背の低い生垣におススメの木をご紹介

低生垣表紙

前回までは目隠しになるような背の高くなる木を中心に紹介していました。

 

 

剪定次第では多少は小さくすることもできますが、今回はもともと小型の樹種をご紹介。2段生垣や背の高い生垣の足元がさみしくなってしまった時、あまりはっきりとしたしきりにしたくない場合などには視界の通る「低生垣」がおすすめです。

低生垣にオススメの木

サツキ・ツツジ

日本の低い生垣の定番品種。和風洋風どちらにでも合わせられる。

寒さ暑さともに丈夫で刈込次第で自由に形を決められる。大きさは玉状に最大1mほどまで育ちます。

ツツジは4月、サツキは5月にそれぞれ株を覆いつくすほどの花を咲かせるのが最大の魅力。

半日陰でも育つが、花付きが悪くなるから日当たりに植えたいですね(^_^;)

植え付けの際の注意点としては、酸性の土壌を好むから植え付け時にはピートモスなどをすき込んで植えこみましょう。

プリペット

近年人気急上昇中の低生垣樹。細かい葉と斑入りの明るい雰囲気が人気です。

欧米では生垣樹としての利用が最も多い樹種。人気があるだけあって丈夫で育てやすく、利用範囲も多い。

グループとしてはモクセイ科イボタノキ属に分類される常緑低木。伸ばせは最大4mにもなるといわれるが生垣で使用する場合の多くは胸丈ぐらいまでの高さで刈りこまれることが多い。

刈込しなければ細かくにおいのある花を咲かせるが、香りはクリの花の様であまりいい香りとは言えないので刈りこんで咲かさないほうがいいでしょう。

性質は丈夫なのだけど、葉巻虫の被害を受けることがあります。早めに退治しないと丸坊主にされてしまします(@_@)
注意しましょう。

ドウダンツツジ

落葉樹ではあるが、枝が密に詰まるので落葉しても目隠しとしての効果はあります。

高さは伸ばせば2mまで育つが、生垣としては低いボックス仕立てで使われることが多い。

ドウダンツツジの魅力は季節ごとの変化。

春は釣り鐘上の白い花が咲き、夏は茂った緑の葉。秋には真っ赤に染まった紅葉、冬は落葉した枝と冬芽とそれそれの季節ごとに表情を変える生垣を楽しめます。

日当たりでないと花は咲かないし、紅葉もきれいにならないので日陰には植えられません(゚Д゚)ノ

ボックスウッド

明るい緑の葉がきれいな常緑樹。イヌツゲに比べて明るい葉色のためよう住宅にあうため人気が高い生垣樹。

2mほどまでの高さに育てられるが、主に刈り込んで低生垣として利用される。

名前の通り「ボックス仕立て」に向いていて、刈込に強く自由な形に作ることができます。

半日上げでもどんな土壌でもよく育つ強健さはあるが、葉巻虫やツゲメイガによる害を受けやすいという欠点があります(。-`ω-)

発生の多い春と秋は農薬による防虫が必須です。

アベリア

近年人気急上昇。斑入りの明るい葉と6~11月と長期間咲き続ける花が人気。

病害虫に強く、管理も簡単。刈込で小さく仕立てられるからサツキやツツジに代わっての利用も増えています。

トキワマンサク

落葉樹の万作と同じようなひも状の花を咲かせる常緑樹~半常緑樹。 マンサク科トキワマンサク属に1種のみ知られている。

白花緑葉のタイプと赤花黒葉のタイプに大きく分けられる。どちらかというと人気があるのは赤花のタイプ。

伸ばせば3m以上にも育つようだが、多くの場合目隠し程度のサイズで仕立てられることが多い。低く刈り込めば小さく作りこむこともできます。

病害虫の心配もほとんどなく、初心者でも簡単に育てられます。日当たりを好みますが半日陰でもOK。ほかの花同様に半日陰では花の数が少なくなります(。-`ω-)

まとめ

このほかにもたくさんの低生垣樹はあるんだけど、今日は代表的なものだけ紹介しました(≧▽≦)

また思いついたら追加していきたいと思います。

ここに紹介したのは比較的コンパクトで育てやすいものばかりなので、生垣として以外にもカラーリーフやガーデニングのポイントとしても利用しやすいです。上手に使って手のかからないきれいなガーデンを作りましょう。

では、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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