クリスマスといえば、西洋ヒイラギ ホーリーナーイツ(^^♪

クリスマスの飾りに使われる、クリスマスホーリーこと、「セイヨウヒイラギ」赤い実が可愛いですよね(*^^*)

でも、意外と知られていない植物だったりします。

西洋ヒイラギはヒイラギにあらず?!

この時期になると、クリスマスの飾りとしてよく飾られるセイヨウヒイラギ。だけど、うちのヒイラギにはいつになっても実がつかないの(*_*)って言う方も多いのでは?

それ、きっとただのヒイラギで、セイヨウヒイラギじゃないですよ(^_^;)

実はセイヨウヒイラギと日本のヒイラギは全くの別種。

左が普通のヒイラギ 右がセイヨウヒイラギ

見た目は似ているけど、分類上モクセイ科モクセイ属のヒイラギと、モチノキ科モチノキ属のセイヨウヒイラギと、かなり縁遠い植物。

見分け方としては、葉のつき方がモクセイ科は対生(左右同じ高さから揃って展開する)とモチノキ科は互生(互い違いにつく)とはっきり違うので今度よく確認してみて(^O^)/

後は実。セイヨウヒイラギはもちろん冬に赤い実をつけるけど、ヒイラギは秋に花が咲いて、5~6月に黒い実をつけるんです。

でも、ヒイラギはオスとメスの木があって、あまり雌の木は植栽されていないのか、実を見る機会は殆ど無いですね。

セイヨウヒイラギにも種類がある

一般的な「セイヨウヒイラギ」(西洋柊、学名:Ilex aquifolium)の他にも、園芸用ではチャイニーズホーリーと呼ばれるセイヨウヒイラギも流通している。こちらは中国原産の正式名ヤバネヒイラギモチ(学名Ilex cornuta。別名シナヒイラギヒイラギモチ)で、葉が若干丸みを帯びている。実が大きく、実付きもいいので近年鉢物だとチャイニーズホーリーをクリスマスホーリーとして扱っていることも多いみたいですね。

 

あんまりヒイラギ感がない・・・

セイヨウヒイラギとクリスマスの関係は?

クリスマス飾りとしてよく目にするセイヨウヒイラギ、クリスマスホーリーですが、クリスマスの関係が気になるところ。

・セイヨウヒイラギはキリストの足元から生えた?!

キリスト教ではキリストの足元から初めて生えた。そう言い伝えられているそうです(゜o゜)

・キリストの茨冠に使われた?!

はりつけにされたキリストのかぶった茨の冠に使われキリストの血で実が赤く染まったと伝えられている。

・セイヨウヒイラギには魔力がある?

これらのことから別名「キリストの刺」「聖なる木」とも呼ばれクリスマスの飾りに使われるようになった。

というのが、よく言われる話だが、民族植物学的にはちょっと違うらしい。

なぜなら、キリストが処刑されたパレスチナにはセイヨウヒイラギが分布していないから(゚Д゚;)

・じゃあなんでクリスマスにセイヨウヒイラギが用いられるのか??

キリスト教はその勢力を広げるために、もともとその地にあった土着信仰をとりこんで勢力を拡大していった背景がある。

もともとセイヨウヒイラギもモミの木も、ヤドリギまでもがゲルマン民族が進行していたドルイド教で神聖視されていたもので、改宗した後もキリスト教に取り込まれ、現在のクリスマスツリーなどの形に変わっていったらしい。

クリスマスツリーの歴史は意外に浅くて、広まったのはイギリスですら十九世紀になってから(゜o゜)

なんと、もとは他宗教のパクリだったとは・・・

ついでだからヒイラギについて語ってみる。

古い家で生け垣や玄関先に植えられている木は、ハイカラなお宅でない限りほとんど普通のヒイラギだと思われる。

それもそのはず、西洋だけではなく、日本でもヒイラギは魔よけの木として利用されてきた歴史がある。あの棘は確かに魔を払いそう(^_^;)

名前だって「ひりひりする」という意味の「疼(ひいら)ぐ」が語源と言われているくらいだからね。

防犯用の生け垣に使われていたのも納得。

それ以外にも民族植物学的視点からみると、魔除けの意味が色々あるようなので、こちらは来年の節分のネタにとっておきますね。

ヒイラギは金木犀の親戚。ハーフも登場!

セイヨウヒイラギが「モチノキ」の仲間なら普通のヒイラギは何の仲間?

それは「キンモクセイ」の仲間なんです!見た目ちっとも似ていないようですが、おんなじ仲間。

その証拠に、花は同じ秋に咲き、春に黒い実をつける。まあ、キンモクセイは実をつけないから実は比べようがないけど(なぜ実をつけないかはまた今度|ω・)

花もヒイラギは白だけどそっくりですよ。

他にもあるヒイラギの名がつく植物。

ヒイラギモクセイなんとヒイラギと銀モクセイ(キンモクセイの白花)のハーフ( ゚Д゚)

キンモクセイに似た白い花を秋に付け、よい香りも!

葉は棘のあるキンモクセイの葉のよう。丈夫でよく茂るし、半日陰でも育つから生け垣としてよく利用されているね(^^♪

次は「ヒイラギナンテン

これはヒイラギとナンテンのハーフ・・・ではなく(;^ω^)

ヒイラギみたいな葉をした「ナンテン」の仲間でヒイラギとは全く関係ないです。

メギ科ヒイラギナンテン属に分類され、通常は春に黄色い花をつけ、夏前に青い実をつけます。最近は冬咲きの園芸品種も人気。

アマミヒイラギ。名前の通り奄美諸島に分布するヒイラギ、というかセイヨウヒイラギの仲間。

ヒメヒイラギの別名通り、葉は1cmに満たないほど小さい。

奄美出身だけあってほかのヒイラギに比べて寒さは苦手だけど、仙台近辺では地植えで越冬できる程度には耐寒性あるらしい。

ただ残念ながら、木が大きくなってくると葉の棘がなくなっちゃうんだって!それは可愛くない!

いかがでしたか?ヒイラギの秘密。この記事を読んだ皆さんはもうヒイラギとセイヨウヒイラギ、見分けられますよね?

最後に問題。これはモチノキ科?それともモクセイ科?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは、「モクセイ科 五色ヒイラギ」でした(^^♪

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