甘柿あま(゚Д゚)渋柿しぶっ(+o+)。でも糖度は同じ?

 柿の美味しい季節がやってまいりました(*´ω`*)

 日本の誇るメイドインジャパンな果物「柿」リンゴや梨など他の秋果物におされて、いまいちマイナー扱いされることの多い柿ですが、その甘さたるや果物界でもトップクラス!

 イチゴで10くらい。りんごは12~14、梨は低めで12くらい。

 甘さの素晴らしいメロンでも15~17。

 その中で柿はメロンにに匹敵する16~18と、驚くべき甘さを持っているのです。

 もっとも甘みを感じるのは「干し柿」甘さがぎゅーっと凝縮されて、砂糖菓子のような甘さ(*´ω`*)

​ もっとみんなに食べてもらいたい果樹ですね。

(現在の品種の原産は中国と言われているが品種の確定には日本の自生種もかかわっていたという話もあるので、柿は日本の果物と言っていいのではないでしょうか)

日本中で栽培可能、お家でも簡単に大量収穫!

​ この季節になると、ちょっと田舎に行けばお庭に大きな柿の木があって、たわわに実っている風景を見ることができます。

 柿の栽培は果樹の中でもかなり簡単な部類に入るから、昔から家庭果樹の定番だったんですね(^^)

 (日本には1000種近い柿の品種があるといわれています。)

 でも10月も終わりになってまだ木に沢山実ったままの実の場合、それはほとんど渋柿です(*_*)

カキの分類

 柿には大きく分けて甘柿と渋柿、さらにそれぞれ完全甘柿・不完全甘柿。完全渋柿・不完全渋柿と分類されます。

  • 完全甘柿…タネが入らなくても渋が抜けて甘くなる。
  • 不完全甘柿…タネが入ると、渋が抜ける。タネが入らないと渋い。
  • 不完全渋柿…タネが入ると、その周りが少し渋が抜ける。だけどやっぱり渋い。
  • 完全渋柿…種が入ってもやっぱり渋い。

 お店で売ってる品種で言えば、富有や次郎は完全甘柿。それに対して、果肉に黒いシミのような模様(ゴマと呼ばれる)が入っている甘柿、西村早生などは不完全甘柿になります。

 種無し柿などの名前で出回るヒラタネナシ(庄内柿)は不完全渋柿。通常出荷前にアルコールを使って渋抜きをします。

 完全渋柿は干し柿にされることが多いですね(*´ω`*)

​完全甘柿やアルコールで渋を抜いた柿はきれいなオレンジの果肉だが、不完全甘柿は種の周りに黒い染みができる。見た目が悪いけどこれができないと渋いまま(*_*)

また、甘柿であっても9月の気温が低いと渋が抜けきらないことがある。東北以北の栽培は注意が必要です。

ところで渋柿の「渋」ってナニ??

​実は渋柿も、甘柿も糖度で見れば同じように高い。しかし、含まれる「渋」によって甘みよりも強烈に舌が刺激を受けて甘みを感じられなくなる。

これの原因が「タンニン」これが舌のたんぱく質と結合して、味覚というより痛みに近い感覚で長く影響が残る(@_@)

このタンニン=渋、普通は水に溶ける形で存在している(水溶性)これを水に溶けない形にすると口に入れても渋みを感じなくなる。これが「渋抜き」

つまり渋がなくなっているのではなく、私たちが気づかなくなってるだけ(゚Д゚)ノ

タンニンはアルコールや二酸化炭素で発生するアルデヒドと結合することで水に溶けなくなる。それにより渋を感じなくなる。

渋抜きはこの仕組みを使っておいしくいただけるようにするんですね(^^♪

詳しい仕組みは難しいから書かないけど、何とか美味しく食べようと試行錯誤した昔の人はスゴイ。

ちなみに、渋抜きした柿でジャムを作ると酸などの影響で渋が還元される場合があるそうなのでご注意を(@_@)

柿の苗木を育てよう!

​ホームセンターの果樹苗のコーナーに行けば結構いろんな品種が売ってます。ですが、一つ言いたい(゚Д゚)ノ

ホームセンターの柿の苗木は買わないほうがいい。

なぜホームセンターの苗木はやめた方がいいのか?

柿の木は根が深い。直根で下に深く伸びる。だからほかの苗と違い少し深いポットで売られることが多いのだが、それでも小さい!

小さいポットに入れるためにかなりがっつり根を切られている苗が多いのが現実(-.-)

根を切られるともちろん株の生育が悪くなる。

柿でたまに起こるのが「眠り」と言われる現象だ。

枯れているわけではないのに、春になっても芽が出てこない。夏ころになってやっと展開することもあるし、そのまま1年葉を出さないこともある。こういったことが起こりやすいのも柿ならでは。

正確にわかっていないが、根がしっかり準備できていないのが原因でないかと言われている。

これを防ぐためにも柿はポットの少し大きめの苗を買うのがおすすめ。根さえ張ってしまえばそれほど手がかからないのが柿のいいところです。

実をつけるには受粉樹があったほうがいい

カキの木にしっかり実をつけるためには花粉を出す雄花をつける木が必要。

それがコレ、禅寺丸。雄花を多くつけ花粉を必要とする木の受粉樹に便利。実は小さめだが禅寺丸も不完全甘柿。普通に実を食用にできます。

渋柿も甘柿も禅寺丸があったほうが実が途中で落ちてしまうことが少ない。

渋柿は意外と自家結実性が高いので1本でも実がつきやすいが、柿は自分の花粉では種ができなかったり、雄の花そのものが咲かない品種も多い。

完全甘ガキなら1本で実も膨らむし、渋も抜けるが、途中で落ちる生理落下が増え収量は少なくなる。

甘柿を育てるなら禅寺丸が必須。渋柿ならまああってもなくても大丈夫。ってところでしょうか。

今植えるなら柿の最新品種がおすすめ!

甘柿と言えば「富有」「次郎」でしたが、現在は改良が進み、さらにおいしい柿がたくさん!

まだ実の販売が少なかったり、高級なものもお庭で作れます。

高級ブドウなどに比べれば栽培も簡単だからぜひ挑戦してみたいですね(^^♪

ホームセンターではなかなか売ってないから、ネットで探すのがいいですよ。

近くに専門店があれば、美味しい品種を相談するのもいいかも(∩´∀`)∩

柿の木は紅葉もきれいだから、庭木としても楽しいですよ。

ちなみに、英語で柿はパーシモン(persimmon)(‘ω’)

意外と知られてないから自慢できるかも・・・では、よい園楽を~(。・ω・)ノ゙


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