不思議植物、旅人の木は種もスゴイ!名前の由来から花言葉まで

タビビトノキ表紙

タビビトノキって知っていますか?

漢字で書くと『旅人の木』名前は聞いたことがなくても写真を見たら、「あ~見たことあるっ(*´▽`*)」ていう人も多いんじゃないかな。

その印象的な姿から、南国リゾート地なんかでよく利用される植物『旅人の木』

何であんな形しているんでしょうね(?_?)

気になる生体と不思議をご紹介します!

旅人の木ってどんな植物?何の仲間?

photo credit: pierre pouliquin พระบรมมหาราชวัง via photopin (license)

タビビトノキ(旅人の木)は 学名Ravenala madagascariensis

原生地では20mを超える常緑高木です。

バナナのような葉を扇状に展開する姿から和名「オオギバショウ(扇芭蕉)」の名前もあり、以前はバナナと同じバショウ科の分類されていました。

現在は観葉植物として人気のストレリチアと同じゴクラクチョウカ科として独立しています。

今の研究ではゴクラクチョウカ科タビビトノキ属に分類される、一属一種の特殊な植物。確かにその見た目は他に似た植物が思いつかないですね。

代表的な名前”タビビトノキ”は英名 “Traveller’s Palm (旅人のヤシ)” からの日本語訳。確かにヤシのように見えなくもないけど、全く別の品種。

原産地はどこかというと、これまた「まだ助かるまだ助かる……マダガスカル!」byゴー☆ジャス

サンミュージックHPより

いやー、園芸植物はマダガスカル原産って多い(^_^;) 学名に” madagascariensis ”ってつく植物のはほとんどがマダガスカルの固有種。隔離された島で独自の進化を遂げたので、一般的な視点から見ると不思議な姿の植物が多いんですよね!

なぜ旅人の木(タビビトノキ)と呼ばれるのか? Traveller’s Palm の秘密と誤解

旅人の木について調べたことのある方は、こんな由来を聞いたことないですか?

「旅人が喉を潤すために、その葉の付け根にたまった水を飲んで乾きをしのいだ」

とか、

「扇状に開く葉は正確に東西を向くため、旅人はその姿を見て方角を知った」

など。

あれ全部でたらめですから(゚Д゚)ノ

衝撃の事実発表!って感じですね。実際のところどうなのか、詳しい書籍を調べてみました。

タビビトノキは水を貯えない?

マダガスカル研究の第一人者、湯浅浩史氏の著書「マダガスカル異端植物紀行」によれば、

ラベナラ(タビビトノキ)の好む場所はそうした水辺である。広大な草原や乾燥地帯には見られない。はて、ラベナラの生育地で旅人は水に困るだろうか。

湯浅浩史氏の著書「マダガスカル異端植物紀行」より

実際に著者が葉の付け根にナイフを刺したところ、水辺のタビビトノキは確かに水を蓄えていたそうです。しかし、水の少ない山の斜面に生えるタビビトノキからは赤茶けた水が少し垂れるだけ(^_^;)

とても、のどの渇きを潤すのには向かないですね。

タビビトノキは東西を向かない?

では、葉の展開する方角が一定というのはどうだろう?

著者が現地で確かめたところによれば、東西南北店でバラバラ(*_*;

これでは旅人は迷いに迷ってしまいますね(^_^;)

リゾート地などに植えられる旅人の木はもちろん景観に合わせて向きを整えて植えられますから、まるで一定方向を向いて育つように考えちゃうけど、現地ではそんなことないんですね。

実用性というより、イメージ先行で名づけられた名前の様です(”ω”)ノ

タビビトノキは現地で重要な建築資材

タビビトノキは現地マダガスカルに生活する人々にとっては観賞用ではなく、生活に密接した建築用材として利用されています。

その大きな枝葉は屋根に敷いて雨よけに、幹は柱に、材木にとこの旅人の木を使って家を建てるのだそうです(≧▽≦)

ドライフラワーで人気!旅人の木の種

photo credit: guzhengman 旅人蕉 via photopin (license)

極楽鳥花の仲間ですが、花そのものは地味で、あまり観賞に利用されません。まあ、すごく高い位置で咲くので見えづらいのもありますけど(^_^;)

しかし、美しいのは花ではなく、そのあとにできる種。

まるで色を塗ったかのような美しすぎるコバルトブルーは、これが自然の色だなんてとても信じられません(◎_◎;)

コレ、着色してないんですよ!なんでこんな色なのか不思議で仕方ありません(*_*;

希少な種なので、手のひらに乗るくらいの大きさでも3000~5000円とかなり高価。

でも実際は樹高20mの木に咲く花ですから、その花だけで1m以上にもなります。その全体像がこちら↓

美しい(≧◇≦)

この状態でお店に並ぶことはほとんどないけど、実際見たらその大きさに驚くこと間違いなしです!

花が咲くまでにはかなりの年月が必要で、木も相当大きくないといけない。日本国内では夢の島熱帯植物園の温室にかなり大きな木があるから、タイミングがよかったら開花している姿を見ることができるかもしれませんよ( *´艸`)

旅人の木の花言葉は?

「何ものも恐れぬ精神」「緑いっぱいのトロピカル気分」

トロピカル気分って(^_^;) そんな花言葉聞いたことないけど、そうみたいです。まあ、 「何ものも恐れぬ精神」 っていうのはギフトに贈ってもいい言葉ですが、旅人の木はあまり一般的ではない観葉植物なので流通は少ないです。

旅人の木の育て方

タビビトノキは観葉植物として育てることができます。写真で見るような高木に育てるのは無理かもしれませんが、育て方はストレリチアと同じで大丈夫なのでそれほど難しくありません。チャレンジしてみてはいかがですか(≧▽≦)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

タビビトノキ 10号鉢 H180cm
価格:23800円(税込、送料無料) (2020/2/13時点)

若いうちは、扇状に開く姿がわかりにくいのでストレリチアニコライ(オーガスタ)と見分けがつかないですね(^_^;)

旅人の木とオーガスタ(ストレリチア・ニコライ)の違い

観葉植物として売られているサイズでは2種の違いは分かりにくいです(;´Д`)

しいて言えば、旅人の木の方が全体に葉の色が薄く、厚みも薄めで柔らかい印象があります。

逆にオーガスタはがっちりとしていてつやがある印象。

ただしこれは栽培環境でも変化するので確実とも言えないですね。

参考に楽天で販売している観葉植物。左が旅人の木、右がオーガスタ。写真クリックでもっとたくさんの写真が見れます(”ω”)ノ

旅人の木の土

水はけのいい観葉植物の土を使用しましょう。過剰な水は根腐れを起こすので注意です(”ω”)ノ

旅人の木 の置き場所

耐陰性はあるので室内の明るい場所でも大丈夫です。しかし日が弱いと間延びして葉茎が弱くなって倒れてくるのでできるだけ明るい場所に置きましょう。

旅人の木 の耐寒性は?

マダガスカル原産のため寒さは苦手、オーガスタやレギネなどほかのストレリチアよりも寒さに弱いといわれているので、冬は10度以上を確保できる環境で育てるのがいいでしょう。窓のそばの冷気や、冷たい水での潅水なども注意しましょう。

冬は水の吸い上げも劣るので、表面が乾いてから2~3日後に水をあたえるくらいで十分です。

旅人の木 の肥料は?

生育期である暖かい季節5~9月に観葉植物用の肥料を2ヶ月に1度くらい与えます。

過剰に与えると大きくなりすぎて手に余るので、控えめに与えるようにしましょう。

旅人の木 の植え替えは?

成長すると鉢の中が根でいっぱいになってしまいます。1~2年に一度一回り大きく植え替えましょう。

タビビトノキは成長するに従い根が大きく、背も高くなります。これは小さく仕立て直すことはできないので少しきついぐらいのサイズで成長を押さえながら育てましょう。そのほうが長く栽培を楽しむことができます。

まとめ

旅人の木は旅人にやさしくない木だったという、衝撃の真実(^_^;)

観葉植物としてはオーガスタの劣化互換種みたいなものだから、あまり無理に育てるようなものではないですね。

九州や沖縄なら地植えで大きく育たられるから、巨大な庭木として栽培するのも楽しいですね(≧▽≦)

うまく花が咲いて種がつけばヤフオクで売れば大儲けできるかもしれないですよ?!

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です