母の日直前、人気はカーネーションよりアジサイ?!おすすめの最新人気品種紹介

アジサイ表紙2
アジサイ表紙2

これまで、母の日のプレゼントといえば、もちろんカーネーション(≧▽≦)

現代では色とりどりの品種に改良されて、カラフルですごくきれいです。



でも、「カーネーションは見飽きた」「どうせ来年は咲かないし…」と、昨今人気は低迷(-.-;)

いやいや、ホントは多年草で何年でも咲くし、夏越しすれば秋にも咲くんだけど、まあ、ちょっと難しいのは確か。

カーネーションの詳しい解説は「母の日っていつ?カーネーションの贈っていい色ダメな色。蕾まで咲かせるには?コツを紹介」にまとめてあるのでこちらをご覧くださいね。

令和の母の日、人気ナンバーワンは「アジサイ」



現代、カーネーションに変わり人気を博しているのが「アジサイ」

なんといっても丈夫で花持ちがいい!

お庭植えで何年も楽しめると、コストパフォーマンスを重視する近年のニーズにピッタリ合っているわけです(^O^)/

でもアジサイなんて……と、思っている貴方!!

近年の品種改良はすごいですよ。

驚くほど多彩な花形や色が作出されています。

もう母の日にはちょっと間に合わないかもしれないけど、これを見たら自分の庭にも欲しくなる!

最新アジサイ情報をお届けです。

島根の奇跡、優しさと美しさの調和したアジサイ「万華鏡」



 どうですか!インスタ映えしそうでしょ(*^_^*)

これアジサイなんですよ。

薄黄緑の蕾から、白、薄い青、と徐々に色が濃くなっていきます。

一つ一つの花は小さいが、それがまとまって美しい鞠のような姿で咲きます。

数は少ないですが、ピンクの万華鏡もあります。

同じ品種ですが、こちらは土のアルミニウムを制限することでピンクに咲かせています。

詳しくは「ピンクのアジサイはアルカリ性の土壌じゃなきゃダメだ、スマンなあれは嘘だ」を参考にして下さい。

このピンクを維持して毎年咲かせるのは難しいけど、優しい色できれいですよね(≧▽≦)

 ネット通販でも販売数は極端に少ない。 レアですよ、レア!



次年度以降もピンクで咲かせるには「土」が大切。

たんに「アルカリ性にする」だけではここまできれいなピンクに咲かせるのはムズカシイ。

徹底的に土壌からアルミニウムイオンを排除できる『赤アジサイ専用用土・肥料』を使いましょう。





アジサイの名産地、島根産ガクアジサイなんだけど中央もきれい!「銀河」

 アジサイに咲き方には大きく2つあり、万華鏡のように全て同じ花が玉のように咲く玉咲アジサイと、装飾花が花の周囲にのみ先中央は地味な花が咲くガクアジサイがある。

この銀河はガクアジサイなんだけど、中央の花も徐々に色づいて開く、まるで宇宙のような美しさ(≧▽≦)



自然界でのアジサイは、全てガクアジサイ型で、中央の地味な花に虫を呼ぶため、周囲に種は作れないけど派手な花「装飾花」をつけるようになったと考えられています。

玉咲アジサイは人間により中央の花も全て「装飾花」が咲くように改良された品種なんです。

 ガクアジサイの有名品種としては「ダンスパーティ」「コンペイトウ」があります。どちらも装飾花が八重になってきれいですよね(*^_^*)





アジサイ銀河ブルー

でも、銀河は中央の本来地味な花までが、輝くような白で咲いてくるんです(≧▽≦)

装飾花もブルーグラデーションで美しく、中央の花も白と青のコントラストがきれい。

さすが「フラワーオブ・ザ・イヤー」受賞品種だけあります☆彡

まだまだある!最新品種アジサイ

近年のアジサイの改良はとどまることを知らず、毎年新しい品種が作られています。

個々で紹介する以外にもたくさんの品種があります。

ほとんどの品種はお庭でも楽しめるから、プレゼントだけでなく、自分用としてもそだててみてくださいね(≧▽≦)

アジサイ「卑弥呼」

小型で花付きのいいガクアジサイ。装飾花は八重で発色もよく目を引きます。



アジサイ「マジカルレボリューション」

魔法のように花色が2~3回変化する。オランダ生まれの品種。

土の酸度に影響されにくくいろいろな花を楽しめる玉咲アジサイ(てまりアジサイ)です。



アジサイ「泉鳥」

珍しい薄水色のガクアジサイ。

せんさいなhせんさいな花色は他のアジサイにはない可憐さを持っています(●´ω`●)



最新品種「ラグランジア・ブライダルシャワー」

すべての脇芽に花を咲かせる。ありえないほどの多花性アジサイ。

伸びる枝すべてに花が咲くので、その数は通常のアジサイの6倍の花数(゚д゚)!

剪定しないで伸ばせば、しだれるようにアジサイが咲き誇り、まさにアジサイのシャワー。

今までにない一風変わったアジサイを探しているならイチオシです(≧▽≦)



このほかにも、5月はお花屋さんにたくさんの品種が並びます。

お気に入りの一鉢を探しに行きましょう!

剪定に悩まない!バッサリ切れるアナベル

アジサイは地植えでもよく咲くんだけど、大きくなって困る。

剪定するにも時期や、場所がよくわからない!

そんな方にオススメなのがアメリカアジサイの「アナベル」純白の大きな花が特徴。



アナベルの最大の特徴は「冬いつ切ってもOK」ってこと。

普通のアジサイは夏に来年の花芽を準備するから、冬に切ると花を咲かせなくなってしまいます。しかしアナベルは「今年伸びた枝に花芽をつける」ため冬にどこで切っても大丈夫。

枝を残して先端を切り戻すだけも良し、思い切って地際で切るも良し。同切っても咲いてくれる優秀な花です。

 今までは白しかなかったのですが、近年赤系品種も登場。



残念ながら「青」はないんです(-.-;)

でも、お庭植えでも土壌に関係なく赤く咲くので、これはこれでオススメ。

育て方が若干、普通のアジサイと違うから、過去の記事を紹介しておきますね。

同じように、バッサリ剪定できるアジサイには「ピラミッドアジサイ」という仲間もありますよ(≧▽≦)

参考リンク→:大人気アメリカアジサイ「アナベル」の秘密とコンパクトに育てる剪定

参考リンク→:花が色変わり!一年中楽しめるピラミッドアジサイ~カシワバアジサイとの見分け方~

まとめ

アジサイの魅力

高橋章 農山漁村文化協会 2010年06月
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まだまだ素晴らしい品種はあるのですが、きりがないので今日はここまで。

楽天市場などでは驚くほど多彩な品種が紹介されているので、覗いてみると良いですよ。

本当ならもう少し前に見たほうがいろいろな品種が出ています。

すでに売り切れになっている品種も多く、紹介したかったのに今回諦めたものもあります(-.-;)

美しく、新しいアジサイをぜひ育ててくださいね(^O^)/

アジサイ

川原田邦彦 NHK出版 2018年04月
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