植物は?

観葉植物なら、幸福の木や青年の木が人気があります。

↓こんなのね(*´▽`*) 

​人気の観葉もいいですが、引っ越し祝いのオススメはこれだ!!!

「万年青」と書いて「おもと」

え?渋すぎるって??

何をおっしゃる(´゚д゚`)

この「万年青」こそ、日本で最も「引っ越し祝いにふさわしい植物なんです!

縁起のいいことのオンパレード!江戸城300年の歴史を支えた植物

おもとは「万年青」と書くように一年中緑を絶やしません。

そこから繁栄や長寿をもたらす縁起植物として珍重されてきました。

かの徳川家康も、江戸城に移る際、斑入りの万年青3鉢をもってうつりすんだといわれています。

​その後、江戸城は300年の栄華を極めたことから、日本では引越し祝い・新築祝いに非常に縁起がいい植物として人気が高いのです(゚Д゚)ノ

さらに花言葉は「長寿」「長命」。風水的にも鬼門に置くことで魔除けにもなるそうだから贈り物には最適ですね!

一見地味だが奥が深い(。-`ω-)

確かに、ぱっと見は地味ですが、この斑の入りかたによって品種がいろいろあるんです。よくよく見れば素敵に見えてくるかも(*‘ω‘ *)

そして、何より丈夫で枯れにくい!

室内のような日の弱いところでも栽培できるし、屋外でも直射日光を避ければ日が弱い場所でも大丈夫。寒さにも強いので東北南部くらいまで地植えで越冬可能!

名前の通り冬も緑を絶やさない色々使える植物なんです。

プレゼントしたものの、枯らしてしまっては申し訳ないと思う人がほとんどでしょう。でもこの万年青ならそう簡単には枯れないんです!

そして、万年青は日本の古典園芸の中でも大ブームを起こしたすごい植物でもあるんです(゚Д゚)ノ

オランダではチューリップ、日本では万年青

​江戸時代になると主に大名の間で栽培が盛んになり、次第に一般庶民にも栽培が広がり一大ブームになりました。万年青の人気は焼き物や着物絵柄などにも用いられました。

以前のチューリップの記事で書いたように、オランダでは珍しいチューリップの球根が高騰し、珍しいものだと一球の球根とお城が交換できたほどだったといいます。

日本でも同じようなブームがあったのですが、その対象となったのが『万年青』う~ん、日本人渋い!!

その価格はなんと、高いものではひと芽100両の値段がついた物もあったという(*_*)

1両が約10万円と言われているので、ざっと1000万円相当!!!すげ~~!!

万年青のように江戸時代ころ人気があった植物は『古典植物』と呼ばれ、セッコクやヤブコウジ、ツワブキなど今も多くの愛好家がいます。

しかしどれも、『花』ではなく、鑑賞対象はあくまで『葉芸』斑の入り方や変化した葉を楽しむものが多い。

なぜそこに注目したのか?!不思議ですね(^_^;)

​せっかくだからいろいろな品種を紹介しようと思ったのですが、さすがの楽天でもアマゾンでも万年青の品種の取扱はほとんど無く、専門店でなければ揃えられないようです。

ここに専門店のリンクを張っておきますね。

豊明園 おもと品種のページ

色々見たけど……う~ん(^_^;)

駄目ですね、お子様の私には違いがよくわからない・・・

見る人が見ればさぞかしすごいものなのでしょう。流石に今は1000万円ということはないでしょうが、珍しい品種は今も相当な価値があります。

万年青は中もすごいけど外(鉢)もすごいんです!

そして、さらに高いのがその器。

(?_?)0が1,2,3,4

11万円(◎_◎;)

高級な雰囲気は感じます。誰が買うんでしょうね。どこかのお殿様かな?

ああ、もちろん大丈夫ですよ、普通のプラ鉢でも育てられます(^_^;)

万年青の育て方

オモトはキジカクシ科(ユリ科に分類の場合もある)オモト属( Rohdea japonica) の常緑多年草。日本古来の自生種。

そのため生育環境はベスト!管理も簡単なんです。

基本丈夫な植物ですが、上手に育てるポイントを押さえておきましょう(≧▽≦)

万年青の置き場所

強い日差しを苦手とする万年青は半日陰か70%遮光の屋外に置きます。

雨が多いと根腐れする場合があるので、雨の当たらない軒下に置きましょう。

万年青の水やり

加湿を嫌うので、水のやりすぎには注意しますが、乾かしすぎもあまりよくありません。

基本的に水はけのよい土に植わっているので表面が乾いたらしっかり与えるようにします。ただし冬は生育が止まるのでやや乾燥気味に5日に1度くらい暖かい午前中に与えます。

受け皿に水はためないでくださいね(゚Д゚)ノ

万年青の肥料

ほとんど必要としませんが、極端な肥料切れは葉の色を悪くするので春と秋には規定量より倍以上に薄めた液体肥料を週に1度程度与えます。固形肥料の場合は2月、4月、9月に少量の固形油かすなどを鉢の縁に与えます。

肥料が多いとせっかくの斑が消えてしまうことがあるので注意です(゚Д゚)ノ

万年青の冬越し

寒さにも強い万年青ですが、耐寒性はマイナス5度くらい。関東より北の地域では凍り付かないように注意した方がいいでしょう。

日当たりのいい窓辺などで冬の間は管理します。

万年青の植え替え

植え替えは春と秋に行えます。特にいいのは秋のお彼岸ごろだといわれています。

万年青は2~3年もすると根が詰まって葉の色が悪くなってきます。そうなる前に植え替えや株分けで株の回復を図りましょう。

万年青の土

水はけがよければあまり選ばないです。今は専用の培養土なども販売されているのでそういったものを利用するのが簡単です(*’▽’)

万年青の土がなければ東洋ランの土や、軽石だけ単体や砂でも大丈夫です。

正しい植え替えとしては土を全部落とし、鉢底から大粒軽石、中粒軽石、小粒軽石と根を広げて植えるのが基本ですが、根が傷んでいなければそれほど心配しなくても大丈夫です。

根腐れしている場合は患部を切り取って株の大きさに合わせた鉢に植え替えましょう。

鉢をあまり大きくすると土が乾かくなり逆に調子が悪くなります(゚Д゚)ノ

万年青は地植えできないの?

鉢植えは水の管理などめんどくさい(‘Д’)庭に植えてしまいたい(゚Д゚)ノ

そんな方もいることでしょう。答えは「OK」です。

もともと日本の自生種なので、宮城県南部くらいまでは地植えでの越冬も可能です。ですが地植えしてしまうと移動できないので、植え場所は十分注意しましょう。

冬に極端に凍らず、夏は半日陰の水はけのいい場所を選んで植えてください。斑入りの大きい品種など種類によっては気難しいものもあるのでその場合は鉢で管理しましょうね。

万年青の花、万年青の実

万年青は観葉植物として葉を眺めるのが中心ですが、花も咲きます。まあ、花はたいしてきれいではないのですが、秋から冬にかけて実る赤い実は存在感があり観賞しても面白いです。

実の付いた株は生け花などでも利用されます(≧▽≦)

注意!万年青の秘密、実は毒草です!

毒

良いことだらけの万年青ですが、全草に強い毒がある毒草です(゚Д゚)ノ

ロデイン、ロデキシンという 強心配糖体をふくみ、誤食すると嘔吐、不整脈、全身麻痺、呼吸異常などによって最終的に死に至ることもあるかなり強い毒草。

間違って食べることはめったにないですが、お子様やペットがいる場合特に実の時期には注意しましょう(゚Д゚)ノ

まとめ

いかがですか、奥深い万年青の世界。奥深すぎてちょっと手が出しにくく感じてしまったかもしれませんね(^_^;)

大丈夫です。ギフト向けの普及品種でしたら2000円くらいからの商品もありますよ。新築・引っ越しのお祝いギフトにぜひご利用ください(≧▽≦)

では皆様、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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