パンジーとビオラって何が違うんだ??

パンジー表紙

大は小を兼ねる!と言い切れないのが園芸の世界。

今からが旬のパンジービオラにもそれが言える。分類上は同じでありながら、園芸的には別種に扱うパンジーとビオラ。

しかも最近は交雑が進み「大輪ビオラ」や「小輪パンジー」なども発売され、さらにわけわからない状態に!

まずは基本を押さえておこう

 パンジーのもととなったのはヨーロッパ原産のサンシキスミレ(三色菫)V.tricolor

​ ハーブでは「ワイルドパンジー」の商品名で出回ることもあります。

 これに白花のヴィオラ・コルヌタ、紫のヴィオラ・カルカラタ、黄色のヴィオラ・ルテアなどが掛け合わされて現在の多種多様なパンジーが作られました。

 原種の持つ白・紫・黄色は、現代のバンジーでも強い性質として残っていて、ほかの色に比べて丈夫で育ちやすい特徴があります。

 遺伝的にも優勢の形質が強く、赤やオレンジと交配してもこの3色が次代に強く発現します。

今の丸っこい花や黒い斑(ブロッチ)はいつから?

 上の写真のトリコロルはビオラに多く見られる「ひげ状」の模様。これはほかの原種3品種も同じ。

 ではパンジーの独特な黒い模様(ブロッチ)はいつ現れたのでしょうか?

 歴史は19世紀にさかのぼる。

 1813年、庭師であり園芸家のT・トムソンがヴィオラ・トリコロルの中にこれまで見たことがない斑紋を発見したことに始まる。

 偶然発見されたこの株はトムソンによって「マドラ」と名付けられ交配親として利用されていった。

 もとはすべてこの一鉢。すげーヾ(≧▽≦)ノ

 この発見はイギリスの園芸会に新風を巻き起こし、翌年にはパンジーのフラワーショーが開催された。わずか20年ほどで400を超える品種が作り出されたというからかなりのもの。ヨーロッパは昔から花好きだね(^^♪

 日本にも1864年ごろ渡来し三色菫、遊蝶花、胡蝶草などと呼ばれ親しまれていた。1864年と言えば大政奉還のわずか3年前。激動の時代にパンジーも日本に来ていたのですね(‘ω’)ノ。

ところでビオラはどうした??

 簡単に言うとパンジーとビオラは同じもの

 日本では5cm以上の大輪を「パンジー」それ以下を「ビオラ」と呼び分けるが、海外ではどちらも「パンジー」で、日本のパンジーを「ガーデンパンジー」ビオラを「タフテッドパンジー」と呼び分ける。

 学名ではViola X wittrockiana 交配種として表記される。これはビオラも同じで、植物学的にはどちらも同じビオラ・トリコロルの交配品種という位置づけにされている。

 実際現代では大輪ビオラ・小輪パンジーなどもはやどっちかわからない品種も多く作出され、区別はあいまいだ。

 中小輪パンジーの最近の人気品種「よく咲くすみれ」花数が多く、鮮やかな色が人気。

​ご存知サントリーのミルフル。小輪パンジーのフリル咲。サイズはほぼビオラ。

 最近は大輪よりも小輪多花性のものに人気がシフトしているためビオラの改良品種が多くなっています。

見元園芸さんが作った「ラビット系」と呼ばれる上の花弁がウサギの耳のように長い品種が人気急上昇(*´▽`*)

たかがパンジーされどパンジー

 秋から春まで楽しめる花でありながら1ポットは100円程度からと、激しくリーズナブルな花。

 だけど上で紹介している花は300円以上する立派なブランド品。もっと高い品種も存在します。ありそうでなかった、パンジーがこれだ!

 ついに出た「八重咲パンジー」このほかにもたくさんの八重咲品種が生まれています(*´ω`*)

 まだまだ生産も少ないようで、残念ながら楽天などでも販売はないようですね。

実は八重咲品種は開花が少し遅いので10月末位からは販売も増えてくるかも……
そのころ紹介できればまた紹介しますね(*’▽’)

 今月末からは本格的なシーズン到来!これから楽しみですね(*´▽`*)

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

パンジーとビオラって何が違うんだ??” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です