夏だ!コリウスだ!でもほんとはプレクトランサスだ(*’▽’)
夏の花壇を彩るカラーリーフ「コリウス」
日本では、シソ科コリウス属の1年草。
と言われていますが、現在コリウス属はプレクトランサス属に移されすでに、コリウスはコリウスではないようです(*´Д`)
現在の正式名称は「プレクトランツス・スクテラリオデス」Plectranthus scutellarioides です(=゚ω゚)ノ
(*'▽')
(*'▽')
(。-`ω-)
(´゚д゚`)
はい、もう忘れましたね(^_^;)
すくてらりおいです、なんて覚えられるか!!! つうことで、園芸的には今後もコリウスで通じると思いますのでご安心を。
通常、花屋で見るプレクトランサスとはかなりイメージ違うんだけど、分類学ってのはわからないですね((+_+))
プレクトランサス アロマティカス
2種類ある?コリウスの種類?
最近お花屋さんで見かけるコリウスの中に「栄養系コリウス」というものが存在します。
栄養系コリウス:ピラニアネオン
これは”ハルディン”という園芸メーカーが販売している商品で、通常コリウスは種から育てられているのですが、こちらの商品は”挿し木”で増殖されているという特徴があります(''ω'')ノ
先ほどシソ科の1年草と書きましたが、実はコリウスは温度があれば越冬する「非耐寒多年草」10度くらいの温度があれば冬でも大丈夫なんです(*'▽')
なので、挿し木で作ることで、交配によって生まれた珍しい色や葉の形をした丈夫な苗を、全く同じ状態のまま大量生産できるというわけ。種子で作られたものは種を取るため安定して同じ色を出し続けるのが難しくなかなか思い通りの色の品種を作ることが難しい。それに比べ、1度でも、きれいな品種を育種できれば栄養系はそれをずっと育てることが可能。
たくさんの栄養系コリウスの中でも、このメーカーさんがきちんと日本の夏でも元気に生育できる品種を選抜してくれているからどれを選んでも安心(=゚ω゚)ノ
葉色鮮やかで現在32色を展開中!!
栄養系コリウスは葉がきれいだけではないんです。普通のコリウスは種から育てられているので花が咲いて種ができやすい。
コリウスは花が咲くとせっかくのきれいな葉の色がぼやけてきたなくなるので、花は咲かせないほうがいいとされています。
花を咲かせてもあまりきれいではないです。汚くはないけど葉のほうが派手だからなんかバランスが悪い・・・((+_+))
その点、栄養系は花を咲かせにくく、鑑賞期間が長い!
もちろん冬、温かく管理すれば越冬も可能ですが、夏を越したコリウスは1mを超える(!)こともあるので室内に入れのは難しいです(*´Д`)
そんなに高い苗でもないので1年草と割り切ったほうが気が楽。どうしても越冬させたい人は寒くなる前に挿し木で苗を作っておきましょう。
スタンダード仕立ても作れる。栄養系コリウス
栄養系コリウスのすごいのは成長の速さ。
夏の暑さに負けず、どんどん育ちます。
なので大型種を使えばなんと3か月でスタンダード仕立て(茎1本の上に丸い球のような形で仕上げる育て方)を作ることも可能。
アレンジにハンギング、花壇と楽しみ方無限(^^♪
ちなみにこれが原種(=゚ω゚)ノよくここまで色鮮やかに改良したものだ(^_^;)
これだけ色鮮やかだと写真映えも綺麗。インスタ映え狙うにはもってこいの植物ですね!
今年の夏はコリウスでカラフルな夏花壇をつくりましょ~(*'▽')