植物の栽培が上手になる花の育て方~グリーンアドバイザーが解説~
お家にいることが多くなったこの時代、今注目を集めているのがガーデニングです。
とくに春になるとやっぱりお花が育てたくなるもの。
でも、植物を育てたことがない人がよく口にするのは「育てたことないから枯らしちゃいそう(;´・ω・)」という言葉。
確かに植物は生き物ですから、手をかけなければ枯れてしまうこともあります。
特に、今まで植物を育てたことがなければなおさら。
そんな皆様に、今日は特別にグリーンアドバイザーの私が「栽培上手になる秘訣」を教えちゃいます!
目次(*´▽`*)
インターネットが栽培を邪魔する?!
今の時代、一人一台は当たり前。
パソコンはなくても、スマホなどをつかってインターネットで調べるのは当たり前の時代です。
もしかしたら、今これを読んでる人もネットの検索でやってこられた方がいるかもしれませんね(*'▽')
確かに便利なインターネット。
調べれば育て方などの情報はたくさん出てくる。
でも、そのせいで逆に「すべてを理解しなくちゃ植物を育ててはいけない」ような、変な空気が流れていませんか?
皆さん勉強家だから、いろいろ調べて頭がこんがらがって、結局諦める( ;∀;)
そんなことが多いような気がします。
調べるのはいいことですが、それだけで植物の栽培がうまくいくわけではありません。
間違った情報も多いインターネットの園芸情報
インターネットで植物の情報を調べるとき注意すべきなのは『その情報が正しいのかどうか』
今の時代、個人でも簡単に情報発信できます。
中には意図せずに間違った情報を発信してしまっている場合もある。
信頼できるメディアの情報であっても、できれば2つか3つ複数の情報を確認して情報を集めるようにしましょう。
間違っていなくても地域差がある
よくあるのが「屋外に地植えでよく育ちます」という情報。
その地域では問題なくても、自分の地域でも大丈夫かどうかはわからない。
縦に長い日本では、「北海道」で育つ植物と「沖縄」で育つ植物が違うということは、なんとなくわかりますよね?
そこまでではなくても、関東と関西、同じ関東でも平地と山地では、栽培環境がちがう場合があります。
インターネットの情報は「それがどの地域での栽培情報か?」を確認しておきましょう。
植物の耐寒性を調べる指標には、USDA 耐寒性ゾーンマップ(Hardiness Zone)が便利。
自分の地域での栽培情報を集めるのは、やっぱり地元の園芸店で話を聞くのがいちばんです(・ω・)ノ
栽培がうまくなる、その極意
では、ここでグリーンアドバイザー直伝『栽培がうまくなる極意』をお教えします。
どうすればいいか?
それは、、、
植物を枯らすことです!
なんのこっちゃ(@_@。
と思うかもしれませんが、失敗から学ぶことが必要ということ。
- 失敗の原因は水が足りなかったのか?
- 逆に多かったのか?
- 元々土が悪かったのか?
- 虫や病気の可能性もある(。-`ω-)
本やインターネットは作者の成功体験が書かれているだけなので、失敗は自分で体験するしかないんです。
栽培環境、地域によっても最適な栽培方法は違ってきます。
これは実際育ててみるのが一番。
私も尋常じゃないくらいの植物を枯らしています(^-^;
怖がらずに、まずは何か育てみましょう。
枯らしてしまうこともあると思いますが、そのときはなんで枯れたか考えてみる。
わからなければ、近くのお花屋さんに聞いてみるのがいいですね(*'▽')
ホームセンターはあまりお勧めしないです(。-`ω-)
詳しい人がいればいいですが、多くはパートかアルバイトであることが多いので、ガーデンセンターかお花屋さんで相談するようにしましょう。
その時、重要なのが、
- 植物の種類。
- いつから育てて、いつ枯れたのか。
- 栽培環境、場所
- 温度や日当たり
- 使った土、肥料、薬など。
- どこからどのように枯れ始めたのか?
様子のわかる写真なども取っておくといいですね。
これらがわかると原因が特定しやすいです。
しっかり栽培記録をつけておきましょう。
このまま終わったら怒られそうなのでもう一言(^_^;)
「ふざけんな!」
という声が聞こえてきそうなので、もう少しだけ(^_^;)
植物は基本的には人間が手をかけなくても育つものです。
雑草なんて抜いても、切っても、踏まれても生えてくる。
つまり、環境さえ整えれば植物は枯れないんです。
雑草は環境適応力が広く、自分で成長できる能力が高いので何にもしなくてもよく増える。
園芸植物も原生地では、もちろん自分で育ち、繁殖しています。
なら答えは簡単。
原生地に近い環境を用意してあげればいいんです(*'▽')
- 例えば高山の植物なら水はけよく、夏は涼しく。
- 熱帯の植物なら寒さをよけて、よく日に当てて乾燥に注意する。
など。
それこそ、インターネットで原生地の環境を調べて、その環境に近づけてあげれば枯れることは少ないです。
慣れてくると、姿を見るだけでその植物の好む環境をなんとなく推測できるようになります。
そこまで行くには、やっぱり「たくさん育てて、たくさん枯らす」しかないんですけどね(^_^;)
画面を眺めていても栽培は上達しません。
まずはお花屋さんでお気に入りの一鉢を探しましょう。
では、みなさま良い園楽を~~~~~(≧▽≦)