育てていいケシ”ポピー”いろいろ!アイスランドポピー・シャーレーポピー・カルフォルニアポピー・ハンネマニア

ポピー表紙

「芥子(ケシ)」といえば、麻薬の原料”阿片(アヘン)”が取れることで有名な毒草(;゚Д゚)

もちろん、ケシを育てたら日本では逮捕されてしまいます。

しかし、ケシの仲間には観賞用に栽培できる品種も結構あるんです。今回はそんなケシの仲間”ポピー”をいろいろご紹介します(≧▽≦)

芥子(ケシ)から作られる恐怖の麻薬”アヘン”

ケシ坊主と呼ばれるケシの果実からとられる乳液を固めたものが”阿片(アヘン)”さらにそのアヘンを精製してヘロンやモルヒネが作られる。

きちんと使えば鎮静剤として人の役に立つが、快楽のために使えば命を落とす危険な薬。

詳しくは過去の記事をご覧ください。

今回紹介する観賞用ポピーは毒はあるものの、どれもそこまで危険ではないので、安心して育ててくださいね(^_^;)

シャーレーポピー(ヒナゲシ・虞美人草)

単にポピーと呼ぶとこの花をさすことが多い。

ヨーロッパ原産のケシ科の一年草で、中国では虞美人草(グビジンソウ)、フランスではコクリコ、英語ではシャーレーポピーと呼ばれる。

学名ではPapaver rhoeas

草丈0.5~1mだが線が細く華奢なイメージがあります。

寒さに強く暑さに弱いので日本の夏を超えることができません。

苗で販売されることは少ないけど、意外と大きく育つので公園などでひろく栽培されています。

種で販売されているものを育てることはできますが、かなり細かい種なので砂などに混ぜてまくといいですよ(*´▽`*)

ジブリ映画の「コクリコ坂から」の”コクリコ”はこのシャーレーポピーのことなのです。

ちなみにシャーレーとはイギリスの地域の名前。この場所に住んでいた牧師が選抜によって育種したためシャーレーポピーと呼ばれます(≧▽≦)

アイスランドポピー(シベリアヒナゲシ)

北極探検に向かった植物学者によってシベリアで発見され、品種改良された園芸種が世界に広まりました。

アイスランドポピーとはいっても”アイスランド共和国”とは関係なくて、単に寒い土地という意味の”アイスランド”

日本にも近縁種の千島ヒナゲシが千島列島に分布しています。和名はシベリアヒナゲシだけど、全然呼ばれていないですね(;´∀`)

寒さに強く、1月ごろから販売される苗を植えるか、秋に種をまいて育てます。

日本では1年草として扱われますが、本来は短命な多年草。夏の暑さに耐えきれず枯れてしまいます(^_^;)

草丈はヒナゲシより小さく30㎝程度。花苗としてはこちらの方がよくつかわれますね(≧▽≦)

カルフォルニアポピー(ハナビシソウ)

こちらは、上の二種やアヘンの取れるオニゲシなどと違う、ケシ科ハナビシソウ属の一年草。学名はEschscholzia californica

園芸ではカリフォルニアポピーのほか、花菱草(ハナビシソウ)や学名からエスコルチアの名前でも販売されます。

名前の通り、原生地はアメリカ、カリフォルニア州。

アイスランドポピーと同じように株元に広がった葉の中心から花茎を立ち上げ、一茎に一つ花を咲かせます。

花苗で出回るものは淡黄色がほとんどですが、種では赤系の花もあります(≧▽≦)

ハンネマニア(メキシカンチューリップポピー)

カルフォルニアポピーに似ているが、花茎にも葉がついて枝分かれして花が咲きます。

ハンネマニアとは変な名前ですがイギリスの植物学者の名前にちなむらしい。ケシ科ハンネマニア属の1年草 学名はHunnemannia fumariifolia  。

本来は多年草だけど、日本の暑さも寒さも苦手。

もともとはメキシコ北部から中央1500mほどの山岳地帯に自生する植物。本来、乾燥地帯の植物なので、土は水はけのいい土を選んで植えましょう。

花は黄色一色のみ。ひんしゅもほとんど存在しないようです。

メキシカンチューリップポピーの名前がありますが、単に「チューリップポピー」といわれる植物は別にあります。

ほとんどはハンネマニアで通っていますね(≧▽≦)

ポピーの見分け方は?

  • シャーレーポピー 花色:赤・オレンジ系  葉のついた茎を伸ばし、枝分かれして花をつける。
  • アイスランドポピー 花色:黄色・オレンジ系  葉は浅い切れ込みで地際にだけ広がり花茎は1本に1つの花を咲かせる。
  • カルフォルニアポピー 花色:黄色・オレンジ系花びらにつやがある  葉は深く切れ込み、地際にだけ広がり花茎は1本に1つの花を咲かせる。
  • ハンネマニア  花色:黄色  葉は深く切れ込み立ち上がった枝にも付き、枝分かれして花を咲かせます。

この4種はかなり似ていて、写真ではプロモ見分けるのが困難なほど。

ポイントを押さえて覚えておきましょうね(≧▽≦)

いつかきっと役に立つことが、あるかもしれないしないかもしれない(^_^;)

青いケシ(ヒマラヤの青いケシ)もあります

ケシの仲間には青い花を咲かせるメコノプシスというグループのケシもあります。

このケシは他のものとはかなり違った印象で、見れば明らかにわかるので今回は比較対象に入れませんでした。

詳しくは過去記事をご連くださいねヽ(^。^)ノ

まとめ

お手軽に育てられるケシの仲間。いかがですか?

どれも暑いのが苦手というのは共通です。

基本的に丈夫な植物なので、1年草だけどこぼれ種でも毎年出てくるものも多い。

暑さが来ると終わりなので、苗の出荷時期は意外と短いので希望の方は早めに購入しましょうね。

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です