これも偽ジャスミン「マダガスカルジャスミン」

マダガスカルジャスミン表紙

「まだ助かる、まだ助かる、まだたすかる・・・そ~れいっ!ココ!マダガスカル!!!

by ゴー★ジャス

で有名なマダガスカル原産の、

ジャスミン、、、、の名前がついた関係ない植物(^_^;)

偽ジャスミンの中でも、花の大きい豪華な植物。

ほかの偽ジャスミンもよかったら見てくださいね。

香りのいいつるで白い花だったらなんでもジャスミンという風習

何度も言いますが、マダガスカルジャスミンはジャスミンではありません。

マダガスカルに生える、全く関係のない植物。

そしてさらにこれも”偽ジャスミン”なだけじゃなくジャスミン”でもあります(>_<)

そのため、最近では学名のステファノティスの名前で販売されていることもありますが、やっぱり一度定着した名前はなかなか変わりません。

マダガスカルジャスミンはつるを切ると、白い乳液が出ます。

この乳液は肌につくとかぶれることがあるので、剪定する際などは注意しましょう。

マダガスカルジャスミン。お前はいったい何者だ?

マダガスカルジャスミンは、マダガスカル原産の ガガイモ科(もしくはキョウチクトウ科)シタキソウ属、学名Stephanotis floribunda の常緑つる性植物。

学名の Stephanotis ステファノティスという名前は 、ギリシャ語で「王冠」を意味し、花が房で形成される(floribunda)ことから名前がついたといわれています。

これも、モクセイ科のジャスミンとは全く関係ありません(^_^;)

マダガスカルジャスミンは冬に枯れる?

マダガスカルジャスミンを育てていてよくあるのが、冬になると一枚ずつ葉が落ちていき棒だけになり枯れてしまう症状(;´Д`)

まず、葉が落ちていくのは根詰まりの可能性が高い。

寒くなってからの植え替えは株に負担がかかるから春から秋までの暖かいうちに植え替えておきましょう。

寒くなっていきなり弱ったり、枯れてしまったのならそれは寒さ

マダガスカルジャスミンはマダガスカルという常夏の国の植物。

霜に当たったら一発で枯れます(゚Д゚)ノ

寒さが来る前には室内に取り込んで最低でも5度以上の温度を保ちましょう。

明るい方がいいだろうと窓のそばに置くのは危険です(。-`ω-)

なぜなら、家の中で最も温度が下がるのが窓のそばだから。

日中、日が出ているときはぽかぽか暖かいけど、夜から朝方は凄く気温が下がります。

5度以上あっても温度差が大きいとそれだけでも株が弱ります。

日が沈んだら部屋の中央に移動するか、初めから1m以上窓から離して飾りましょう。

マダガスカルジャスミンの剪定はいつ?

マダガスカルジャスミンはつるなので、そのまま育てるとどこまでも伸びていきます(;´Д`)

大きく育てるならいいのですが、一度咲いた場所からは二度と花を咲かせないのがマダガスカルジャスミン。

花を咲かせるためにはさらにつるを伸ばさなくてはいけません。コンパクトに育てて花をたくさん咲かせるには剪定は欠かせません。

剪定時期は暖かい時期ならいつでもOK。基本的には花がある程度終わった段階で地際から20㎝ほど、葉っぱを5、6枚残して切り戻します。

下葉が落ちてしまっている場合は、葉がついている場所まで切り戻します。

液肥を上げて管理すれば気温があるうちなら新しい芽が伸びて一か月後くらいには花が咲き始めます。

マダガスカルジャスミンの植え替えは?

根が鉢の中でいっぱいになると、鉢底の穴から根が飛び出してきます。

こうなったら植え替えのサイン(゚Д゚)ノ

春から夏にかけての気温の高い時期なら植え替えができます。

マダガスカルジャスミンは根が詰まると下葉が落ちてくるので、根詰まりする前に一回り大きく植え替えてあげましょう。

用土は水はけのいいものを選びます。

簡単なのは観葉植物用の土。

お花用培養土の場合は水はけの悪いものもあるのでよく選んで使用しましょうね。

枝を剪定したときに一緒に植え替えを行うのが一番簡単です(*‘ω‘ *)

マダガスカルジャスミンの水やりはどれくらい?

春から夏にかけて花の咲く時期はつるもどんどん伸びるのですごく水を必要とします。

4号くらいの小さい鉢に植わっている場合は毎日のように与える必要があるかもしれません。

ですが気温が下がってもそのつもりで水を与えていると、間違いなく根腐れして枯れてしまいます(゚Д゚)ノ

気温が下がると水の吸い上げが少なくなり、土は乾きにくくなります。マダガスカルジャスミンは乾燥を好む植物なので、寒い時期に土が湿っていると高い確率で根腐れします。

冬場は土の表面が乾いたのを確認してから2~3日たってから与えるくらいでも大丈夫です

ただし、水やりする場合は鉢どこから流れるまでたっぷりとあたえ、受け皿に水はためないようにするのが大切。そして冬の水道水は結構冷たい!

せっかく暖かく管理していても、一番敏感な根っこに冷や水を与えては本末転倒。手を入れても冷たくないよう室温に合わせた水を午前中の暖かい時間に与え、夕方には余分な水がすべて名が出るのが理想です。

マダガスカルジャスミンの置く場所は?日当たりは必要?

マダガスカルジャスミンに日当たりは重要です(゚Д゚)ノ

春からはできれば屋外で半日以上の日当たりに置きましょう。

日当たりは大好きなんですが、それでも日本の夏は厳しい(^_^;)

強すぎる日差しは葉の日焼けを起こすので真夏はやや半日陰に移した方がいいです。

特に室内で育てていた株は強い日差しに耐性がないので、半日陰で2週間ぐらい慣らしてから直射日光に当てるようにしましょう。

マダガスカルジャスミンに肥料を与えよう

生育旺盛なマダガスカルジャスミンは肥料を与えることで生育がよくなります。与えるのは春から夏の生育が盛んな季節。固形の肥料なら1~2ヶ月に1度、液体肥料なら2週間に一度与えましょう。

花付きをよくするためには、リン酸の多いお花用肥料を与えます。

まとめ

マダガスカルジャスミンは本当のジャスミンの仲間ではありませんでした。

いわゆる偽ジャスミン。

その中でも毒のある”毒ジャスミン”です(゚Д゚)ノ

もちろんお茶にすることはできません。

ジャスミンティに利用したいならモクセイ科の茉莉花(アラビアンジャスミン)を利用しましょうね。

寒さに気をつければ結構丈夫な植物なので、初めての方でも育てやすいですよ。

葉もつやがあってきれいなので花が終わっても観葉植物として楽しめます。

香りのよいマダガスカルジャスミン育ててみてね(≧▽≦)

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です