家にあるいらない庭木・観葉植物って売れるの?フリマ・ヤフオクでの植物販売時の注意事項

売れる植物表紙
売れる植物表紙

何事もリサイクルが叫ばれるこの時代。

ふと考えるのが、「この植物、売ることはできないのかな??」ということ。

大きくなりすぎて手に余ってしまった植物。

成長が良くて増え過ぎた植物など。

植物って売ることができる?引き取ってもらえる?そんな疑問にお答えしていこうおと思います(≧▽≦)

きちんと手入れの行き届いた植物は売れる。

きちんと手入れされた植物は売れます。

とは言っても、お花屋さんに持って行っても買い取ってくれるわけではありません(^_^;)

中にはそういったサービスを行っているお花屋さんもあるかもしれないけど、基本的にお花屋さんは販売専門

お客さんの植物を買い取ってくれるようなところはほとんどありません。

じゃあ、どこで売れるのか?ブックオフ?セカンドストリート?

いやいや、そういった中古ショップでも植物は取り扱っていません。

販売するとすれば、ネットオークションやフリマアプリでの販売が中心となります。

珍しい観葉植物は売れる

特に流通量の少ない珍しい観葉植物は高値で取引されています。

個人だけではなく、業者で出品していたり、個人であっても販売目的で栽培している方もいますね。

普通のお花屋さんの場合、それほど商圏が広くはない。

そのため、あまりにも珍しく高価な植物を販売することは、売れ残りのリスクが高くなりがちのためあまり利用されません。

その点、ネットオークションやフリマは、直接欲しい人がダイレクトに注文をかけてくるので、販売する方も高値で販売することができるため活発に取引が行われています。

もし、手放そうとしている植物が希少価値のある品なら思っている以上の価格で販売できるかもしれません。

オークションサイトやフリマサイトでいくらぐらいで取引されているのか調べてみるのもおすすめです。

こちらのサービスでは、オークションの取引相場を簡単い調べることができます。

ヤフオク!、Amazon、eBay、メルカリ、ラクマなど、国内外のサイトに幅広く対応しています。無料で試すこともできるので、どれくらいの価格で取引されているのか調べてみましょう(=゚ω゚)ノ

多肉植物は特に人気

今人気なのは、なんと言っても多肉植物

種類委が多く、珍しい品種には高値が付きやすい。その割に、比較的繁殖は簡単。

水切れによる商品の痛みが少ないから、長期間水がもらえないような発送でも耐えることができる。

簡単に根付くので、切りとった『挿し穂』の状態での販売も人気。

挿し穂の場合、土をつけないので、発送のサイズも小さくできるうえ、ひっくり返って土がこぼれる心配もありません。

多肉植物は種類も豊富で、栽培に場所をとらない。

ベランダなどでも栽培できるから、お庭がなくても楽しめるよ(≧▽≦)

多肉植物はたくさん増える!

繁殖が簡単でコレクション性が高い多肉植物は、あっという間に栽培環境がいっぱいになってしまいます(^_^;)

増えすぎたら、フリマやオークションで販売して、それを元手にまた新しい多肉植物を購入する。

うまくいけば、ほとんどお金をかけずに、コレクションを増やしていけるかも!?

きれいな多肉植物が購入できるおすすめのネットショップを紹介しておきますね。

韓国からの輸入多肉植物を扱う『TAWAWA』です(≧▽≦)

以外かもしれませんが、多肉植物の韓国からの輸入苗はすごくきれいなものが多いんですよ!

こちらのネットショップは韓国からの輸入多肉植物を専門に販売しているます。

種類が豊富で、1年中様々な『多肉植物』を販売する専門のネットショップはかなり珍しい(◎_◎;)

入荷情報を細かく発信する公式LINEもあるので、入荷情報を見逃しません!

品種ごと細かく写真付きで紹介してくれるショップは少ないのでおススメですよ(≧▽≦)

即売会で売る

多肉植物や趣味の植物は、コレクター同士が交流する『交換会』『即売会』が開催されることがあります。

イベントによっては一般でもブースを出展して販売することができる場合があります。

ただこの場合は、出展料がかかったり、それなりに販売する植物を用意しなくてはならないので、簡単ではありません(=_=)

そのかわり、同じ趣味の人が多く集まるので、植物に魅力があれば沢山の販売が見込めます。

花の販売は難しい

多肉植物・観葉植物とは対照的に、花を咲かせる鉢花や花苗は販売するのは難しいです。

生き物を発送するので、土がこぼれないようにしたり、倒れないように梱包するなど工夫が必要。

発送する大きさもそれなりに大きくなってしまいます。

これだけなら観葉植物なども同じですが、花は品種登録されているものが多いことが問題になってきます。

挿し木などで繁殖させることが容易な植物でも、販売する前には十分な確認と注意が必要です。

参考リンク→:失敗しない!挿し木の方法4つのポイント、挿し木の利用は『改正種苗法』でどう変わる?

種苗法に注意

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令和4年の4月1日から、改正種苗法の施行によって、自家増殖は規制が厳しくなりました。

これは、国内の育種家の権利と利益を守るための法律で、日本の優良品種が海外に持ち出されて不正に生産されることを防止する目的のため制定されました。

もちろん、国外に限らず国内であっても登録品種の自己増殖には厳しい規制がかけられています。

近年販売されている『花苗・鉢花』のほとんどは、育種家によって作られた『登録品種』

勝手に増殖・販売すると種苗法に抵触し、逮捕される危険があります。

実際に令和2年11月には、三重県で農業を営む女性がオークションサイトで不正に増殖したアジサイを販売していたとして岐阜県警察に検挙され、書類送検されています。

フリマ・オークションは育種権利者の目に留まりやすいので、いつ告発されてもおかしくありません。

「知らなかった」では済まされません。販売する場合は登録商品であるかどうかきちんと確認する必要があります。

開発者に許可をとれば販売は可能ですが、個人で許可をとるのはほとんど無理。

購入した花は自分だけで楽しみましょう(=゚ω゚)ノ

多肉植物・観葉植物も種苗法が絡む場合もある

種苗法が定めるのは、花だけではありません。野菜や果樹、もちろん観葉植物・多肉植物も含まれます。

増殖している植物は「登録品種」であるかどうか、よく確認してから販売しましょう。

過去には多肉植物「キリンソウ(トットリフジタ1号)」の無断増殖での逮捕事例もあります。

関連リンク→:常緑キリンソウ.com

ちなみに改正種苗法では、有償・無償を問わず登録品種の譲渡を禁止しています。

友達に挿し木でたくさん増えたから苗をあげる、というのも基本的には禁止です。注意しましょう(◎_◎;)

庭にある大きく育った「庭木」を売りたい!

庭木の場合、『売る』ことが目的ではなく、「ここまで育ったのに切ってしまうのはもったいない・かわいそう」という場合が多いと思います。

観賞植物などと違い、木はその場所に植わっているうえかなり大きい。

オークションで販売というのは無理があります。

こういった、大きく育った木を売ることはできるのでしょうか?

庭木を売るのは難しい。

答えとしては『かなり難しい』です。

木の大きさにもよりますが、植わっている木を掘り上げるのには技術と知識がいります。

適当に根を切って掘り上げると最悪枯れてしまう場合もあります

一般的に大きな木を掘り上げる際は、1年以上前に『根回し』と言って、周囲の根を何カ所かあらかじめ切っておき、株の周囲に細かい新しい根を発生させます。

その準備ができてから掘り上げることをしないと、必要な根の量が不足して枯れてしまうんです。

これは、木の種類・時期・植栽年数・大きさなどによって変わってくるので、信頼できる造園屋さんに相談して掘り上げてもらうのがいいでしょう。

うまく掘り上げても、今度は運搬する手段がありません。

宅急便では持って行ってくれないので、自分で運ぶかトラックをチャーターしなくてはいけません。

オークションではたまに、「引き取り限定」で販売されている場合もありますね。

植木の里親サービスの紹介

基本的には販売することは難しい庭木ですが、処分するにはもったいない。

そんな庭木を助けるために、里親サービスを提供している造園屋さんがあるので紹介しておきます。

株式会社やましたグリーン『植木の里親』

こちらのやましたグリーンでは、管理できなくなったり、家の建て替えで木を抜かなくてはいけなくなったとき、次に育ててくれる人が現れるまで気を預かってくれるサービス「植木の里親」のサービスを行っています。

これは、庭木を売るという訳ではなく、次に育ててくれる人があらわれるまで預かってもらうサービス。

里子に出す家は、庭木の掘り上げと、運搬料金を負担して植木を預ける

里親を希望する人には、運搬料と植え付け料金を負担してもらうという仕組み。

詳しい料金については直接質問フォームから相談してみてください。

まとめ

今回は家にある植物を売ることができるのかについて紹介しました。

まとめると、

  • 種苗法の登録品種以外は販売してもOK。
  • 販売するならネットオークションやフリマアプリ。
  • 多肉植物や、珍しい観葉植物は人気。
  • 庭木は販売できなくはないが、掘り上げと、配送が難しい。

植物は生き物なので、どのように発送するかが難しかったりします。

造園屋さんなどでは不要植物の引き取りをしてくれる場合もあるので、近くの業者に問いあわせしてみるのもいいかもしれません。

ただ、あくまで『不用品の引き取り』という場合がおおく、無償もしくは逆に手数料を支払って引き取ってもらうという場合が多いようです。

最後に紹介した『庭木の里親』もある意味同じですね。

動物と同じ、一度飼い始めたら最後まで責任をもって育てるつもりで植物は選びましょうね(≧▽≦)

では、みなさんよい園楽を~~~~(≧▽≦)

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