初心者でも育てられる蘭の女王「カトレア」

カトレア表紙

豪華な花が魅力のラン。

その中でも女王と呼ばれるのが、カトレアです(≧▽≦)

その豪華で派手な花はヨーロッパ貴族の心をつかみ、近縁種を含め様々な荒廃が行われた結果。巨大な大輪種から手ごろなミニカトレアまで、数多くの品種が作り出されています。大きいものだと1m、ミニカトレアだと10㎝程度と大きさも様々。

今回はそんな洋ランの女王『カトレア』について紹介いたします。

カトレアってどんなラン?

カトレア(カトレヤ)と呼ばれるランはラン科カトレア属(Cattleya)と、近縁種。またその交配種を総称して『カトレア』と呼ばれます。

主に中南米の熱帯原産のランのため、寒さには弱いものが多い。

コスタリカ・コロンビア・ブラジルでは国花とされています。なんとなく華やかなイメージがありますよね(≧▽≦)

カトレアの仲間は交配が進められ、大きいものは1mを超える豪華なものから、扱いやすいミニカトレアは10㎝程度と色も大きさも様々。初心者でもミニカトレアなら簡単に育てることができますよ(≧▽≦)

カトレアは木の上で咲く!

ランは木の上に根を張って咲く「着生ラン」と地面で育つ「地生ラン」に分けられます。

カトレアやコチョウランなど、ミズゴケで植え付けできるものは着生ランが多い。シンビジウムやエビネなど水苔での栽培は基本的に行わず、バークチップや普通の土に植えることが多いものは基本的に地生ランです。

蘭の主流は着生タイプ

ランの仲間では約80%が「着生ラン」木の上で生活することの多い花になります。

着生ランの特徴としては、木の上の方で生活するのでそれなりに明るいが、木のてっぺんではないので梢によって程よく遮光され強すぎる日は当たらない。そして木の上なので風通しがいい。逆に雨が降った時は水がたまるが、あっという間に水が乾き、乾燥状態が続くこともある。

環境は熱帯雨林なので湿度と温度は高い。

つまりは、着生ランを育てるのにはこのような環境を用意してあげればいい、ということ(≧▽≦)

まとめると

  • 屋外の日差しに当てるが、日差しが強いときは30~50%遮光
  • 風の動きがある環境に置く。
  • 水がはいっても早く乾く素材で植える。(ミズゴケやバークチップなど)
  • 冬は寒さから守り、空気が乾燥しないよう霧吹き

よく洋ランを育てる時の管理方法に書いてあるのってこんなことだよね。つまり、原生地の環境に近づけようってことなんです(≧▽≦)

カトレアは家族が協力して花を咲かせる!?

カトレアの花が咲いた鉢を見てください。花の咲いている茎をたどると、太った茎にたどり着きます。その茎からは葉っぱが一枚伸びています。

さらに、その茎を追ってみましょう。茎は細くなりつながって後ろにはまた太い茎と一枚の葉、さらに後ろにも同じく太い茎と一枚の葉。

おなじ「太い茎と一枚の葉」ですが、後ろの茎に花は咲いていません。

じつはカトレアは一つの花を咲かせるのに、後ろのご先祖様たちからも栄養をもらうことで、やっと花を咲かせているんです(゚Д゚)ノ

イメージとしてはこんな感じ。花を咲かせた茎は、次に伸びてきた子供に栄養を送り、自分が花を咲かせることはできないんです。

青春は一度限り!夢は子供に託す!!!みたいな感じでしょうか(^_^;)

ひいひいじいちゃんあたりになると、もう栄養も出し尽くし、精根尽き果てると、しおしおになって自然に取れます。元気なご先祖様が多い場合は、子供(新しい芽)が2本になって株が大きくなり花数が増えます。

この栄養を貯えた太った茎を バルブ(擬球茎)と呼びます。バルブの中でも一番先端のこれから伸びるバルブを「リードバルブ」後ろの栄養タンクを「バックバルブ」と呼びます。

前に進むラン「カトレア」はいずれ鉢から逃げ出す?

カトレアは写真のように横に向かって成長していきます。このまま伸びるとどうなるかを絵にしたものが↓

絵を見ていただくとわかるように、カトレアは横に横に成長していき、鉢の縁にぶつかったらどうなるかというと、鉢から逃げ出します(゚Д゚)ノ

こうなると新しい根が栄養を吸えないので植え替えが必要。

芽が伸びていくスペースを確保して植え替えます。鉢に入りきらないひいひいひい爺さんあたりは切り取って処分します。あまり家族が少なくなると生活が困窮する(花が咲かなくなる)ので、できるだけ同居させてあげましょう。

植え替えの時期は新芽が伸びだすころ。大体4月中旬~5月中旬がおすすめです。

家族が減ると花を咲かせることが難しいので、最低3世代しっかりしたバルブを残して植え替えましょうね(≧▽≦)

カトレアを育てよう!

品種の多いカトレアですが、初めはミニカトレアから始めるのがおすすめ。株も小さく寒さにも比較的強いので初めてでも育てやすい品種が多いです。

というか、普通にお花屋さんに並ぶのはほとんどがミニカトレア。大輪のカトレアは専門店か、ランのイベントでもない限りなかなかお目にかかることは少ないです(^_^;)

ミニカトレアに慣れているとその大きさに驚かされますよ(゚Д゚)ノ

ミニカトレアは花も咲きやすく花色も豊富でコレクションしても楽しいです。場所もそれほど取らないからたくさん集めましょう(≧▽≦)

カトレアはいつ買う?

改良の進んだカトレアは不定期咲きといって新芽が伸びればいつでも咲くような品種もありますが、花付きでお店に並ぶのは秋~冬にかけてが多いです。

このころは花の咲いた株が豊富に出回るので、花を見てお気に入りのカトレアを購入しましょう。

長く楽しみたいからと蕾のものを購入するのもいいですが、急激な温度変化や過度な乾燥にあうと蕾が落ちてしまうことがあるので、慣れていない方は開花している株を選ぶ方がおすすめです(゚Д゚)ノ

購入したら、室内の暖かい場所で10度以上を保ち、霧吹きなどで湿度を保つように管理しましょう。ただし、花にかかるとしみになる場合があるので寒い時間は花に水がかからないように注意しましょう。

花を楽しんだら、春からは屋外

4月中旬くらいからは屋外で管理します。室内から出すときは少しずつ明るさに慣らして出しましょう。いきなり出すと日焼けして株を痛めてしまいますよ(;´Д`)

カトレアは日に当てればあてるほど、花が咲きやすくなります。ちょっと日焼けするくらい明るい場所に置くのが花付きをよくするポイントですよ。

また、必要ならこのタイミングで植え替えも行っておきましょうね。

肥料を与えるのもこの時期。4~7月の成長期にラン用の固形肥料を1~2ヶ月に1度与えます。固形肥料が置きにくければ週に1度、液体肥料を与えてもいいです。

気温が上がるにつれて、水も乾きやすくなるので、夏場は株の上からしっかりと水をかけて乾燥しすぎないよう注意しましょう。

10月には室内に取り込もう

カトレアは寒さに弱いので、10月中には室内の日当たりに取り込みましょう。気温が下がるにつれて水も吸わなくなるので、徐々に潅水を減らし乾かし気味に管理しましょう。

バルブにしっかり栄養が蓄えられていれば、年末から早春にかけて花が咲いてくれるはず。頑張って咲かせてみましょう(≧▽≦)

カトレアを植え替えよう!

上でも書いたように、カトレアはどんどん横に伸びて鉢から逃げ出してしまいます(゚д゚)!

そうなったら植え替えをすることになるんだけど、いったい何の土で植えるべきか?

水苔か洋ラン用の培養土か?

植え替えで困るのが土選び。着生植物であるランは普通のお花用培養土で植えてはいけません(; ・`д・´)

普通の培養土が土が乾かないようにできているのに対して、ラン用の土は乾きやすいようにできています。

木の上で生活するランにとって乾燥するのが日常なので、湿りっぱなしでは根腐れしてしまうんです。

そこで、登場するのが水苔と洋ランの土です。

ずぼらさんは水苔。過保護な人は洋ランの土

では、どの土がいいのか?それは育てる人によって変わるんです。

水苔と洋ランの土ではどちらかというと、ミズゴケの方が水持ちがいいです。なので、「ついつい水やりするの忘れることが多いんだよね~(≧▽≦)」という人は水苔がおすすめ。

逆に「いろんな花を育てています。三度の飯より水やりが大好き(@_@)」という方は洋ランの土が向いています。

水苔は水を持ちやすいので鉢の素材は素焼き鉢を使うことで水苔が乾燥しやすくなります。

洋ランの土はそれだけで乾燥するので、プラ鉢の方が過剰に乾燥しすぎないので管理しやすくなるでしょう。洋ランの土(バーク)の場合、春から夏は毎日のように水をかけることになります。乾きすぎに注意しましょう。

いかがですか?あなたはどちらのタイプですか?

私はずぼらなので、だいたい水苔ですね(^_^;)

水苔の注意

水苔で植えこむ際の注意てとしては、根を包んで鉢に押し込むさい水苔を多めに巻いて少し硬くなるくらいに植え付けるのがポイント。

水苔はスポンジと同じ

台所の食器洗いスポンジってぎゅっと握っていると水をあまり吸わないけど、緩めた状態では水をたくさん貯えますよね(*’▽’)

水苔はあれと同じ。

緩~く植えると水が多すぎていつまでも乾かなくなってしまいます。注意しましょう。

そして、スポンジと同じように1年もするとヘタレて水を吸えなくなってしまいます。台所スポンジも泡立ち悪くなりますよね。これも同じ。

1~2年ごとに古いミズゴケを取り外して植え替えを行いましょう。

植え替えの時、匍匐枝(ぷっくりしてないバルブをつなぐ茎)は深く植えないように。また、横に伸びるので、新芽の方に伸びるスペースを取って植え付けましょうね(≧▽≦)

まとめ

今回はランの女王「カトレア」について簡単にご紹介しました。

カトレアは品種によって耐寒性や開花時期も違うものがあるけど、蘭にはまったらもっと詳しいプロの説明を聞いてくださいね。

園楽はあくまで、らく~にたのしむ園芸を目指していますので、あまり難しいことは気にしていません。

着生タイプの蘭なので、鉢に植え付ける以外にもコルク付けして育てることもできますよ。

自分なりの育て方で楽しんでくださいね(≧▽≦)

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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