虫も病気もこれ1本!『殺虫殺菌剤スプレー』で、どれがいいの??

たいていの虫と病気に使える便利なスプレー。ホームセンターや園芸店でよく見かけますね(^^♪

日本の農薬メーカーの代表と言えば住友化学園芸。上の写真のベニカシリーズとか有名ですね。

で、結局知りたいのは。何がよく効果があるか?!ですよね(゚д゚)!

農薬はすべて使える植物が限られている

最近は、同じ商品をパッケージ違いで出してくることもあるから注意が必要(-.-)

この赤いパッケージと青いパッケージ薬は全く同じ「ベニカXファインスプレー」。間違って別々に買わないようにね(゚Д゚)ノ

同じような名前で「ベニカXスプレー」もあるけどこれは別物。

農薬には必ず「農薬登録商標」をつける義務があり、そこを見ると使える植物と、1年の使用回数制限が書かれています。

ベニカXファインスプレー

上のリンクを見てもらえばわかる通り、樹木や観葉にはねん4~6回まで使うことができるが、野菜はトマト・ナス・キュウリにしか使えないんです。しかも年に3回まで(゚д゚)!

コレ、ミニトマトも駄目なんですよ。トマトとミニトマトは別物として記載されます。

これをピーマンに使ったり、4回以上使うと無登録農薬の使用や残留農薬の危険があります(;゚Д゚)

まあ、家庭菜園なら自己責任ですが、販売目的だと出荷停止や回収になるので注意が必要です。

年間回数使ったらもうどうしようもないのか?!

その薬は使えないが、安心してください。

別の農薬にすれば回数はリセットされます!

エムシー緑化のアタックワンこれはなんと使用回数制限なし!!

何度でも使用OK。

このようにない数制限ないものや、別の薬にすればまたその制限まで使用ができます。

ただ注意点が!!!

特に住友化学園芸の商品。

この成分 はそれぞれ

  • ベニカX      :ペルメトリンミクロブタニル
  • ベニカXファイン  :クロチアニジンフェンプロパトリン・メパニピリム
  • ベニカネクスト   :還元澱粉糖化物・クロチアニジン・ピリダリル・ペルメトリン・マンデストロビン
  • ベニカグリーンV  :フェンプロパトリンミクロブタニル
  • ベニカベジフルV  :クロチアニジンミクロブタニル
  • ベニカベジフル   :クロチアニジン

上の6種は成分を組み替えてるだけで、中身は同じものが入っている場合が多い。

こうなると、商品は違っても成分の使用回数制限をオーバーしてしまうことがあるので注意が必要(゚д゚)!

実はメーカーが違っても、商品名が違っても、成分は同じだったりするので購入時には注意しよう。

上のアタックワンも成分の一つはミクロブタニルだ。

結局、どれが一番効果がある?!

一個一個調べると、実はその植物に使える農薬ってそんなに多くない(-"-)

だから選択肢がないっていうのもあるんだけど、中にはバラみたいにどの薬にも使用許可が記載されているものがある。

殺虫で効果があるのだと

トレボン

(エトフェンプロックスという成分)で、スプレーだとアースガーデンTなど。

住友化学の製品だとクロチアニジンを含むもの。その中でも最も濃い。

ベニカXファインエアーゾル

成分は上のスプレーと同じだが、内容成分が2~4倍濃く配合されている。

一般的に缶の方が成分が濃いので効果がありそう。その分夏などの薬害には注意が必要(゚Д゚)ノ

参考にして選んでもらえるといいですね(^^♪

おまけ、安全性は大丈夫??

死なない薬は薬じゃない!

ともいわれるように、農薬は間違いなく毒(゚Д゚)ノ

使用方法、容量はきちんと守りましょう。実験を経て安全性が確保されているとはいえ100%安全とは言い切れないのも事実。

いちよ、こんな研究内容もあります。参考にどうぞ

エトフェンブロックスは安全か?

クロチアニジンの安全性

クロチアニジンは人体には影響が少ないといわれているが、ミツバチに多大な影響を与える危険が指摘されています。

(現在、世界的にミツバチの数が激減していて、植物が受粉・結実できずに大量絶滅する危険が指摘されている。その原因がクロチアニジンだという疑惑がある。参考

家庭園芸での使用程度でどうこうということはないだろうが、自分が何を使用しているのかはきちんと理解して使っていきたいものですね。

薬を上手に使って良い園楽を~(。・ω・)ノ゙

虫も病気もこれ1本!『殺虫殺菌剤スプレー』で、どれがいいの??” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です