育てて良いルドベキア、育てると逮捕されるルドベキア

夏の花壇を彩る豪華な黄色い花”ルドベキア”
お店では5月末ごろから販売され、大きく豪華な花とその育てやすさから人気の花です。

似たような花がその辺に咲いていることあるのですが、それはもしかしたら「育てると逮捕されるルドベキア」かもしれませんよ(;・∀・)

お花屋さんで販売しているルドベキア

夏の暑さにも負けず次々お花を咲かせるルドベキアは夏から秋にかけて花壇を彩る大事な花苗です。

これは ルドベキア・ヒルタ(Rudbeckia hirta) の改良品種。
ルドベキアは北米を中心に約30種が知られる一年草、もしくは多年草。

このルドベキア・ヒルタは一年草に分類されますが、品種によっては0度以上で越冬させることで多年草として栽培できることもあるようです。
ただしもともと多年草としても短命なので、基本は種から育てなおす方が株も老化せず、丈夫に育ってくれます。

品種としては基本種は黄色に中央が茶色の”トト”がよく育てられます。ヒルタとは毛深いという意味で、葉が硬い毛でおおわれている特徴があります。触ると確かにざらざらしています(*’▽’)

ほかに花芯まで黄色いプレーリーサン。

ハクサンインターナショナルで開発された新色”アーバンサファリ”などがあります。

ルドベキアのなかでも小花がたくさん咲く”タカオ”は宿根性で学名:ルドベキア・トリロバ( Rudbeckia triloba )といい、ルドベキア・ヒルタとは性質的にも若干違いがあります。

育てると捕まるルドベキア

麻や芥子ではないので、麻薬に使われるというわけえではないのですが、ルドベキアの一種、 ルドベキア・ラシニアタ(Rudbeckia laciniata)日本名オオハンゴンソウ( 大反魂草 )は 許可なく栽培・保管・運搬・輸入・譲渡を行うことは禁止されている。

(ちなみにただのハンゴンソウは キク科キオン属 の別種。こちらは日本の在来種です)

これは 外来生物法外来種被害防止法。正式名称 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 によって定められている。

簡単に言えば外来の植物から日本の環境を守る法律です。

オオハンゴンソウはその丈夫さと繁殖力でどんどん生育息を広げ、今では北海道から九州まで日本全土で帰化が確認されている。これにより日本の従来の植生が大きく乱されておりそれを守るために育てることが禁止されているのです(゚Д゚)ノ

特に日光の国立公園などで繁殖が確認されており駆除が難しく問題になっている。ルドベキアのヒルタは今のところ駆除対象ではないが、千葉の一部で帰化が確認されたという報告もあり、今後もしかすると栽培禁止になるかも(@_@)

確かに丈夫だけど雑草化するほどではないから大丈夫だとは思うけどね(^_^;)

ルドベキア・ヒルタの育て方

雑草化が心配されるような種なので、管理は簡単です(*’▽’)

ルドベキアの用土

基本的に花用の培養土でOK。水はけの悪い安い土だと根腐れする可能性があるので水はけのよい土を使いましょう。自分で配合するなら赤玉7:腐葉土3の基本用土で問題ないでしょう。

ルドベキアの肥料

それほど肥料を必要としませんが、植え付けたときの元肥と10日に1度液肥を与えると花上りがよくなります。

ルドベキアの水管理

地植えは必要ないですが、鉢植えは乾燥が激しくなります。乾いたらしっかり水を与えます。乾きがひどい場合は一回り大きく植え替えましょう。

ルドベキアの管理

日当たり、水はけのよい場所に植えればほとんど管理はいりません。

冬越しは地上部が枯れたら、マルチで根を保護しておきましょう。ヒルタ種は1年草扱いなので「出てきたらラッキー」くらいの気持ちで管理するといいと思います。

まとめ

真夏もほとんど放置で次々花を咲かせるルドベキア。
園芸品種はお庭で楽しむ分には夏を飾る心強い味方です。

空き地などで大繁殖しているオオハンゴンソウは刈り取って繁殖を防いで日本の自然を守りましょう(゚Д゚)ノ

では、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

外来生物法外来種被害防止法などと略される。

個人には3年以下の懲役や300万円以下の罰金、人には1億円以下の罰金が科される

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