お庭に芝生を植えたい!選び方と必要なものまとめ

リビングの前に広がる緑のジュータン。外からは子供たちが遊ぶ声が聞こえる(*´ω`*)
そんな素敵なお庭を夢見て芝生を植えようと思っている方に、芝生の選び方・植え方をご案内します。
芝生は奥が深いので、読みやすく簡単にまとめてあります、「芝生を植えたいけど、どんなものかなぁ('Д')」
今回の記事はそのくらいの初心者さんにおススメの内容となています。
目次(*´▽`*)
芝生って何?

お庭があったらなんとなく「芝生を育てたいな(*´ω`*)」と考えると思います。
実は芝生には 大きく分けて2種類があります。日本芝と西洋芝です。
細かくはそれぞれの中にも品種があるのですが、今回は大まかな基本だけご紹介。
日本芝
日本に自生する芝で、主に利用される高麗芝は本州から九州まで利用できる。丈夫で管理しやすいのでお庭で最も広く利用されている芝生。
ちなみに「芝」というのが植物名で、「芝生」というと芝がジュータンのように密生している状態を言います。
日本芝は「夏型」といって、春から夏に生育し、冬は枯れたように葉を落として休眠します。
植え付けは主にシート状に切り取られたものを張り付けて育てます。高麗芝は発芽率が低いので種での販売はないので、このシート状での販売だけです。葉が粗い野芝(ノシバ)なら種で販売されることもあります。
超速で広がるスパイダーグラス
高麗芝の約20倍の速さで広がる新しい芝が「スパイダーグラス」高麗芝と違い、花苗のようなポット植で販売されています。

販売は少ないけど、シートで買う高麗芝より丈夫で簡単に栽培できます。実はうちの庭もこのスパイダーグラス(≧▽≦)
ほかの芝はまともに育たないひどい土(元駐車場のため砂利だらけで土の層が薄い)なんだけどスパイダーグラスはきれいに育ってくれています。
植え方は簡単。後述する芝生の植え方でシートの代わりに1平方メートルに4ポット植えるだけ。約2ヶ月できれいな芝生が出来上がるんです!値段は1ポット300円程度と高麗芝とほとんど変わりません。これから人気が出るかもしれない新しい芝生です(*'▽')
西洋芝

日本芝より緑が濃く柔らかい葉でゴルフ場のグリーンなどに利用されます。日本芝と同じように夏に良く育つ「夏型」のほか、耐寒性に優れる「冬型」の芝もあります。
地域にあった品種を選んで育てるのがいいけど、一般家庭では大変なので夏型と冬型の芝を育てやすくミックスした「西洋芝の種」が販売されているのでこちらを利用するのが簡単です。
西洋芝は主に種で販売されるので初期費用は比較的安くすますことができます。
しかしその分管理は大変で、乾燥に弱いので夏は毎日水やり、成長が早くほっとくと1m近くのびてしまうので週に1度は芝刈りが必要です。
芝生っていくらするの?芝生の値段比較
日本芝は600円~1500円/㎡
日本芝はシート状で大体10枚一組1平方メートル分で販売されています。通販だと1200円/束くらいから。ホームセンターなどでは500~60円くらいで販売されている場合もありますが、芝生は鮮度が落ちやすいので入荷してすぐならいいのですが、1週間も置いてある芝生の束は内側のシートが腐っている場合があります('Д')
外見だけではわかりにくい場合もあるので、お店の人にいつ入荷したのか確認して購入しましょう。


通販だとちょっと高いけど、納品日を指定して新鮮な芝を届けてもらえるうえ、葉の細かい「姫高麗芝」や手入れ野簡単な改良型高麗芝「TM9」を購入することもできます。
芝生は車で運ぶとスゴイ量の土がこぼれて車が泥だらけになるので覚悟して買いに行ってください(^_^;)
西洋芝は約100円/㎡
西洋芝の家庭用ミックス種の値段で言えば3坪(10平方メートル)分入って約1000円。
高麗芝と比べたら1/2~1/10という値段。思わずひかれてしまいますね(^_^;)

ですが、上で書いたように管理の手間は5倍以上です(゚Д゚)ノ
アメリカ映画ではよく芝刈りのシーンが出ると思いますが、毎週のようにあのような芝刈りをしないときれいに維持できないんです。まあ、その分冬でも青々としてきれいではあるんですけどね。
芝生の植え付けに必要なもの・植え付け準備

- 芝生苗
- 腐葉土(5L/㎡)
- 目土
- ふるい
- スコップ
- 移植ごて
- 木の角棒
- ベニヤ板
- ほうき
- 雑草を取り除き、20~30㎝ほどを小石などをふるいで取り除き1平方メートル当たり5Lの腐葉土を混ぜて耕します。
- 木の角棒を使って平らにならします。水が流れるように少し排水傾斜をつけます。
- 芝生を並べる。または種をまきます。
- 芝生の上に目土を芝が隠れる程度撒きます。シートの場合シーの間にもしっかり詰めて平らになるようにします。
- ほうきで均等にならしていきます。(種の場合は種が偏るので行わない)
- ベニヤ板をしいて上に乗り軽く鎮圧します。凸凹しないように注意しましょう。
- こまかい水流で全体にしっかり水を上げて完成です。肥料は1週間以上たって根が落ちいてから与えましょう(≧▽≦)
まとめ

芝生を植えるのは春か秋がおすすめ。シート状の高麗芝は年間通して植え付けできなくもないですが、根の張りがいいのはやはり春と秋です。
西洋芝も夏と冬は芽吹きが悪いので避けましょう(゚Д゚)ノ
芝生としての人気は日本ではやはり日本芝。手はかかるけど年中緑を保てる西洋芝も捨てがたいです(。-`ω-)
今回の記事を参考にしていただければ嬉しいです(≧▽≦)
芝生は植えてからきれいに保つことが大変な植物。リクエストがあれば芝刈りや日頃の管理についても今後記事にしていこうと思います(*‘ω‘ *)
ではみなさま、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙
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