姿の見えない害虫!ヨトウムシ・ネキリムシ・コガネムシの幼虫

ヨトウムシねきりむし表紙

害虫って嫌んなっちゃうよね(; ・`д・´)

一生懸命、手塩にかけて育てた苗を食べ散らかす我ら園芸家の宿敵。

特に見た目で虫の存在を確認できない害虫。これには手を焼きます(;´Д`)

今回は特に被害の大きい害虫3種について特徴と対策を紹介します。

気持ち悪い写真をかなり紹介するので、イモムシ嫌いの方は閲覧注意です(^_^;)

姿の見えない3大害虫「ヨトウムシ・ネキリムシ・コガネムシの幼虫」

アブラムシやアオムシは、葉を見ればその存在を確認できるから対策もすぐに行えます。

しかし、確かに葉が食べられているのに虫の姿が見えない。虫はいないのに元気がなくなってくる。そんなことありますよね。

その場合はこれらの虫が悪さをしている可能性があります(゚Д゚)ノ

似ているようで違う3害虫

日中見ても見つけられないのは同じですが、それぞれ被害の症状は異なります。

虫がいないのに葉が食べられている→ヨトウムシ

地上部の葉が食べられているのに、虫の姿が見えないのならそれは”ヨトウムシ”の可能性が高い。

ヨトウムシは「夜盗虫」と書き、夜間に植物に上って葉を食害します。葉が食べられているのに虫の姿が見えない理由は、日中は土の中に隠れているから。小さいうちはともかく大きくなると小指ほどの大きさまで育ち、一晩でほとんどの葉を食べつくすほどの被害をもたらします。

姿が見えない食害があったらヨトウムシを疑いましょう。

ヨトウムシを退治するには?

日中いないので、直接かけて殺すタイプの殺虫剤は効果が薄い。食べさせて退治する薬がおすすめ。薬の種類としてはイモムシ専用殺虫剤「ゼンターリ顆粒水和剤」や「トレボン乳剤」が効果大です(≧▽≦)

土の表層数センチの間に潜っているので、土の中から探してつぶすのも効果的です。

虫がいないのに苗が株元で切り倒されたようにかじられている→ネキリムシ

「根切り虫」という名前から見ると地中で根を食べているような印象ですが、実際は地際の柔らかい苗の幹をかじる害虫が”ネキリムシ”です。

ネキリムシという名前の虫がいるわけではなく、ヤガ(夜蛾)の仲間の幼虫を総称してネキリムシと呼びます。

夜行性で夜中に土から出てきて苗の低い位置の柔らかい茎をかじります。元気な苗が翌朝切られたように倒れていたらどこかにネキリムシが潜んでいます。

野菜に限らず何でも食べるので、雑草がない方が被害が大きい場合もあります。

ヨトウムシと違い苗を上ったりはしないので、大きくなった苗には被害が出ません。

ネキリムシを退治するには?

ネキリムシは植物体に薬をかけて退治するのが難しい害虫です。すでに食べられてしまっている。もしくは食べられた時点で苗木としてはアウトだからです(^_^;)

そのため、ネキリムシには疑似餌、いわゆる毒団子タイプの殺虫剤「ネキリエースK」「ネキリベイト」がおすすめ。株周りにまくだけでネキリムシを退治できます。

土の中で根をかじる→コガネムシの幼虫

まさに「根切り虫」なんですが、こっちはネキリムシとは呼ばず、コガネムシの幼虫といいます。ほかのイモムシもガの幼虫なんだけど、ほかの蛾は成虫そのものは植物に害を与えないのに対して、コガネムシは成虫になっても食害をして害虫となることから「成虫のコガネムシ」と「コガネムシの幼虫」を別に害虫指定されています。

コガネムシの成虫は夏ごろから頻繁に植物を訪れては柔らかい新芽や花を食害します。

さらに、ついでにその植物の土に卵を産んでいきます。この卵からかえった幼虫が植物の根を食害するんです(゚Д゚)ノ

成虫は殻が堅く薬が効きにくい。幼虫も土の中で見つけにくい。どちらも退治しにくい害虫なんです(^_^;)

特に幼虫は成虫が来ていたら卵を産み付けられた可能性を考えて予防で薬をまくくらいの方が安心です。

コガネムシの幼虫を退治するには?

早期発見が大切。根をかじられた植物は水が吸えなくなり、しおれやすくなったり、株がぐらぐらするなどの症状が出ます。そうなる前に気づくことができればいいのですが、そうなってしまったら早めにコガネムシの幼虫に適応のある青いオルトラン「オルトランDX」を地面に撒きましょう。

土の中に未熟なたい肥成分が多いと卵を産み付けられやすくなるといわれています。たい肥は完熟のものを利用するようにしましょう。

コガネムシの成虫は薬でも退治しにくいので、つかめてつぶせるならそれが確実です。コガネムシは触っても後ろ脚を上げて威嚇するだけで逃げないので、簡単につまんで捕まえることができます。

かみつくことはないのでどんどんつぶしましょう(゚Д゚)ノ

まとめ

姿が見えない害虫でも、被害状況から害虫の種類を予想することができます。

害虫の種類によって使用する薬品も、退治の方法も変わってくるので、まずは敵(害虫)がなんであるのかをしっかり観察しましょう。

おさらい

植物がおかしいが、虫の姿が見えない。そんなときのチェックポイント。

  • 地上部の葉が食べられている → ヨトウムシ → ゼンターリ顆粒水和剤・トレボン乳剤を使用。
  • 苗の地際の茎がかじって切られている → ネキリムシ → ネキリエースK・ネキリベイトを使用。
  • 地上部が元気がない。水が乾かない。ぐらぐらする。 → コガネムシ幼虫 → オルトランDXを使用。

発見・対応が遅れると被害が大きくなる害虫です。こまめに植物を観察して適切に対処しましょうね(≧▽≦)

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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