健康果実ナツメってどんな果物?食べ方と育て方

ナツメ表紙

今話題の果樹「ナツメ」(≧▽≦)

聞いたことはあるけど、どんな果物か見たことがない(‘Д’) という方も多いのではないでしょうか。

今回は栄養たっぷり、丈夫で育てやすい家庭果樹としてもおすすめの「ナツメ」をご紹介いたします。

ナツメって何?どんな果物?

ナツメは漢字で『棗』、クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木。学名はZiziphus jujuba 。

棗(ナツメ)って漢字が難しそうですが、簡単な覚え方があります。ナツメは枝に鋭いトゲのある植物。トゲは漢字で『棘』これを上下にくっつけたら『棗』ほら簡単(≧▽≦)

日本には奈良時代から伝わっており、漢方薬として利用が多い。原産地は中国と考えられています。

似た名前の植物にナツメヤシ(デーツ)がありますが、こちらはヤシ科。果実が似ているだけで直接関係はないです。

ナツメとナツメグ

ナツメグ

似たような名前でもう一つ『ナツメグ』がありますが、こちらもニクズク科という聞いたこともないような仲間の熱帯果樹。

ナツメグは香辛料として使われるニクズクの種子。

実の状態はこれも似てなくもないけど、全く関係のない植物です(^_^;)

ナツメの品種ご紹介

ナツメはややマニアックな果樹なので、品種はそれほど多くありません。

しかし、通常は1.5~2㎝の小さい実。重量も2~3gですが、改良された大実系の品種なら50gになるモノもあります(◎_◎;)

大実品種はまだ高価ですが、この大きさは魅力的ですね(≧▽≦)

いわゆる一般的なナツメ。実の大きさは2㎝程度です。

で、でかい(◎_◎;) 超大実スーパージャイアント。名前は伊達ではないです。50g~最大100g卵より大きい。りんごみたい!正式名称は 「大雪ナツメ 」らしいけど、インパクトは絶対スーパージャイアント!だね(≧▽≦)

こちらも大実ナツメ『皇帝』スーパージャイアントよりも若干小さいが、実付きがよく育てやすい。この大きさなら十分な気もする(^_^;)

こちらは今何かと話題の中国、新疆ウィグル自治区で作られたという大実品種。大実もさることながら、最高糖度が40%にもなるという甘さ!お店の情報には書かれていたけどホントかな?「水気の無いリンゴ」と称されるナツメの中ではかなり甘そう。植えるなら 「新疆棗王(しんきょうなつめおう)」 が一番よさそうですね(≧▽≦)

ナツメってどうやって食べるの?

ナツメには、鉄分やカルシウム、カリウムなど人間にとって必要不可欠な栄養が豊富に含まれています。

生のまま生食もできますが、ドライフルーツにして食べるのが一般的。

シロップで煮込んでコンポートや、焼酎漬けにしてナツメ酒にするのもいいですね。ナツメはアルコールと反応すると抗酸化作用が現れるため花粉症にも効果がありそうです。(熊本大学薬学部HPの情報より)

漢方薬としてのナツメ

ナツメは漢方薬として利用されることも多い果物。 カリウムをはじめマグネシウム、リン、鉄など のミネラルを豊富に含みます。

乾燥ナツメは 漢方薬名では大棗(たいそう)。 強壮・鎮痛・補血・利尿といった用途に使われます。

女性の方は特に必見!ナツメは美容にいいとされています(≧▽≦)

中国では世界の三大美女の一人として有名な楊貴妃も食べていたといいます(゚Д゚)ノ

今でも「毎日3つナツメを食べると年をとらない」と言われ、 アンチエイジング効果が期待されます。

花粉用にもナツメ?抗アレルギー作用

また、ナツメの成分はアルコールと反応して抗アレルギー成分を持つことが近年の研究で分かっており(参考資料リンク)花粉症をはじめとした各種アレルギーの緩和に期待されています。

普通に食べる分には処方は必要ありませんが、薬との併用など薬用目的で利用する際にはかかりつけのお医者さんに相談しましょうね(゚Д゚)ノ

ナツメの育て方

こんなに効果の高い健康果樹「ナツメ」ですが、栽培は凄く簡単。

耐寒、耐暑、耐病性が非常に高く、北海道でも栽培可能。果実の中では虫がつきにくいので、家庭菜園で育てるのにも向いています。

ただし、剪定しないと大木になる点と、枝にトゲがあるので注意が必要です。

ナツメは1本でも実をつける?

果樹は1本だけでは実をつけないものも多いですが、ナツメは1本だけで実をつけます。受粉樹を用意しなくていいのは助かりますよね(*’▽’)

収穫は10月下旬~12月上旬頃。色づき前に早採りして追熟支えることもできますが、果実が茶色く変色するころが甘みも増して美味しく食べられます。生で食べると味はほんのり甘く水気の無いリンゴのような味です。

ナツメの植え付けは?

新芽が吹く前が植え付け適期ですが、ポット植の苗なら真夏間封を除いて植え付け可能です。

土は選びませんが、水はけのよい土の方が生育はいいです。

日当たりは重要で、日陰でも育たなくはないですが実付きが悪くなってしまいます。

ナツメの実がならないのはナゼ?

ナツメの花

日当たりもよく、木も元気なのに実がならない場合、木に勢いがありすぎるのかもしれません。

成長力の強いナツメは、肥料が多かったり土が肥沃である場合、枝ばかりが育って実がとまりにくいことがあります。

実がつき始めるまで肥料をやめて、乾燥気味に管理しましょう。

実がなり始めるようになったら、年に1度冬の寒肥だけを与えるようにします。

剪定を深く行っていると、花芽を切り落としてしまうので、剪定して花が咲かない場合は一度切り戻しをやめてみましょう(”ω”)ノ

ナツメの剪定

ナツメの剪定は12~3月の休眠中に行います。

前年伸びた充実した枝から新しくでる新枝に花が咲きます。剪定は余分な枝を間引きするのを中心に行い、深くは切り戻さないようにします。

深く切ると花が咲かなくなってしまいますよ(゚Д゚)ノ

また、ナツメは「夏目」といわれるように、芽吹きがとても遅く、5月ごろまで芽吹かないこともあります。枯れたと思って引き抜かないようにしましょうね(^_^;)

まとめ

果樹としてはちょっとマイナーなナツメは超健康果実でした。

滋養強壮・美容・アンチエイジングに加え、抗アレルギー作用も認められるスゴイ果物。

近年は大実の品種も増え、家庭果樹としてじわじわ人気が上がっています(≧▽≦)

丈夫で育てやすいうえ、受粉樹不要で1本でも実がなるのはうれしいですよね。これからはブルーベリーに次ぐ家庭果樹の人気者になるかも?!

苗はまだなかなかお一般のお店では手に入らないから、ネット通販がおすすめですよ(≧▽≦)

では、皆さん健康果実でよい園楽を~ (。・ω・)ノ゙

参考図書:家庭で楽しむ果樹栽培

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