[お正月]鏡餅の正しい飾り方知ってる??

鏡餅 表紙

もういくつ寝ると~お正月(*´ω`*)

いや~一年も早いものですね。皆様、鏡餅飾りましたか?

一方にクリスマスツリーがありつつ、一方では鏡餅が飾られる。いや~日本って面白いですよね(^_^;)

実際には25日までクリスマスで、26日から鏡餅を飾るという方もいるかも知れませんが、今回は正しい鏡餅の飾り方。日本人としてお正月の正しい迎え方をご紹介します\(^o^)/

鏡餅っていつ飾ればいいの?

鏡餅は別に早くから飾っても問題はないのですが、現代ではやはりクリスマスが終わってからという場合が多いようです。

基本的にはいつ飾っても良いのですが、12月29日は”9”が付き”苦”に通じるということで避けるのが一般的です。

また、31日も”一夜飾り”と言って、神様に対する誠意がないということで避けられます。

なので、12月28日までか、30日に飾るのが良いでしょう。これは門松やお正月のしめ縄やお飾りも同じです。

鏡餅の正しい飾り方

鏡餅は平安の時代にはすでに存在していたことが文献から確認されています。歴史が古いため、各地方ごとに違った飾り方を行う場合もありますが、ここでは一般的な形を紹介します。

鏡餅は三種の神器をかたどった神の依代

一般的には丸く平たい大小のお餅を重ね合わせ、上にみかんをのせた形を思い浮かべると思います。

このお餅の形が三種の神器の一つ”八咫の鏡”を表し、上のみかんは”勾玉”を表しているそうです。もう一つ”天叢雲剣”は串柿が当てられているのですが、近年はあまり飾られることがないようですね(^_^;)

この他めでたい縁起の良い植物や、食べ物を合わせて床の間に飾ります。

床の間なんて今の一般家庭にはないと思うので、神棚やリビングでもOK。

ただし、テレビの上のようなにぎやかな場所やあまり低い位置に置くのはおすすめできません。その場所に年神様が降り立つことを考え、ふさわしい場所に飾るようにしましょう。

鏡餅は1個だけ飾る?

鏡餅を飾る数に決まりはないようです。リビングなど中心となる部屋には大きく立派なものを、その他の部屋には小さいものを飾ってもいいですね。

鏡餅と、一緒に飾られるものの意味を知ってる?

鏡餅は天皇の持つ三種の神器をかたどったものと説明しました。そしてその他に使われるものにもすべて意味があります。一つずつ見ていきましょう。

飾る台は「三方」といいます

一般的にはヒノキなどによる木製で、折敷(おしき)と呼ばれる盆の下に丸い穴の空いた直方体状の台がついた形をしています。この穴は三方向にだけ開いていて、このことから、「三方」と呼ばれます。

鏡餅の他、神事に神様への貢物などを置くときにも利用されます。

みかん(だいだい)

お餅の上に乗っていいる”みかん”の実。本来はみかんではなく”橙(ダイダイ)”が使われていました。

これは、ダイダイにあやかり「代々、家が続いていくことを願う」ためと言われています。

ダイダイの果実は冬に熟すとオレンジ色(橙色)になりますが、落ちにくくそのまま枝についたまま年を越します。さらに、暖かい時期になると色が緑に戻るんです(゚д゚)!

そのまま次の冬を迎えまだ橙色に変わる。これを数年繰り返すこともあるそうです。不思議なみかんですよね~

この特徴で、1本の木に何代もの実がなることから、長寿の家族に見立てて家族繁栄を表したそうです。

ダイダイの名前も代を重ねることから「代々」ダイダイと呼ばれるようになったそうです。

縁起は良いんですが、酸味と苦味が強いためそのままでは食用に向かないため、ポン酢の原料、マーマレード、漢方薬として利用されています。

鏡餅に乗せるほどの流通がないので近年は小さい温州みかんや金柑が利用されることが多いみたいですね。

下に敷かれたシダの葉はウラジロです

ウラジロ(裏白)はシダの一種で、名前の通り表面は緑色で裏面が白い。後ろ暗いところがない清廉潔白の心を表す。と一般的には言われていますが、民族植物学者の湯浅氏は著書「植物でしたしむ、日本の年中行事」の中で「ウラジロは小葉が細かく多数に別れ葉の裏が白い。ウラジロを稲の穂に見立てたのではないか」という説を唱えています。

今でも何が本当に正しい由来なのかはわかっていない。垂れ下がる葉の姿を見ると、穂に見立てたというのもわかる気がしますね。

一緒に飾られている葉はユズリハの葉です。

ユズリハは名前の通り、春に新しい葉が出るときに古い葉が落ちて、まるで代を譲るように育つことから「ユズリハ」と呼ばれ、家督を子孫に譲り、家系が続くことを表す。

と、言われているのだが、これも湯浅氏に言わせると根拠が薄いそうだ。

実際に新旧の葉を入れ替えるように育つ常緑樹はクスやシイなど色々ある。ではなぜか?

湯浅氏によれば九州の方言にユズリハを「ツルノハ」と呼ぶ地域が多くあるそうです。

これはユズリハの葉は裏から見ると葉裏は白く、葉柄が赤い。このことから鶴の頭に見立てて「鶴の葉」と呼ばれる事になったのだとか。お正月の祝いの席に縁起のいい鳥「鶴」をあしらうために利用されたのでは?

ということらしい。 これも確かにとうなずける説ですね(゚д゚)!

年神様をお迎えする気持ちが大事(≧▽≦)

このほか地域や家庭によって串柿、勝栗、五万米、黒豆、するめ、伊勢海老などの縁起ものを盛る風習がありますが、大事なのは年の初めを迎える気持ち。

年神様は元旦に、家に新年の幸せをもたらすため高い山から降りてくる神様。はじめ良ければすべてよし。何事も最初が大事というように、物事のスタートを大切にする日本人の伝統です。

なんとなく飾るのでもいいですが、何のために飾っているのかを理解して飾るのと、そうでないのでは装飾の豪華さではない何かが違うような気がします。

お正月をすぎた鏡餅はどうするの?

鏡餅は地域によって違いがありますが、11日や15日に行われることが多いようです。これは幕の内(お正月ウィークのようなもの)が明けてから、鏡餅を食べてお正月をひとくくり終わらせる意味があります。

お正月終了のお知らせってことですね(^_^;)

ではなぜ、鏡モチを割ることを”鏡開き”というのでしょう?

鏡餅のパックを開けるから……ではないですよ(゚Д゚)ノ

最近の鏡餅はあとで食べやすいように、パック詰めされて販売されていることが多いですが、もちろんそのパックを「開ける」から、ではないです。

刃ものを使って切る行為は”切腹”につながるとされ、お正月の行事の中では使用されません。固くなった鏡餅はハンマーなどで割るんですが、”割る”というのも縁起が悪いので、運が開ける”開く”という言葉が使われるようになりました。

昔の鏡餅はそれこそ餅をそのまま飾っていましたから、乾燥してカピカピに固まっていました。昔の日本家屋は隙間風だらけで、乾燥もしていたからなおさらでしょう。

でも今の家でお餅をそのまま飾ったら、湿度と温度であっという間にカビだらけになってしまいます(>_<)

そういうこともあって現在はパック鏡餅が主流。でも言葉の意味は後世に伝えていきたいですね。

乾燥して固くなったお餅は揚げておかきにしたり、雑煮にして食べられたそうです。まあ、現代はなんにでも使えますから、お好みの料理で神様に感謝して食べましょう(*´ω`*)

まとめ

鏡餅は年神様を迎える神の依り代として、三種の神器を模して造られたものでした。それに使われる植物も縁起を担ぎ、お正月をよりおめでたいものにパワーアップさせる意味を持ちます。

全部を用意するのは大変ですが、その意味を理解し、できる範囲で神様のためのより良い依り代を用意する。そんな気持ちで鏡餅を飾ってみたら、来年のお正月はちょっと違う気持ちで迎えられるんではないでしょうか。

もう師走。

いいお正月を迎えるため急いで準備に入りましょう!

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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