クリスマスローズ購入のポイント、いつ・どこで買うのがいい?

クリスマスローズ-03表紙

寒い冬、お庭がさみしくなるこの時期に咲きだす素敵な花、それが『クリスマスローズ』です。

様々な園芸雑誌でも、冬になると必ず特集が組まれるほど人気の花。

その性質は丈夫で、害虫の心配はほとんどない。

花色が豊富で、花もちよく長~く楽しめるのも魅力です。

今回は冬の花壇の主役『クリスマスローズ』について、特に購入するポイントについてご紹介します(≧▽≦)

クリスマスローズはどんな花?

クリスマスローズは、キンポゲ科クリスマスローズ属(学名: Helleborusの多年草。

『クリスマス』と名前があるけど、自然の開花では2月ごろから開花するものが多い。

以前は2~3月が中心だったが、早咲品種が交配に利用される事で、12月から開花するものも増えてきた。

それでも、主流であるガーデンハイブリットの多くは1月末からが最盛期。

温度調節で早く咲かせているものは12月から販売されることもあります。

本当のクリスマスローズはヘレボルス・ニゲル (Helleborus niger)

クリスマスローズと呼ばれるのは、もともとは12月から開花するニゲルという早咲き品種につけられている名前。

2月ごろから開花するヘレボルスは海外では『レンテンローズ』の名前で呼ばれる。

これは、キリスト教の四旬節(レント)のころに咲く花という意味。

四旬節(レント) とは、キリストが復活するイースターの40日前のこと。

だけど、日本人にはあまりなじみがないので、日本ではヘレボルスを全部ひっくるめて『クリスマスローズ』と呼んでいる。

花の形・色がバラエティに富むガーデンハイブリット

最も多く目にするのは『ガーデンハイブリット』と呼ばれる、多くの原種を掛け合わせて作られた園芸品種。

さまざまな原種が交配されているため変化が多い。

少し前は、オリエンタリス種を中心に改良されていたことから、『オリエンタリスハイブリット』の名前で呼ばれることも多かったが、現代では育種がすすみ、もっと様々な原種が掛け合わされることから『ガーデンハイブリット』と呼ばれるのが一般的になってきた。

クリスマスローズには大きく分けて茎の立ち上がる有茎種と、立ち上がらない無茎種に分けられるが、流通するほとんどの品種は茎を持たない無形種が中心です。

有形種は一部、フェチダスやアグチフォリウスなどの原種またはその改良種が流通することがありますが、数は非常に少ないです。

クリスマスローズの特徴

クリスマスローズが人気なのは、花がきれいなだけではありません。他の花にはない、たくさんの利点があるんです(≧▽≦)

クリスマスローズのおすすめポイント

  • 寒さに強く北海道の冬でも屋外で越冬可能
  • 半日陰でも育つ
  • 丈夫で育てやすい
  • 株ごとに違いがあり、コレクションの楽しみがある
  • 交配が比較的簡単で、オリジナルの花を咲かせられる

など、初心者でも始めやすく、その上マニアにもコレクション性、創造性を楽しませてくれる。魅力的な花なんです。

いいところがあればもちろん、欠点もある。

残念ポイントも紹介しておきましょう。

クリスマスローズの残念ポイント

  • 暑さに弱い
  • 開花まで時間がかかる
  • 開花株(大株)は値段が高い
  • 珍しい花はなかなか買えない

寒さに強い分、暑さや夏の直射日光が苦手。

風通しよい半日陰で過ごすようにしましょう。

そして、種から育てると開花まで2~3年と時間がかかるんです。

そのため開花株は2000円以上とそれなりに高額。

「時間がかかっても苗から育てる」とはいっても、ここでも問題が(^_^;)

クリスマスローズは咲いてみるまでどんな花が咲くのかわからないんです。

両親の形質から、ある程度は予想できますが、完全に同じ花は二つとなく、実際に花を見るまでわからない。

そのため、珍しい花を咲かせる株は非常に高額で取引され、中には何万円もの値段が付く株も珍しくありません。

そしてそういった株は、熱狂的なマニアによっていつもチェックされているため、お金を払ったとしても簡単に購入することはむずかしいのです(-ω-)/

ただ、そこまで珍しい花でなければ、現在では八重咲や珍しいカラーであっても数千円も出せば購入できるようになりました。

10~20年前は八重咲というだけで何万円もしていた時代があるんですよ(^_^;)

いい時代になりました。

クリスマスローズを購入しよう!

クリスマスローズは秋から冬にかけて、園芸取り扱いの多いホームセンターや園芸専門店、通信販売などで購入できます。

季節によって購入するときにチェックするポイントが変わってくるので、季節ごとに解説します(・ω・)ノ

購入の仕方:9~11月ごろ

今年の春に種をまいた1年生苗が販売されます。まだ花が咲いていない小さな苗。

上で書いたように、開花までは2~3年育てる必要があります。

ラベルに花の写真が描かれている場合がありますが、その写真通りの花が咲くとは限りません。

花はあくまで開花予想。2割程度は違う花が咲くと言われています。

種から育てたクリスマスローズ苗は、どんな花が咲くかはまだわかりません。

交配した親から、ある程度は予想がつくため、交配親がわかるものは「こんな花が咲きます」という目安にラベルが付けられています。

完全なミックスはおすすめしません。

すごく安く苗が販売されることがありますが、それは完全ミックスで、何が咲くかわからない苗であることがほとんど。

その場合、多くがくすんだ紫色の原種のオリエンタリスの色を強く受け継いでいる可能性が高い。

クリスマスローズの苗は、特別な生産者の苗や交配親がわかっているもの以外は購入しないほうがいいです。

綺麗な花(が咲くかもしれない)苗を安く購入できますが、開花までの手間も結構かかるので、初心者は手を出さないほうがいいでしょう。

購入の仕方:12~1月ごろ

『氷の薔薇シリーズ』
ノイガーとガーデンハイブリッドの交配で、2017年ドイツで作出された新品種。世界最高峰の園芸展示会IPM Essenにて最高賞を受賞しました。

早咲のノイガーや、ノイガー交配品種の開花株が入荷します。

開花株は2000~5000円とそこそこ高価。

開花株のガーデンハイブリットは温室で促成栽培して無理やり咲かせている場合がある。

そのため、寒冷地での管理の場合は、屋外に出しっぱなしにすると花がたれ下がって、最悪花がしおれて落ちてしまう場合があります。

12~1月の株は念のため、気温が下がる夜間は室内に取り込む方が安心です。

3月ごろになったら植え替えをして、環境に慣らしていきましょう。

購入の仕方:2月

クリスマスローズの最盛期です

様々な花が出そろって一番楽しいのはこのころ。

各地でクリスマスローズフェアなども開催されます。

珍しい花は、ホームセンターや普通の花屋では取り扱いが少ないので、大規模なフェア、通販を利用しましょう。

ネットの通信販売は、時々珍しい花も出品されますが、すぐに売り切れになります。

常に新入荷をチェックして、出品されたらできるだけ素早く購入するようにしましょう。

生産者の中には、一般人でも購入できる直売日を設定している生産者もあります。ホームページやFacebookなどでチェックしてみよう。

購入の仕方:3月

ホームセンターや園芸店では、売れ残ったクリスマスローズをお得に購入できるチャンス。

花色は変化して緑化していることが多いのであまりあてになりません。

形や株の充実度合いに注目して選ぶようにしましょう。

お得な価格でクリスマスローズを始めたい人は、このくらいの時期から始めるのもいいかもしれませんね。

まとめ

今回はクリスマスローズ購入のポイントについて紹介しました。

クリスマスローズは環境さえ合えば、植えっぱなしで勝手に大きくなって、こぼれ種でも増えていくほど丈夫な植物です。

冬の寂しいお庭に色どりを与えます。

普通の植物が育ちにくい半日陰でもよく育つので、デットスペースになっている場所も華やかに生まれ変わるかもしれませんよ。

ぜひ、奥深いクリスマスローズの世界にチャレンジしてみてくださいね(≧▽≦)

では、みなさま良い園楽を~~~~~~(´▽`*)

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