ホントはデカい?!真っ赤に咲くサルビア(一年草)
小学校の花壇や、公園・歩道の植栽など、夏に真っ赤な花を咲かせて咲き誇る目立つ花といえば「サルビア」です(*'▽')
誰でも一度は目にしたことのある、夏花壇の定番草花(*'▽')
園芸業界では通称「アカサル」と呼ばれる。赤サルビアってことですね。
サルビアの花には毒がある?
学校の帰り道、花を取って蜜を吸った経験のある方もいるのでは?え?今の子供はしない(;´・ω・)
まあ、外に生えている植物ですから、確かにきれいとはいいがたいですが、昔の子供にとってはいいおやつでした。
ネット上で「微量の毒を含むので吸わないほうがいい」との記述がちらほら見受けられますが、実際のところはよくわからないようです。
サルビアはハーブでいうところの「セージ」なので、薬効成分を含む仲間も多くいますが、この赤いサルビアは鑑賞用に使用されるだけで「ハーブ」としての利用はありません。
葉にも香りはないですしね。
葉を焚いてけりを吸ったり、口に入れたりしたようです。その結果は半数はリラックス効果があり、半数は全く効果がなかったそうです。これは「思い込み」など、別の要因があったのでは?と実験した方はまとめています。
科学的な分析は見つけられませんでしたが、過去何十年と日本の子供たちが蜜を吸い続けても何もニュースになっていないのだから、まあ、体に影響があることはない。と言っていいのではないだろうか(^_^;)
まあ、何事もほどほどにってことですね。
赤だけじゃない!カラフルなサルビア
サルビア、といえば赤が有名ですが、実は園芸品種ではほかにも紫やピンク、白もあります(=゚ω゚)ノ
お花屋さんに並ぶのはほとんど赤ですが、たま~~にほかの色もあるので要チェックです。
育て方は変わらないのでいろいろミックスで植えるのも楽しいですね。
ほんとはデカい!サルビア
サルビアには多くの種類があります。
この赤いサルビアは正式には「サルビア・スプレンデス」Salvia splendens ”蜜が「吸えるんです」スプレンデス”と覚えましょう(^_^;)
花壇で見る花は大きくても40㎝くらいのかわいらしい花ですが、原産地であるブラジルでは1m以上に育つらしい。
海外のウィキペディアで見ると1m~8m!!と書かれているが、さすがにこれは間違いだと思う・・・
8mって4階建ての家だよ(^_^;)
でもデカいものはデカい(^_^;)
こんな化け物サルビアは日本には無いと思っていませんか?あるんですよ~(*'▽')
どのくらいデカいのかというと・・・
(@o@)
これはハクサンというメーカーで作られている「スーパーサルビア ゴーゴースカーレット」
う~ん・・・(゜_゜)名前がダサい・・・
ちなみに紫の「ロックンロール」ピンクの「ピンクスパイダー」もあるようです。
サルビア スプレンデスを育てよう!
公園に植えられるくらいなので、基本的には丈夫な花。
春から秋まで楽しめますが、実は夏の暑さが苦手(^_^;)
本当なら夏は半日陰、西日を避けられる場所が適します。ただし日が弱いと花付きが悪い意外とわがままな花(;´・ω・)
真夏はちょっと弱るけど、秋にはまた咲きだすので気にせず日向に植えていいと思いますよ。
夏越しのポイントは「風通し」
真夏になったら株を半分くらい切り戻して風通しよくすると、秋にふたたび咲きだし、霜が降りるまで楽しめます。
寒いのはダメなのであまり早い植え付けはNG。(日本では1年草(冬には枯れる)扱いですが、本来は多年草。5~10度くらい保てれば冬越しも可能。普通は面倒なのでやらないです)5月ごろから植えると安心です。
土はお花の培養土であればだいたいOK 。水はけよく植えるのがポイント。
肥料は花の咲く春と秋。お花用の液体肥料などを与えます。
基本丈夫な花なので、そんなに気にしなくても大丈夫。
まとめて植えると豪華で目を引くので広い面積には特におすすめ。苗が安いのもありがたい(*'▽')
現在は多数のサルビアが出回ってますが、元祖サルビアともいえるサルビア スプレンデス。
お庭の仲間に入れてあげてくださいね(=゚ω゚)ノ
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