根巻、ルーコン、ポット植え。庭木の植え方。どうやって植える?~根巻編~

根巻-表紙

そうだ!庭木を植えよう(≧▽≦)

そう思い立ってホームセンターや園芸店に行くと、庭木や生垣樹は普通の花苗と違う仕立てで販売されていることがあるんです。

それが”根巻”とルーコンこと”ルートコントロールポット”

もちろん花苗と同じようなポット植や鉢植えの商品もあるんだけど、根巻やルーコンはどうやって植えたらいいのか悩んじゃいますよね(=_=)

そこで今回は根巻の場合の庭木の植え方を紹介します(≧▽≦)

ルートコントロールバックの植え方はコチラ↓をご覧ください。

根巻って何?

「根巻」とは移植する木の根を麻布や藁わらなどで包んだ状態のこと。

掘り上げたままでは土がこぼれたり、根が乾燥することで植物を傷めてしまいます(´・ω・`)

それを防ぐために根を麻布で包んで保護するんです。こうすることで土が崩れるのを防ぎ、遠くまでの移動や掘り上げた状態で長い時間置いて置くことが可能になります(-ω-)/

「根回し」の語源は庭木の移植から

物事をうまく運ぶため、事前に調整を行っておくことを「根回し」といいます。

これはもともと庭木を移植する際に、植え替え後活着しやすいように1~2年前から太い根を切って細根の発生を促す処置を行うことが語源。

そこから派生して事前の調整や工作を行うことに使われるようになった。

逆に言えば、庭木を移植する際には1~2年前から「根回し」作業を行わないと失敗する可能性があるということ。

植え付けて年数が長くたった木は、株元ではなく枝先の真下に細かい根が集中します。掘り上げる際にその細かい根を切り捨てることになるので、傷んだり最悪枯れることもあります(゚Д゚)ノ

そのため、事前に掘り上げるサイズで太い根を半分くらい切り詰め、株元に新しい根を発生させておきます。1年たって残りの根も切り詰めて掘り上げる時も、細かい新しい根が株元に発生しているので移植しても傷みにくい、というわけ。

ただし、根回しのタイミングや根を残す量。回復の時間などは木の状態、樹齢などによっても異なります。目安として植え付け3年以上、木の大きさ2mを超えたら一度造園屋さんに相談された方がいいと思います。

根巻の植え付け

今回はすでに掘り上げられて根巻された商品を購入した場合の植え付け方をご紹介します。

根巻の植え付けは超簡単!穴を掘って埋めるだけ(≧▽≦)

土が悪い土でなければ、これだけでOK。

根巻を包んでいる麻布やひもは外さなくても大丈夫です。天然素材なので土に埋めると自然に腐って土と同化します。

根巻を外すと根を傷めます!

逆に無理に布を外そうとすると、根についた土が崩れて逆に植物を傷めてしまうことがあります。基本的にそのまま植え付ければ大丈夫です。

穴を掘って埋める。そしてしっかり水をあたえる。基本はこれでOKです。

植え付け時の土づくり

穴掘って埋めるだけでいいんですが、お庭に植える場合は土があまりよくないことも多いですよね(=_=)

しっかり活着して、その後の生育をよくするためにも「土壌改良」をしっかり行いましょう。

植え付け時は植え付ける木の根巻の大きさより一回り以上大きく穴を掘り、掘り上げた土に対して3割程度の腐葉土やたい肥を混ぜます。

水はけが悪い土の場合はパーライトや軽石、くん炭など、水はけ改善の改良土も1~2割混ぜましょう。

肥料はあとから与えてもいいですが、マグアンプKの大粒など、緩効性の元肥を入れておくと植物の生育がよくなりますよ(-ω-)/

大粒は青いパッケージ。中粒が肥料成分1年持続なのに対し、大粒は2年間持続します。

植え付けた後は、根がしっかり張るまでメネデールなどの活力剤を与えるのがおすすめですよ(≧▽≦)

水極め(みずぎめ)をしよう

土壌改良も終わり、庭木を植えたら「水極め」です。

水極めとは、植え付けた根が周囲の土をしっかり接して、隙間がないようにする大事な作業。

とはいってもやることは簡単。植え付けた根巻の周囲に水をたっぷり与えて土をドロドロにするだけ。この状態で庭木を左右にゆすって隙間なく泥がいきわたるようにします。根と土の間に隙間が残るとその部分に根がうまく伸びないので、しっかりと行いましょう(=゚ω゚)ノ

またこの時が、向きや傾きを調整する最後のタイミングです。一番カッコイイ木姿になるように植え付けましょう。

木の表と裏、どっち向きに植えるの?

よくある質問が「庭木ってどっちが前?」という質問。

これは簡単で”見た目でカッコイイ方”です(^_^;)

植物は枝ぶりや姿でイメージが変わります。現時点でかっこいいと思う方でいいですよ。

植えた場所によって、日当たり・風当りで思い通りの形に育たないことも多い。あとは剪定や誘引で形を整えていきましょう(≧▽≦)

庭木の正面は道路側?どれともリビング?

庭木の正面はわかった。でも、その正面を向けるのは道路や入り口向き?それともリビング向き?

これも簡単で、”その庭木がだれに見せるものか?”によって変わります。

シンボルツリー・庭のエクステリアの一つとして、周囲から見たときにカッコイイ姿を見せたいのなら正面を外向きに。

リビングからみたお庭の情景を楽しむ目的ならば内側向きに正面を持ってくればいい。

つまり誰に見せるかによって、その人が一番素敵に見える向きを考えて植えればいいんです。

正面が決められない・解らない場合はお店で購入する際に店員さんに、どっちを前にするといいのか相談してから購入するといいですね(≧▽≦)

支柱を立てよう

植え付けたばかりの庭木は、まだ根が張っていないので風で倒れやすい。

風で揺られるとうまく根がのびることができないので、活着も悪くなります。

1m以上の大きさの庭木を植え付けた場合は必ず支柱を立てましょう(゚Д゚)ノ

支柱といっても、街路樹に使われているようないわゆる”鳥居型支柱”である必要はありません!

これは景観を重視した支えなので、実際にはあまり木を支えるには有効ではありません。

お庭で植えるなら、野菜に使うような緑のコーティングされたカラー鋼管で構いませんので、3本をバランスよく配置してしっかり固定しましょう。

縛るひもはできれば自然素材の麻ひもを使用するのがおすすめ。ビニールひもを使用すると、木が太った時に食い込んでしまいます(゚Д゚)ノ

まとめ

根巻は掘り上げた樹木の根を保護する造園方法です。

植え付け時は根巻を外すことなくそのまま植えつけましょう。

土づくりをしっかり行うことと、支柱でしっかり固定することがポイントです(≧▽≦)

2mくらいまでの樹木なら初めてでも簡単に植え付けできますよ。

造園屋さんにお願いすると1本植えつけるだけでも1万円くらいかかることもあるので、ちょっとした植え付けなら頑張ってみましょう!

次回はルーコン(ルートコントロールポット)について説明しますね(*´▽`*)

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙