朝顔いろいろ、グリーンカーテンにはどれがいい?日本と西洋と琉球それぞれの特徴と育て方。

あさがお表紙1

小学校の理科の観察でもおなじみ。

夏のお花といって思いつくのはやっぱり「あさがお」

小学校の1年生でも簡単に育てられること、成長早く春にまいた種が夏には花をつけることなどから、学校の教材としても抜群。
もちろん普通に栽培してもきれいですよ(*’▽’)

ただし、名前の通り朝早くから咲くので寝坊助さんだとお花に巡り合えないことも……

そんな誰もが知っている朝顔ですが、お花屋さんに行くと実に何種類もの「あさがお」が売っています。
花色が違うだけではなく、根本的に種類の違う、育ち方が全く異なった「あさがお」が存在するんです(゚Д゚)ノ

今回はそんな誰もが知ってるようで、実はよく知らない。朝顔のいろいろをご紹介します。

小学校でおなじみ日本の「朝顔」

まずは、一番一般的な日本あさがおのご紹介から。

特徴としては種からでも栽培が簡単で、7月ごろから花が咲く朝顔の中では早咲のグループ。つるもあまり大きくは伸びないのも特徴です。

日本あさがおは日本原産ではない?!

「日本朝顔」とはいっても実は朝顔は、日本に自生している植物ではありません(;゚Д゚)

すっかり日本の夏の風物詩として定着している「朝顔」ですが、もとは奈良時代に遣唐使が薬として持ち帰ったといわれています(=゚ω゚)ノ

そうです。本来は、使い方によってはです(゚Д゚)ノ

種子は「牽牛子」(けんごし)という下剤として利用されていました。

ただし、毒性が強く現在は素人で利用することはやめたほうがいい(゚Д゚)ノ

今はほとんどが園芸利用。薬用として使われることはなくなりました。

日本朝顔の種のまき方・育て方

小学生でも育てられる「日本朝顔」ですが、種をまく際は大切な注意点があります。

日本朝顔の種は堅い殻でおおわれているので、カッターで少し傷をつけ一晩水に浸して給水させてからまいたほうが発芽がいいとされています。

販売している種の中にはこういった作業が不要な処理をしてあるものもあるので、パッケージをよく読んで撒いてくださいね(*’▽’)

自家採取した種を利用する場合にはこの作業を行うことで、発芽率をあげることができます。

日本朝顔の種まき

事前準備として、種に傷をつけておきます。ただし注意!

朝顔の種には「ヘソ」と呼ばれるくぼんだ部分があります。ここから芽が伸びるので傷つけてはいけません(゚Д゚)ノ

反対側やまるい背の方を傷つけてから種をまきます。

  1. へそをよけて硬い皮を一部傷つけ、一晩水に浸ける。
  2. 鉢植えの場合、鉢底石、お花の培養土を入れて準備します。(地植えの場合はポットで苗を作ってから地植えする方がいいでしょう。)
  3. 土に1㎝ほどの穴をあけて種をまきます。
  4. 土が乾かないように、優しく水を与えます。
  5. 一か所に2~3粒種をまき、双葉が出たら鉢は6~8号に1本。もしくは横長プランターに3~4本くらいを目安に間引きます。
  6. ポット苗の場合は本葉が出るころに元肥の入った土壌に定植しましょう。

緑のカーテンには向かない?日本朝顔

朝顔はつるですが、日本のあさがおはそれほど旺盛なつるを伸ばすわけではありません(゚Д゚)ノ

ですので緑のカーテンなどで利用したい場合は少し多めに植えて、数多くのつるを伸ばす必要があります。

なので緑のカーテンには後述する「西洋あさがお」や「琉球朝顔」が利用されます。

いわゆる「朝顔」はヒルガオ科サツマイモ属 Ipomoea nil 。

そして、ソライロアサガオ(空色朝顔) Ipomoea tricolorが、一般的に「西洋朝顔」と呼ばれるアサガオです。

空の色のような鮮やかな青「西洋朝顔」

こちらは熱帯アメリカ産の朝顔。日本の朝顔ほどの品種はなくヘブンリーブルーに代表されるように主に青い色が多い。最近はピンク系の品種も出てきているみたい(*’▽’)

日本のあさがおとの違いは葉にあり!

日本朝顔と西洋朝顔の違いは葉を見ることで区別がつきます。

葉に毛があるのが日本の朝顔、葉に毛がなくつるりとしているのが西洋朝顔です(”ω”)ノ

違うのは葉だけではありません。花の開花時期も違ってきます。

日本のあさがおが7月ごろピークを迎えるのに対し、西洋朝顔は8月の後半から咲きだして秋遅くまで咲きます。

つるの勢いも西洋朝顔のほうが強いので「緑のカーテン」に使うのは西洋朝顔のほうがいいのです(=゚ω゚)ノ

日本のあさがおと同じように西洋朝顔にも種ができます。地域によってはこぼれ種で残って半分雑草化しているところもあるというので、かなり丈夫ですね(≧▽≦)

日本あさがお西洋あさがお
葉に毛がある葉に毛がない
花時期7月8月
つるの勢い弱い強い

西洋あさがおの種のまき方

日本の朝顔の種と形も大きさも違うけど、基本的には日本朝顔と種のまき方は一緒です。

日本朝顔と比べて生育旺盛なので、大きめの鉢を用意しましょうね、

幻覚を見せる西洋朝顔

日本のあさがおと同じように西洋朝顔の種もやっぱり毒です(゚Д゚)ノ

しかも、西洋朝顔の種には「リゼルグ酸アミド(LSA)」というLSDに似た成分が含まれ、幻覚症状を引き起こすことが知られています。ですがもちろん、そんなことに使ってはいけませんよ!実際に容量を間違って死亡してしまう例も多数報告されています!

覚せい剤、ダメ!絶対!!(゚Д゚)ノ

西洋朝顔の育て方

西洋あさがおはかなり成長のいいあさがお。

鉢はできるだけ大きいものを用意しましょう。

日本のあさがおと違い、成長早く、長さも3m以上にもなるので大きめのフェンスやネットを用意しておきましょうね(≧▽≦)

西洋あさがお」の摘心

西洋あさがおをグリーンカーテンとして利用したい場合、枝数がおおく、広がっていることが必要となります。

植え付け後本葉が出て、4~5節のところで摘心(テキシン)を行います。

摘心とは、新芽の先端を切ることで、新芽の発生を促し、枝数を増やすことです。

こうすることで、枝数と葉を増やし、グリーンカーテンとして夏の暑い日差しを遮ることができるようになります。

本当の日本の朝顔

ずっと日本の朝顔と言ってきましたが、もともとは中国から渡ってきた帰化植物。

でも、日本にも自生している朝顔があるんです(゚Д゚)ノ

それが琉球朝顔。

すごいきれいですよね(*´Д`)

琉球朝顔は正式には「ノアサガオ」 Ipomoea indica といい、園芸的には宿根朝顔と呼ばれることもあります。

宿根とあるように、0度以上の温度があれば地下茎を残して次の年にまた咲くことができます。

通常苗から育てると株が充実してからしか開花しないので開花が秋になってしまうこともある琉球朝顔ですが、年越し株はスタートから丈夫なつるが出るので、6月ごろから11月まで長く花が咲きます。

つるは西洋朝顔よりさらに強く長く伸びます。

南方の地域では帰化して雑草扱いをされていることもあるようです。(^_^;)

3品種をまとめてみよう!

今回の総まとめ、園芸向け朝顔は大きく3系統。

1、朝顔(日本のあさがお)

朝顔;種が下剤として使われていた。開花は7~8月。1年草。つるの伸びはそれほど良くない。熱帯アジア原産

2、西洋朝顔

西洋朝顔;種は幻覚作用を持つ。開花は8~11月。1年草。つるの伸びはよい。熱帯アメリカ原産

3、琉球朝顔

琉球朝顔;種はできない。開花は株が充実していれば6~11月。つるの伸びはすごく良い。琉球など熱帯原産。

いかがですか?同じようでも意外と違う。

朝顔と西洋朝顔の開花時期が違うのは、朝顔は夜の長さが長くなることで花を咲かせるようになるため。必要とする夜の長さが西洋朝顔のほうが長いんです。だから秋にならないとなかなか咲き出さないんです。

夜を感じて咲くので、街頭などが明るいといつまでも咲かない…((+_+))

なんてことにもなるので注意しましょう。

種からでもまだ間に合います。いろいろな朝顔に挑戦してみてくださいね(*’▽’)

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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