カシワの葉のような大型アジサイ「柏葉アジサイ」

カシワバアジサイ表紙

アジサイの中でも背が高く円錐状の花を咲かせるアジサイが「柏葉アジサイ」です。

普通のアジサイとは違ったボリュームのある花は圧巻(゚Д゚;)

お庭に植えると大迫力大きな株に育ちます。

柏葉アジサイの特徴

柏葉アジサイはアジサイ科アジサイ属 Hydrangea quercifolia の落葉低木。低木とはいっても2m近くまで大きくなります(^_^;)

花は基本的に白のみ。

一番の特徴は、なんといってもアジサイらしからぬ姿。

ピラミッド型の大きな花はもちろん、葉も切れ込みが深く入りまるで柏の葉の様です(≧▽≦)

まさに柏葉アジサイ。

そんな見た目も雰囲気も全く違う柏葉アジサイですが、性質としては普通のアジサイと同じなので、普通のアジサイと同じように管理や剪定を行います。

柏葉アジサイの剪定

柏葉アジサイは普通のアジサイと同じように8月ごろには来年の花芽を準備します。

そのため秋以降に剪定してしまうと、来年花が咲かなくなってしまいます(゚Д゚)ノ

剪定は花後すぐに、7月までにま終わらせておきましょう。花を切った下の芽から次の年の花芽を伸ばします。剪定しないとどんどん高くなってしまうので希望のサイズに合わせて枝の長さを調整しましょう。

柏葉アジサイは花もちがいいので花を最後まで見ようとすると、剪定のタイミングを逃してしまいます。7月中には剪定が終わるように注意しましょう。

柏葉アジサイの好む場所

柏葉アジサイは日差しにも強そうですが、そんなこともなく強い日差しでは簡単に日焼けしてしまいます(^_^;)

そのため植え付けは半日陰の乾かない土壌を選んで植え付けます。

午前中の光が当たり、午後からの強い日差しがさえぎられる木陰や建物の東側がおすすめです(=゚ω゚)ノ

柏葉アジサイの土

乾燥しすぎる土は苦手。鉢植えなら普通の培養土でOK。

お庭植えの場合はたい肥や腐葉土をしっかりすき込んで植え付けしましょう(≧▽≦)

株が大きく育つから、植穴は植え付ける株の根の2~3倍大きい穴を掘って土づくりしましょうね。

柏葉アジサイの肥料

冬の寒肥と、花後のお礼肥えに固形の油粕などを与えましょう。

お庭植えの場合は肥料がなくてもそれなりに育ちますが、肥料があるとより花付き・生育ともによくなります。

寒肥は肥料とともにたい肥を株の周りに混ぜることで、土をふかふかに保ち次の年の生育に良い影響を与えますよ(≧▽≦)

柏葉アジサイの管理

乾燥が苦手なので、時に夏場の水切れに注意しましょう(゚Д゚)ノ

地植えの場合はそれほど心配する必要はないですが、鉢植えの場合は夏は1日に2~3回水やりが必要なくらいよく乾きます。

夏は来年の花芽を作る重要な季節。ここで水を切らすと来年の花がつかない場合があります。注意しましょう(゚Д゚)ノ

大型になるアジサイなので、大きめの鉢にするか地植えで育てるのがおすすめです。

柏葉アジサイの品種

柏葉アジサイの花は白が基本で、それほど品種は多くありませんが、近年は赤花の品種も出てきています。

土の酸度で色が変わることはないので、赤い花のアジサイが欲しい方は検討してみてはいかがですか?

赤花カシワバアジサイ”ルビースリッパーズ”

咲き始めはモスグリーン。次第に純白に変わり次第に赤く色づくという色変わりを楽しめるアジサイ。とはいえいつまでも花をつけておくと来年の花が咲かなくなってしまうので7月中には切り取るようにしましょう。

葉は秋に真っ赤に紅葉します(≧▽≦)

基本種、一重咲きカシワバアジサイ「スノークイーン」

基本となる柏葉アジサイ。葉は秋に真っ赤に紅葉します。

豪華八重咲カシワバアジサイ「スノーフレーク」

八重咲のため、花が非常に豪華!近年人気のカシワバアジサイです。

まとめ

何しろ豪華な花が魅力。

大きく育つので植える場所をよく考えて植え付けましょう。

特徴的な葉は花の後も庭木としてお庭を彩ってくれます。真っ赤に染まる紅葉は見事(≧▽≦)

これは他のアジサイでは楽しめない。

ぜひお庭に一本いかがですか?

では、皆様よい園楽を~(。・ω・)ノ゙

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