美味しくって面白い野菜!アスパラガスの簡単な育て方

アスパラガス表紙

シャキシャキ食感が美味しい野菜「アスパラガス」

お店で販売されている姿はよく見るけど、アスパラガスってどんな植物か知っていますか?

いつも食用にしている部分って「茎なのかな?」とは考えられると思うけど、もとはどうなっているのか?意外と知らない人も多いんじゃないでしょうか(≧▽≦)

そこで今回は”美味しく面白い野菜アスパラガスの簡単な育て方”をご紹介します!

アスパラガスって何の仲間?

独特な形をした植物なので、いったい何の仲間か悩むところです(?_?)

もともとはユリ科アスパラガス属に分類されていましたが、現在はキジカクシ科アスパラガス属 学名:Asparagus に分類されています。

キジカクシ科って聞いたことないかもしれないけど、近年の新しい分類体系でユリ科から独立した科で、中にはヒヤシンス万年青なんかも含まれる結構大きなグループ。

その中でもアスパラガスは科の名前となった日本の自生種キジカクシ(Asparagus choberioides) によく似ている。

え?似てないって(^_^;)

皆さんが知ってるアスパラガスは

これですよね、でもこれってまだ”アスパラガス”本来の姿ではないんです。ではアスパラガスがどのように育つのか見ていきましょうヽ(^。^)ノ

アスパラガスの一生

アスパラガスは宿根性の多年草。一度植えたら毎年春になるとアスパラガスが生えてくるんです!お得ですね(≧▽≦)

これを堅くなる前に刈り取ったのが、皆さんご存知”グリーンアスパラ”収穫が遅れてあまり堅くなると美味しくないので、ちょうどいいときに収穫するのがポイント。

でも、植物ですから伸びた枝を全部収穫してしまったら枯れてしまいますよね(^_^;)

アスパラガスは地下の大きな根に栄養を貯えるので年数を経るごとに、本数も多くなり収穫できる量も増えます。充実した株なら最初の20日くらいは伸びた株を収穫し、そのあとに伸びる分に関しては来年以降の栄養を貯えるために残しておきます。

すると、残った枝から葉が展開していきます。

こうなるともう堅くて食べれませんね(^_^;)

アスパラガスの葉は細かいレースのように見えますが、正しくは葉ではなく細かい枝。葉はサボテンと同じように退化してしまっているんです(゚Д゚)ノ

育つとその高さは大きいものだと2m近くにもなります!

この姿になると日本の自生種キジカクシとそっくりですね。

花も咲いて実もつけるんですが、アスパラガスには雄雌があって、実をつけるのはもちろんメスだけ。栽培上は明日のほうが実に無駄な力がとられないので収量は多いといわれますが、残念ながら苗の段階で雄雌を表記して売られることはないので、これはどっちになるかわかりません(*_*;

ちなみにアスパラガスの実は食べられるようです。というか食べても大丈夫って程度。甘くておいしいが種が多くて食用には向かないらしい。

わさわさ茂ったアスパラガスも寒さにあたると黄色く枯れてしまい、根だけの状態で休眠に入ります。

アスパラガスを育てよう!

アスパラガスを育てるにはどうすればいいでしょうか?

普通の野菜なら種から育てるか、苗から育てるかのどちらかですが、アスパラガスはそのほかに、『休眠期の根を植える』という方法があります。

そのわけは、アスパラガスは種や若い苗から植え付けた場合、最初の収穫までに3年もかかってしまうから(^_^;)

始めの1~2年は針金のような細さの茎しか出てきません(*_*;

「そんなにまってられるか~~!すぐに収穫したいんだ~~!( `ー´)ノ」

そんな方のために、秋から冬の間に販売されるのがアスパラガスの掘り上げ苗です。

1年目から収穫可能「アスパラガス大株」

アスパラガスの大苗は畑で数年間育てた苗を根ごと掘り上げた苗。この根に栄養を貯えているので、根が大きければ大きいほど今年伸びるアスパラガスは太く量もたくさん収穫できるということになります。

これくらい大きいと一年目からたくさんの収穫が期待できますね(≧▽≦)

アスパラガスの植え付け

アスパラガス栽培のおすすめは、初心者なら大株。年数がかかっても安く済ませたいならポット苗。本気で農家するなら種から(^_^;)

大苗は冬の時期に植え付ければ次の春には収穫が開始できます。

苗の場合は4月くらいから植え付けて、大体3年目くらいから収穫が開始できます。はじめのうちは株に負担がかからないように収量を少なめにして株を育てましょう。

アスパラガス植え付けの土は?

アスパラガス栽培で重要なのは”土”

根が深く大きく育つので1株当たり深さ30㎝以上、幅70~100は確保して土づくりをしましょう。水はけがいい土であることが重要なので、しっかり耕して水はけの悪い土地であれば腐葉土やくん炭を多めに施しておきましょう(*’▽’)

植え付け1週間前に土づくりをします。一般的な畑なら1平方メートルあたり、

  • 苦土石灰 100~150g
  • たい肥 1~3㎏
  • 化成肥料 100~150g 

を混ぜます。余裕があれば苦土石灰は2週間前に入れてなじませておく方がいいです。

肥料も種類によって使用量が違うので詳しくはパッケージに従ってくださいね。

畑は幅100㎝、高さ20㎝の畝を作って苗を植え付けます。

アスパラガスの肥料

生育期の夏までは月に1度、株周りに30gくらいの追肥を行います。

冬は株元から40~50㎝離れた場所に溝を掘って、植え付けたときと同じようにたい肥と化成肥料を与えます。

アスパラガスは何年も同じ場所でそのまま栽培するので、冬の間に土をふかふかにしておくことが翌年以降もいい株を維持するためのポイントです。

アスパラガスの倒伏防止

アスパラガスの葉は育つと広がって倒れてしまいます(>_<)

葉が倒れるとうまく栄養が作れなくなり来年以降の収穫に影響が出ます。倒れないように四方に支柱を立ててひもで支えるようにします。

グリーンアスパラと紫アスパラとホワイトアスパラ

アスパラガスといえば、緑・紫・白の3種類があります。

緑と紫のアスパラガスは別品種として苗の時点で違うのですが、ホワイトアスパラだけはちょっと違います(=゚ω゚)ノ

軟白化されたアスパラガス『ホワイトアスパラ』

実はホワイトアスパラはグリーンアスパラと同じものです。

ではなぜ白いのかというと、光に当てないように育てているから(゚Д゚)ノ

言ってみれば、アスパラガスの”もやし”みたいなもの、まあ豆じゃないけど(^_^;)

光に当たらない部分は葉緑体ができないから真っ白で柔らかい歯触りになります。

日本でも独活(ウド)などは軟白化して食用にしたりしますよね。そのため「オランダウド」や「マツバウド」といった和名もあります。


最近は缶詰以外ではあまり見かけなくなりましたね(。-`ω-)

アスパラガス栽培の最大のデメリット

一度植えたら10年以上収穫ができるお得な野菜「アスパラガス」

畑に一株あれば毎年とれたてアスパラガスが食べられます(*´ω`*)

ただし、アスパラガスを栽培した場合大変なデメリットがあるんです!

それは、『市販のアスパラガスが食べられなくなる』ということ。

採りたてのアスパラガスは絶品です!

アスパラガスは収穫してから時間がたつごとにどんどん味が落ちていきます。

とうもろこしと同じように、とりたてをすぐに料理するのが最もおいしい(*´ω`*)

スーパーで販売しているアスパラガスは海外からの輸入品も多く、一度家庭菜園で採りたての味を覚えてしまったら、もう市販のアスパラの味では満足できない!

あまりに美味しくて年々株数を増やしているという方もちらほら(^_^;)

市販の安いアスパラガスが食べれなくなっては困る!という方は栽培しないほうがいいかもしれません。

まとめ

アスパラガスは野菜の中では珍しく、何年も収穫できるお得な野菜。

とりたて絶品の味を楽しめるのは家庭菜園ならではです。

水はけと日当たりのいい畑なら栽培はそれほど難しくないから今年はぜひチャレンジしてくださいね。

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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