立てば「芍薬」座れば「牡丹」と言われますが、その花知ってますか?

牡丹芍薬表紙

歩く姿は百合の花って、ユリは誰でもわかりますよね(^^♪

ヤマユリ
【山野草】ヤマユリ

よくわからないという方は園楽projectの過去の記事を見てくださいね。

 ところで、芍薬(しゃくやく)と牡丹(ぼたん)ってわかりますか?

 少し前の昼ドラで「牡丹と薔薇」なんて流行ったこともありますけど、以外と牡丹そのものは植物に興味がないとみてもわからない人も多いかも。

これが牡丹だ!

花の色は赤・白・ピンク・黄色・紫・黒赤などが多く、品種も様々。

一つの花は手のひらほど大きく花弁が幾重にも重なる八重咲が基本。多いものでは花弁数は100枚以上にもなるという(@_@)

原産は中国で、もともと薬用として使われていたが、花の美しさから唐の時代(618~907年)に観賞用としても利用され始めた。

日本には奈良から平安時代で実は1000年以上、園芸の歴史を持つ花なんです。

こっちが芍薬だ!!

牡丹に比べすっきりとした姿て立ち上がる花。

一重から八重咲まで多様な花形があるのが特徴。

牡丹と同じピオニー属だが、大きい違いは牡丹が「落葉樹」(冬は葉を落とす木)であるのに対して、芍薬は「宿根草」(冬は地上部を全部枯らして、根っこだけで越冬する草)ということ。

同じ仲間で、花も似ているのに生育姿が全然違うのは面白い(^^♪

園芸品種の原種はやはり中国に原産するが、日本にも「ヤマシャクヤク」と「ベニバナヤマシャクヤク」の2種が自生する。

一重だけど可憐で山野草ファンにはたまらない。

ベニバナ、とは言っても色が違うというわけではなく別種。だから「白花ベニバナシャクヤク」もある(;゚Д゚)ややこしや~

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百花の王「牡丹(ボタン)」を育てよう!

 牡丹の開花は4月ですが、苗は秋から出回ります(”ω”)ノ

 ほんとは9月の植え付けがベストなんだけど、苗がポットものでお店に並ぶのは10~11月が多いのでその頃でもまあ、問題はないです。

 選ぶポイントは「茎がしっかりした太いもの」を選ぶこと。

 牡丹はほとんどすべて芍薬の根に接ぎ木して作られているので、下の根ではなく、上の枝が太いものを選ぶのが重要(゚д゚)

 地植えするなら水はけのよい場所で夏の高温多湿は避けられる場所がいいですね。

 難しければ大きめの鉢に腐葉土と赤玉5:5など水はけのよい土で植えるようにします。

 この時、継ぎ目は5cm以上埋まるようにします(゚Д゚)ノ

 台木の芍薬は多年草とは言え、やっぱり「草」なので寿命が短く、数年で枯れてしまうことがあります。その時自分の力でいくて行けるように牡丹の根もしっかり地面に伸ばしておく必要があるんです。

 肥料は冬の寒肥と、花後のお礼肥えをしっかりと!大きな花を咲かせる牡丹はたくさんの肥料を必要とします(゚∀゚)

牡丹をコンパクトに育てるのに重要!芽かき

広い場所があるのならのびのび大きく育ててもいいけど、お庭で育てるならコンパクトなほうがいい。

芽かきを行うことで背丈を小さく、株をしっかりと育てられるので必ず行いましょう(*´ω`*)

​図で言うと太い緑が去年の枝、細い部分が今年伸びた枝だと思ってください。

花後は、種をつけないように早く「花だけ」を切り取ります。

続いて芽かきを行います。

葉の付け根には来年のびる「芽」があります。通常は一番上の芽から伸びるのですが、そうすると毎年どんどん背が高くなってしまう(*_*)

そこで、6月頃に下から2つ(赤丸)を残し、上の芽(黒丸)はすべて切り取ってしまうようにします。この時、葉っぱは残してくださいね。来年の花を咲かせる栄養を作るのに重要です(^O^)/

冬になると目が潰れている枝は枯れ込んでくるので、その時に切り取れば来年も低く花を咲かせることが出します。

春の芽かきも忘れずに!

春になると地面からも芽が伸びてくることがあります。

牡丹の枝ならいいのですが、多くはシャクヤクの芽(*_*)

台木に使われているシャクヤクから伸びてる場合があります。これを放置しておくと、最悪「牡丹は枯れてしまいます」(´;ω;`)

シャクヤクにしてみれば、くっつけられたよその子供に栄養をあげるより、自分の子供に栄養を回したいのは当たり前。徐々に牡丹の枝は弱り、最終的にシャクヤクになってしまいます。

そうならないように、春の台木の芽は早めに掻き取るようにしましょう。

シャクヤクの育て方は牡丹より簡単。

 芍薬の育て方は、牡丹と同じ。

 牡丹の根っこは芍薬なんだから当たり前(゚∀゚)

 違う点は、冬に地上部が枯れたら地際から切ってしまえばOKってこと。

 地上部を残す必要ないのでバッサリ行きましょう。

最近は牡丹と芍薬のハイブリット(交配種)なんかも出てきて花もバリエーションが豊富です。

日本で改良された「日本シャクヤク」とヨーロッパ生まれ「洋シャクヤク」

元はどちらも中国東北部が原産の同じ品種。しかしヨーロッパにわたって改良された花と日本で改良された花とでは趣が全然違う(゚д゚)

日本シャクヤク

和芍薬とも呼ばれる日本シャクヤクは一重咲きや、小さな花弁をぎっしりと抱える翁(おきな)咲きなど、風情のある花形のものが多く作り出されてきました。

西洋シャクヤク

洋シャクヤクとも呼ばれ、大輪で花弁の多いバラ咲など豪華な花を中心に改良されていきました。

和梨と洋ナシもそうですが、地域ごとに好むものが違うと品種改良にこれほどの違いが出るんですね(◎_◎;)

日本古来の園芸植物「ボタンとシャクヤク」

豪華なバラもいいけど日本古来の銘花「牡丹・芍薬」もちょっと見直してみてはいかがでしょうか?

芍薬は「ピオニー」の名前で宿根草として利用されることも増えてますね。牡丹よりさらに花の種類が豊富だし、育てやすいのでお庭に加えてあげてくださいね。

では~よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

立てば「芍薬」座れば「牡丹」と言われますが、その花知ってますか?” に対して1件のコメントがあります。

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