母の日っていつ?カーネーションの贈っていい色ダメな色。蕾まで咲かせるには?コツを紹介
みなさん、『母の日』忘れていませんか?
誰でも必ず一人以上いるお母さんに、日頃の感謝を伝えよう(≧▽≦)
母の日は、毎年5月の第2日曜日と決まっているんですよ。
お母さんに、日頃の感謝を伝える日として知られる『母の日』
そして、プレゼントとして人気なのはやっぱりお花。その中でも『カーネーション』ですよね。
でも、なんで数ある花の中で、母の日のプレゼントとして『カーネーション』が選ばれているのでしょうか?
それを知るにはまず母の日ができた経緯について知っておく必要があります。
みなさんは、母の日の由来って知ってますか??
目次(*´▽`*)
アメリカ大統領「感動した!!母の日を作ろう」
ざっくりいうとそういうことです(;^ω^)
ざっくりしすぎ?
では、少し詳しく話すことにしよう。
20世紀初頭、自分を育ててくれた母親への感謝の気持ちから「母親のための祝日を設ける運動」を初めた女性がいました。
その運動への賛同者も増え、1914年、ウィルソン大統領の提唱で5月の第二日曜を『母の日』に制定しました。
この女性は亡くなった母親のお墓に、生前母親が好きだった花「白いカーネーション」を供えていたことから、
元気なお母さんには「赤いカーネーション」
亡くなったお母さんには「白いカーネーション」を贈る風習ができたのです(^^♪
贈ってもいいカーネーション・贈り物に向かないカーネーション。
白いカーネーションは亡くなったお母さんにおくる花だったんです。
だから、いくら『白が好き』でも存命のお母さんに白いカーネーションを贈っては駄目ですよ。
もっとも、鉢花で白いカーネーションって、あまり売ってるのは見たことないですけどね(=_=)
墓前に備えたいなど、白いカーネーションが必要な場合は、事前にお花屋さんにお願いすれば、たいてい取り寄せてくれますよ。
カーネーションの名前の由来は?
カーネーションって、よくよく考えると変わった名前だ。いったいどういう意味があるのだろう??
カーネーションの語源は、原種となったの花の色が『肉』のようだということから、ラテン語の「肉色」carnからという説と、冠飾り(coronation flower)に使われたことから来たとされる説があります。
どっちも説得力に欠ける怪しい感じ。
カーネーションは紀元前から栽培されていたとも言われる歴史の古い花。
だから、正確な由来を知るのは難しんです。
日本には江戸時代に渡来し、海外から来た「石竹」と同じナデシコ科の仲間ということから、オランダセキチクと呼ばれていました。
カーネーションは八重咲きのナデシコ
カーネーションの原種は5枚花弁だったそうです。それが改良される過程で、雄しべが花弁化して現在の形になったようです。
確かに、葉っぱや姿はナデシコにそっくり。
雄しべを失ったカーネーションは、全く種を付けません。花が終わったらしおれるだけ。品種改良はどうやっているのか不思議です(。´・ω・)?
ただ、虫を呼ぶ『蜜』は結構出しているようで、花の下の方にたっぷり溜まってました。
舐めてみたけど、あんまり甘くない(;´・ω・)
量が多い割にはがっかりです。
カーネーションは2度咲く!
1年草と思われてるカーネーションですが、実は多年草で毎年咲かせることができます。
ただ、暑さに弱く夏に駄目にしてしまう場合が多いので、きれいに咲かせるにはちょっとしたコツがあります。
ポイントは夏の暑い時期を風通しよく過ごすこと。
花後は丈を半分くらいまで切り詰め、風通し良く夏越し出来ればほとんどの品種は秋にも咲きます!
さらに5℃以上あれば冬越しして毎年楽しめる。
地植えは難しいかもしれないけど、鉢植えなら結構咲かせられるようです。
関西方面では、地植えで越冬しているという話も聞きます。
挑戦してみてはいかがでしょう?
2回どころか1回目すら蕾が咲かない!!そんなときは・・・
蕾はいっぱいあるのに、全然花が咲かなくなってしまったよ~(*_*;
そんな場合は、ほぼ間違いなく『日照不足』デス(=_=)
カーネーションは太陽大好き。
一日中日が当たるような環境を好みます。
だから、ずっと部屋の中においてあると株が弱り、さらに蕾も咲かなくなってしまいます!!
カーネーションをもらったら、基本は外の日当たりで管理!
コレでほとんど咲くはずです。
終わった花は摘みとってあげましょうね(≧▽≦)
カーネーションを室内でも咲かせたいなら『サキーネ』シリーズがおすすめ
近年、カーネーションはちょっと不人気な花でした(=_=)
それは、毎年カーネーションで飽きてきた、というものもあるでしょうが、それよりも『蕾が咲かない』『1年で終わりになってしまう』という点が嫌われたことも大きい。
そこで!そういったマイナス面を改良されたスゴイ カーネーションも開発されています。
それが、カネコ種苗開発の『サキーネ』シリーズ。
今までの概念をぶち壊す、丈夫でよく咲くカーネーションと言われています。
普通のカーネーションも、屋外でしっかり日に当てれば花はよく咲くのですが、サキーネは室内で飾っても、蕾までよく咲きやすく改良されています。
また、『氷点下の寒さにも耐える』カーネーションとしても有名で、
マイナス8度にも耐える丈夫さをあわせ持っています。
『長持ちするカーネーション』を希望なら、サキーネがおすすめですよ(≧▽≦)
ちょっとシックに『青いカーネーション』はいかが?
サントリーフラワーズが、バイオ技術で作り上げた『青いカーネーション ムーンダスト』も素敵。
これは、長年サントリーフラワーズが研究してきた『青いバラ』の研究過程で生まれた、遺伝子組み換えで造られた本物の花。
残念ながら鉢物の販売はなく、切花、もしくはそのアレンジでの販売だけです。
他のカーネーションにはない豪華さがありますよ(≧▽≦)
青いバラ『アプローズ』は香りも高く、こっちも人気です。
カーネーションの花を摘むタイミング
花もちのいいカーネーション。
でもほっとくと花が汚くなるので花芽に摘み取りたいところ。
では、いったいいつ摘み取るのがいいのでしょう??
タイミングとしては花の中央から「角」が出て来たら(´゚д゚`)
角とは、本当はカーネーションの雌しべのこと。
終わりに近づくと、花の中央からニョキっと伸びてきます。
これが出たらそろそろその花は終わり。
摘み取ってほかの花に栄養を回しましょう。
まとめ
今回は母の日の定番鉢花『カーネーション』を紹介しました。
- 母の日は毎年5月の第二日曜日。アメリカで制定された。
- きっかけとなった女性の母親が好きだった花が、カーネーション
- 白いカーネーションはなくなった親におくる花なので、普通は贈らない。
- カーネーションを咲かせるには日当たりが重要。
今ではたくさんの花色が作られています。
今年の母の日には原点に返って『カーネーション』をおくってみてはいかがですか??
では、皆さま、よい母の日を~~~ヾ(≧▽≦)ノ
“母の日っていつ?カーネーションの贈っていい色ダメな色。蕾まで咲かせるには?コツを紹介” に対して3件のコメントがあります。