嫌煙でも嫌いにならないで!たばこの原料、植物としてのタバコの育て方。育てたら違法?それとも合法?

タバコ表紙
タバコ表紙

最近は何かと目の敵にされる「たばこ」

知らないと言う人はいないであろう、あの乾燥した葉っぱを紙で巻き、火をつけてその煙を吸って楽しむ嗜好品である、あの「たばこ」だ(-。-)y-゜゜゜

ところで、「たばこ」で使われている”乾燥した葉っぱ”ってなんの葉っぱか知っていますか?

それは、タバコという植物の葉

そんなことは知ってるよ、という方も、実際にその植物を見たことがある方は少ないんじゃないかな。

ちなみに、製品として加工されたものをひらがなで『たばこ』、植物は『タバコ』とカタカナで書くのが一般的。この記事も一般のルールに沿って書かせていただきますね。

現代、タバコは世界的に”悪”の権化というレッテルが張られたかわいそうな植物。

「たばこ」の原料「タバコ」について紹介しようと思います( ´ー`)y-~~

タバコってどんな植物?

タバコは、ナス科タバコ属の一年草。

熱帯原産の植物で原産地では多年草だが、日本の栽培では一年草として扱われる。

学名はNicotiana tabacum

タバコの栽培風景

大型で直立する植物で、高さは2m、一枚の葉は30㎝にもなる(◎_◎;)

5月ごろからはきれいな花も咲かせるが、いわゆる『たばこの原料』として葉の収穫を目的とする場合は、栄養を葉に集中するため、花は咲く前にすべて刈り取られてしまいます。

タバコの

タバコの葉には「ニコチン」を主成分に、各種アルカロイドが含まれている。

このニコチンは根で作られ、成長とともに葉に送られていきます。

元は植物体を害虫に葉を食害されないように進化したもこの成分、

これを人が摂取すると、少量であれば興奮作用を得ることができる。

たばこを吸うと頭がすっきりするというのはこのため。

古い時代から人間に利用され、興奮剤・嗜好品として利用されてきました。

ただし、もちろん『毒』であることに変わりはない。

過剰な摂取は体に害を与えます。

タバコの致死量

タバコに含まれる「ニコチン」の致死量は日本人の成人で40~60㎎小児で10~20㎎と言われています。

製品としての「たばこ」1本あたりのニコチン含有量は6~7㎎なので、子どもは2~3本で死に至る可能性があるということです(゚Д゚)ノ

日本では海外に比べても、乳幼児のたばこの誤食事故が多く発生しています。

誤食事故を起こさないように注意するのはもちろんのことですが、万が一誤食してしまった場合は、急いで医療機関からの指示を仰ぎましょう。

たばこの健康への影響

たばこを吸うことで健康被害が起こるのは周知の事実。

特に呼吸器系に与えるダメージの大きさから利用者は年々減ってきています。

依存性も強く、一度中毒になるとやめるのが非常にむずかしいのは他の麻薬と同じ。

さらにたばこは、本人だけにとどまらず「副流煙の問題」などから、周囲にも害を広げる問題もある。

健康志向の強まりなどもあり、いまは世界的に排斥運動が盛んになっています。

「たばこ」がやめられない人には、禁煙外来の利用や、ニコチンを使わない『加熱式タバコ』への移行がおすすめです。

 タバコに似た植物

さて、ここからは植物としての「タバコ」に戻って解説です(≧▽≦)

〇〇タバコという植物はいくつかあるが、葉の形が似ているというだけで「直接タバコとは関係のない植物」というものも多い。

ミチノクヤマタバコ

キク科メタカラコウ属の多年草。あまり一般的ではないかな(^_^;)

Qwert1234 - Qwert1234's file, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=64891200による

イワタバコ

イワタバコ科イワタバコ属の多年草。山野草で人気の植物。園芸店でも結構見かけますね(≧▽≦)

ハナタバコ

○○タバコシリーズの中で、これだけは正真正銘のタバコ属。通常は『ニコチアナ』の名前で販売されている場合が多いお花です。

ハナタバコ(ニコチアナ)

カラフルな花色で人気(≧▽≦)

タバコと同じナス科タバコ属(ニコチアナ属)の植物。

ニコチアナ属の、ニコチアナ・アラタ(N. alata)、ニコチアナ・フォルゲチアナ(N. forgetiana)などの交配で造られた園芸種が、ハナタバコ(N. × sanderae)

開花期は5~10月で、暑さや虫に強く育てやすい。寒さには弱いので通常は1年草として扱われます。

タバコほどではないけど、大きく育つと1m近くになることもある大型の花。

成分はタバコと同じ?

観賞用だからニコチンは含まれないのかというと、そんなことはなく、タバコには劣るものの「ニコチン」をはじめとする同じようなアルカロイドを含む毒草。作ろうと思えばタバコを作ることも可能かも…

実際にタバコが専売制で自由に栽培できなかった時代は、大麻やケシのように栽培が禁止されていました。

今では普通に園芸店で販売されていますよ(≧▽≦)

タバコは育てちゃダメ?勘違いされる「栽培禁止」と「製造禁止」

勘違いされている方も多いかもしれませんが、タバコを栽培するだけだったら違法ではないんですよ。

日本では、タバコは「葉煙草専売法」という法律によって栽培が禁止されていました。

この法律によって、タバコ属に含まれる植物の無許可での栽培の禁止と、製造・販売の国による専有化が定められていたんです。

しかし、時代の変化とともに内容は変更され、1985年には日本でのタバコの専売制度は廃止されました。

現在は新たにたばこ事業法が制定され、タバコ製品の製造には規制がかけられているものの、タバコの植物そのものを栽培することは、違法でなくなっています。

そのためタバコ属の「ハナタバコ」もふつうにお花屋さんで購入することができるんです。もちろん合法的にね(^_^;)


タバコの原料になるタバコ(Nicotiana tabacum)の種を手に入れるのは難しいけど、何度も言いますが、育てるだけなら何ら問題ありません。

ただし、取した葉を加工して製品としての『たばこ』を作った場合は法律に抵触することになります

育てた場合でも観賞用だけの目的で栽培するようにしましょう(゚Д゚)ノ

タバコ栽培について弁護士の先生のコメントがあったので引用しておきます。

田原 直樹 弁護士による見解、

既に廃止されたたばこ専売法には,栽培自体に許可制をしき,無許可栽培,製造,私的利用行為にくまなくに罰則を課し,懲役3年以下又は罰金30万円の罰則を科する規定がありましたが,改正後のたばこ事業法は,許可制を廃してJTによる全量契約栽培制度になりました。そのため,栽培自体は罰則適用の範囲外の行為となりましたが,乾燥させる等の行為は,同法が禁止する「製造たばこ」をJT以外の者が製造する行為に該当する可能性があるため,該当するとされた場合には,一年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されることになりえます。
ご記載の行為のうち,自分の敷地で栽培する行為だけなら無罪,乾燥させて喫煙できる状態にする行為はたばこ事業法第8条,47条1項に反して処罰の対象となりえます。
なお,1910年に大審院で出された一厘事件判決は,栽培業者が煙草一枚を乾燥させて自己利用した行為につき,無罪としており,この議論は「可罰的違法性」という刑法上の論点になっています。この判例の理を考えると,たまたま観賞用等に一株栽培し,一度だけ試しに製造して吸ってみた,という場合なら,仮に起訴されても処罰されない可能性もありますが(あくまで可能性であり,許可栽培業者でない栽培及び自己利用がどのような処罰を受けるのかは予想できないところです),多数株栽培し,販売したり,自家消費でも日常的に行っていれば,当然刑罰の対象となりえる行為といえます。
国家の税収目的のための規制ですが,違反したときの処罰は国家に対する挑戦としてかなり厳しく処罰される可能性のあることを予想すべきかもしれません。

Quora より引用

『育てたタバコで自家製タバコ作ってみた!』とかYouTubeにあげるとすぐ逮捕されてしまいますよ~(゚Д゚)ノ

これはタバコだけではなく、ハナタバコなどの「タバコ属の植物」すべてが適応されるので、ハナタバコだから大丈夫ということはありません。

ちなみに乾燥させただけでは、「たばこ」にはなりません。お茶と同じで醗酵させる工程が必要。

製作するにはいろいろな手順があるのですが……ここでは割愛させていただきますね(^_^;)

タバコ以外のナス科植物もニコチンを含む

観賞用のハナタバコも、タバコと同じようにニコチンを含むとありましたが、実はタバコ以外のナス科植物も、少量だがニコチンを含むことが知られています。

そのため、ナス・トマト・ピーマン・ジャガイモなどを食べてもニコチンが体に入ってしまうことがあるんです。

もちろん害が出るようなものではなく、本当に微量なもの。

でも、最近は検査精度が高くなり、少量のニコチンでも感知されることができるようになったため、

『受動喫煙のせいで尿からニコチンが検出された!』

と騒がれることがあります。

でも、それは単にナス科植物トマトやナス、ピーマンの摂取によって取り込まれたものかもしれないのです。

禁煙の流れは歓迎ですが、あまりに過剰に喫煙者を攻撃するのはどうかと思います(^_^;)

ルールを守って楽しむ分には自己責任でいいんじゃないかな。

タバコの育て方

さて、タバコの植物知識を学んだら、次は実際にタバコを育ててみよう。

とはいえ、普通のタバコは種を手に入れるのも大変なので、まずはニコチアナ(ハナタバコ)を栽培してみるのがいいですよ。

お花屋さんでも簡単に購入できます。普通のタバコも栽培方法はほぼ同じなので参考にしてくださいね。

タバコの種まき

ハナタバコはそこまでメジャーな花苗ではないので、苗で売っていない場合も多い。

そんな時は種からの栽培が簡単だ。

タバコの種は春まき。室内で温度を保てれば3月ごろから種まきが可能です。

タバコの種をまこう

用意するのは、種とセルトレイ(種まき用のトレイ、苗のポットでも可)種まき用土。

基本的には種まきの方法は他の植物と同じ。

ただ、タバコの種は小さいのと、発芽には光が必要であることは覚えておきましょう('ω')ノ

タバコの種まき手順

  1. セルトレイに種まき用土をいっぱいまで入れる。
  2. 土がこぼれないように優しく水で湿らせる。
  3. 1ポットに数粒ずつ種をまく。
  4. 土はかけなくてOK.軽く表面の土となじませておきましょう。
  5. 20~25度の温度が保てる明るい場所で管理。
  6. 本葉が出るころに、間引きをして1ポット1本にします。
  7. 10㎝以上に育ったら、培養土に定植します。

種まき時に、上に土をかけないのはタバコの種子が好光性種子だから。明るい場所で管理しましょうね。

好光性種子とは?

種の発芽に光が必要な種子のこと。土に埋めてしまうと光が届かず、発芽率が悪くなります。

また、タバコの種は非常に小さい。

種が表層にあるので強い水やりだと流れてしまいますよ。

水やりは霧吹きを使うなどして、土がこぼれないように注意しましょう('ω')ノ

タバコの栽培

地植えや鉢植えにすれば、あとは普通の花苗と同じ。

寒さに弱く、霜にあたると枯れてしまうので、定植は4月の終わり~5月ごろがおすすめ。

花は5月から10月まで長く楽しめます。

植え付け場所

タバコは日当たりを好む植物。できるだけ明るい場所に植えましょう。夏の暑さは平気です(≧▽≦)

土は肥沃な水はけのいい土であればOK。

普通の培養土で問題ないです。

タバコの肥料


タバコは大型に育つうえ、長期開花の肥料要求度の高い植物です。

元肥と定期的な追肥をしっかり行いましょう。

葉タバコの収穫のためには、5月月ごろからの花はすべて摘み取ってしまいますが、観賞用の場合は終わった花をとるだけでいいです。

花がらをつけたままにしておけば、種の自家採取も可能。

こぼれ種では出ないので、採取・乾燥させて来年まで保存しておきましょう。

タバコのこれから

法律の改正により2020年4月から、たばこのルールが変わりました。

飲食店では基本的に完全禁煙、一部バーや小規模店舗以外は室内での喫煙ができなくなりました。

タバコを吸わない人にとってあの煙は害でしかないから、いいことなのだけど、こういった世界的な動きからさらにタバコは減少していきそうですね。

日本のタバコ生産農家さんへのインタビュー記事があったのでリンクしておきます。

参考リンク→:農業としてのタバコは今、どのような想いで栽培されている?

禁煙をはじめよう

一時的な高揚感はあっても、それ以上に体にたまるダメージは大きい。

個人の自由なのでとやかく言うこともないのですが、「ホントはやめたいんだよな~」と思っている喫煙者の方は、この機会にぜひ『禁煙』にチャレンジしてください。

一般的には、ニコチンをガムの形で摂取して、次第に摂取量を減らしていく方法があります。


ただ、このガムを使った禁煙もなかなか達成するのが難しいようです(。-`ω-)

89.3%が禁煙に成功したすごいパイプ

自分の意思の力だけでは禁煙は難しい。

どうしても禁煙したいなら、89.3%の体験者が禁煙に成功することができた『離煙パイプ』をつかうのがおすすめ。

離煙パイプの使い方

離煙パイプのセット内容は31本のパイプ。

このパイプを1から順番に毎日使っていきます。

  1. タバコを吸いたくなったら、1のフィルターパイプをつけてタバコを吸うようにします。
  2. パイプのフィルターが1日目は3%分のニコチンを除去して煙を体に送っています。
  3. 2日目以降も、2.3.4と順番にパイプを1日ごとに取り換えて使用していく。
  4. 31日目には、たばこがなくても平気になっていることでしょう(≧▽≦)

なぜ、一ヶ月でニコチンとさよならできるのか??

じつは、この『離煙パイプ』1日ごとに、たばこからニコチンを体におくる量を3%ずつ減らしていってるんです。

毎日使うことで、最終的には95%のニコチンを除去することが可能になる。

ここまでくれば、もう一度たばこが吸いたいなんて気持ちは起こらなくなっているはず。

さらに!今ならなんと、離煙できなかったら全額返品キャンペーンを開催中!

今まで禁煙・離煙に失敗してきた人も、安心してチャレンジできますね(≧▽≦)

詳しくは商品サイトをご覧ください。

まとめ

今回は意外と知らない、たばこの原料になる植物『タバコ』について紹介しました。

調べてみるまで、一般人でもタバコが栽培可能になっているとは知りませんでした(。-`ω-)

まあ、お庭に2mものデカい葉っぱの植物が生えていても邪魔なだけだから、だれも好んで育てないですよね。

日本酒を作るのは違法でも、お米を作るのは自由なのと同じ。

タバコも育てるのは自由です。

場所に余裕があって、本物のタバコが見て見たい方は是非育ててみてくださいね。

参考サイト紹介

今回記事を作成するにあたり、以下のサイト様を参考にさせていただきました。

ソクラテスの煙草のブログ

ソクラテスの煙草様では、今は販売を休止しているようですがタバコの種子を販売しているようです。

JT(日本たばこ産業株式会社)

日本専売公社のたばこ事業を引き継いでたばこの製造販売を行っている。

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